MENU

車一括査定10社ランキング|185名の売却実績・差額平均+51.0万円

損しない車の購入/売却・リセール情報を毎月更新

ケンタ車分析 プロフィール画像

ケンタ車分析

中古車業者オークション会員 古物商許可証(自動車商)

目次

はじめに

ケンタです。中古車業者オークションの現役会員で、車のリセール検証ブログを3年運営しています。

LINEでよく聞かれるのが、「結局、車を売るときはどこに頼めばいいの?」という相談です。こういった疑問に答えます。

この記事の順位は、LINE経由で売却後にご報告いただいた185件の実例をもとに決めています。平均差額や車種別の傾向も、実際の報告内容から集計しました。ご報告くださった皆さん、本当にありがとうございます。

結論からお伝えすると、車のタイプによって合う組み合わせが変わります。下の表で、ご自身の車がどのタイプか確認してください。

LINEで相場調査を受けた方は、僕がお伝えした相場と実際の査定額を照らし合わせながら見てください。この記事は、売却先を決めるための判断材料として使ってもらえれば大丈夫です。

あなたに合うサービスの振り分け

正直に言ってしまうと、車買取査定サイトに「どんな車にも万能の1社」は存在しません。LINEで7,000人を超える方の相場調査をしてきた中で見えてきたのは、車のタイプによって相性のいいサービスがはっきり分かれているということでした。

軸になるのは大手買取店に強いMOTAと、専門店・輸出店に強いCTNの2本柱です。これに、海外輸出が強い車種や古い車にはオークション形式のセルカを、買取で査定がつきにくい輸入車・希少車にはプロ仲介の個人売買カババを組み合わせると、手取りを伸ばしやすくなります。

あなたの車のタイプおすすめの組み合わせ
国産一般車・国産人気車プリウス/アクア/ヤリス/フィット/ノア/ヴォクシー/ハリアー/カムリ/ノートオーラ などMOTA + CTN
海外輸出が強い車アルファード/ヴェルファイア/ランクル300・250・70/プラド/レクサスNX・RX・LX/ジムニー/ジムニーシエラ などMOTA + CTN + セルカ
輸入車・希少車・旧車BMW/ベンツ/アウディ/ボルボ/絶版モデル/低走行の希少グレード などカババ + セルカ
古い車・走行距離が多い10年超・10万km超(車種問わず)セルカ + MOTA + CTN

迷ったら「MOTA × CTN」のセット使いが手堅いです。 MOTAは大手買取店、CTNは専門店・輸出店に強く、提携業者がほぼ被らないため、両方使うだけで競合数が約2倍になり高い査定に届きやすくなります。どちらも無料・電話は上位3社のみなので、2つ使っても手間はほぼ変わりません。

※地方在住の方は、MOTA単独だと業者が3社揃わないケースがあるので、上記の組み合わせに加えてCTN併用が無難です。

とはいえ車種やコンディションで相性は変わるので、上の表で自分のタイプを確認したら、この後のスペック比較表上位3社の詳しい解説で各サービスの中身も見てから決めてもらえれば大丈夫です。

車買取査定サイト おすすめ10選|スペック比較表

まず結論として、各サイトの基本スペックをひと目でわかる形にまとめました。サービス名(ロゴ)をタップすると公式サイトに飛びます。詳しい解説はこのあと1社ずつ書いていきますね。

提携業者数査定方式電話の頻度成約手数料評価特化/強み
1,500社以上Web事前査定上位3社のみ無料★★★★★4.7国産人気車に強い事前査定→上位3社のみ電話。プリウス・アルファード・ヴェルファイア等
600社以上AI事前査定上位3社のみ無料★★★★★4.5輸入車・SUV特化AIが3社マッチング。輸出ルートを持つ専門店ネットワーク
160社以上一括査定最大10社無料★★★★4.3最大10社同時査定JPUC加盟業者のみで構成。スピード対応・短時間で結果が揃う
8,000社以上オークション1社のみ3.3万円★★★★4.2CtoBオークション全国の中古車店が入札。中間マージン排除で高値が出やすい
個人売買プロ仲介の個人売買なし5.5万円〜★★★★4.1個人間売買フリマプロが査定・仲介。乗りながら出品OK。中間業者を介さず買い手へ直接
8,500社以上オークション1社のみ無料★★★★4.0全国規模オークション1回の査定で全国8,500社以上が入札。電話は落札した1社のみ
100社以上Web一括査定希望業者のみ無料★★★★3.9業者選択型個人情報不要で概算が見える。連絡したい業者だけ自分で選択
一括700社
オークション5,000社
一括/オークション最大30社無料★★★★3.8一括 or オークション選択式申込時に一括査定700社かオークション5,000社のどちらかを選択。提携数は業界最大規模
200社以上一括査定最大10社無料★★★★3.7上場グループ運営東証プライム上場のファブリカ系。提携業者を自社審査で厳選
300社以上写真一括査定希望業者のみ無料★★★★3.6写真完結・非対面写真と情報のみで全国300社以上が見積もり。電話は希望業者のみ

※評価は中古車業者オークション現役会員の僕が、各サイトの仕組みとLINE経由の売却報告185件から独自に判定したものです。

迷ったら、タイプ別のおすすめに戻ってください。

サービス名だけで選ぶより、車のタイプに合わせて「MOTA × CTN」「MOTA × CTN × セルカ」などの組み合わせを見る方が失敗しにくいです。

自分に合う査定サイトをタイプ別に確認する

各社の詳しい解説(まず見るべき上位3社)

売却先に迷っている方は、まず上位3社だけ読めば大丈夫です。4位以降は、条件が合う方だけ確認できるよう後半にまとめています。

1位 MOTA車買取|電話は上位3社のみで高額査定

MOTA車買取の仕組み
★★★★★ケンタ評価 4.7 / 5.0

ひとことで言うと、MOTAは「電話ラッシュを避けながら、まず基準額を取りたい人」に向いています。

事前査定で査定額が高い上位3社だけが連絡してくる仕組みで、電話ラッシュになりません。LINE経由で届いた売却報告でも利用が多く、平均+51.0万円の差額もMOTA経由のケースから多く出ています。国産人気車種(プリウス・アルファード・ヴォクシー等)に強い一方、地方や不人気車だと3社集まらないこともあるので、そのときは2位のCTN併用がおすすめです。

業者側としては:MOTAは結構厄介な仕組みなんですよ。「事前査定で他社と比較されている」と最初からわかっているので、安易に低い金額を出すと上位3社に残れない=商談自体に進めなくなるんですよ。だから業者は最初から強めの金額を出さざるを得ない構造になっています。これがユーザー側にとっての強さです。

2位 CTN一括車査定|輸入車・SUV・希少車に強い専門店査定

CTN一括車査定の仕組み
★★★★★ケンタ評価 4.5 / 5.0

CTNは、輸入車・SUV・希少車など、一般的な買取店だけでは価値が拾われにくい車で候補に入れたいサービスです。

AIが最適な3社を選び、その3社からだけ連絡が来る仕組み。輸入車・SUV・旧車・輸出向け車種に強い専門店が多く、MOTAでは出ない金額が出ることがあります。国産一般車だけだと提携業者が薄いので、MOTAと併用が基本ですね。

業者側としては:CTNには輸出に特化した業者・海外輸出向け専門店が中心に集まっています。アルファード・ヴェルファイア・ランクル・レクサスなど海外需要が強い車種は、海外の最終買い手から逆算して値付けする業者が動くので、国内の一般買取店では出ない金額が出ることがあります。

3位 ズバット車買取|スピード対応・JPUC加盟で安心

ズバット車買取の仕組み
★★★★ケンタ評価 4.3 / 5.0

ズバットは電話対応の手間はありますが、急ぎで複数社を競わせたい人には今でも有効です。

申し込み直後に最大10社から一斉に電話が来る昔ながらの一括査定。JPUC加盟業者のみで悪質業者リスクは低く、当日中に話が進むスピード感が強みです。電話に出る余裕があって急ぎで売りたい方向け、留守電を活用すれば折り返しは自分のペースでコントロールできます。

業者側としては:ズバット系の一括査定は「電話を最初に取った者勝ち」の世界なので、申込直後にとにかく電話が鳴るんですよ。逆に言えば、ユーザーが落ち着いて1社ずつ捌けるなら、業者を最大限競わせられる王道の構造でもあります。電話に強い方には今でも有効です。

4位以降のサービス(条件が合う方だけ確認)

ここから先は、上位3社以外の選択肢も確認したい方向けです。条件に合いそうなサービスだけ開いて見てください。

4位 セルカ|電話1社のみ・オークション形式で高額売却
セルカの仕組み
★★★★ケンタ評価 4.2 / 5.0

電話も査定も「セルカ」1社だけで完結するオークション形式。提携業者8000社以上から高値の業者に売れます。成約手数料3.3万円かかりますが、輸出業者が多く参加しているので、古い車・走行距離の多い車でも高値が出やすいのが強み。手数料込みの「手取り額」で他社と比較してください。

業者側としては:セルカは業界では「いい車(=状態が見える車)が来る場」として知られています。一般のユーザーが直接申し込んでくるオークション形式なので、「整備履歴が分かる・前オーナーの顔が見える」車が並びます。だから手数料を払っても強気の入札が集まりやすい構造なんですよ。
5位 カババ|個人売買で中間マージンゼロ・手取り最大化
カババの仕組み
★★★★ケンタ評価 4.1 / 5.0

プロが仲介する個人売買で、買取店の利益・経費が引かれないため理屈上「最も高く売れる」方法。出品中も車に乗れて、売れなければ手数料無料です。買い手が見つかるまで数週間〜かかるので、並行してMOTAで査定も取って比較するのが現実的ですね。希少車・旧車・人気モデル向け。

業者側としては:個人売買は僕らにとっては「商売敵」なんですよ。なぜなら買取店→業者オークション→販売店→個人購入者という流通経路の中間を全部すっ飛ばすので、本来業者が取るマージン(10〜30万円)が全部ユーザーの手取りになります。時間に余裕があるなら、業者を介さないこの方法が手取り最大なのは事実です。
6位 ユーカーパック|電話ゼロ・業者との交渉不要のオークション査定
ユーカーパックの仕組み
★★★★ケンタ評価 4.0 / 5.0

1回の査定で全国8,500社以上の業者が入札する仕組み。電話は1社のみ・個人情報は業者に流れず・手数料も無料です。即日現金化はできず1〜2週間かかるので、「急がない・電話を浴びたくない・手数料も払いたくない」方の選びやすい方法です。

業者側としては:ユーカーパックには参加している業者も多くて、僕ら側からすると「写真と査定データだけで判断する」ので、状態のいい車には強気でいくし、不安要素のある車は控えめにいく傾向があります。だから状態に自信のある車ほど向いていますね。修復歴や事故歴がある車は、他のサービスとも併用して比較すると安心かなと思います。
7位 マイカースカウト|申し込み前に相場確認・業者を自分で選べる
マイカースカウトの仕組み
★★★★ケンタ評価 3.9 / 5.0

査定依頼を出す前に概算価格がわかり、連絡を取りたい業者を自分で選べるのが最大の特徴。勝手に電話がかかってくることはありません。提携業者数が大手ほど多くないので、メインで使うよりは「申し込み前に相場を知る」用途で、MOTAやCTNと併用するのが現実的です。

業者側としては:マイカースカウトは業界ではまだ新参扱いで、参加業者数も他サイトに比べると少ないんですよね。ただ「ユーザー側が業者を選ぶ」という構造は業者にとって厳しい仕組みなので、選ばれた業者は強気の金額を出しやすい。今後伸びる可能性のあるサイトですが、現状では併用前提が無難です。
8位 カーセンサーnet|業界最多の提携業者数で限界価格を狙う
カーセンサーnetの仕組み
★★★★ケンタ評価 3.8 / 5.0

リクルート系の最大手で、一括査定(提携700社)とオークション形式(5,000社)の両方が選べる老舗サイト。最大30社まで連絡が来るので、電話に余裕がある方向けですね。「メール連絡のみ希望」と備考欄に書けば電話は抑えられます。上位サイトで満足できなかった場合の補完位置づけです。

業者側としては:カーセンサーは業者数が多い分、提携している業者のタイプも幅広いです。電話のやり取りに慣れている方には選択肢の一つですが、無理にメインで使う必要はないかなと思います。1〜6位で十分なケースがほとんどですね。
9位 車選びドットコム|上場企業運営・JPUC認定の安心査定
車選びドットコムの仕組み
★★★★ケンタ評価 3.7 / 5.0

東証プライム上場のファブリカ運営、JPUC認定の優良業者のみが参加しているのが強み。提携業者200社以上で最大10社から連絡。電話は来ますが、加盟業者だけなのでしつこい営業や強引な契約のリスクは低めです。「信頼できる業者とだけ取引したい」方向け。

業者側としては:JPUC加盟業者は業界の自主ルールを守っている店なので、契約後の減額や無理な交渉といったトラブルは少ないです。一方で「優良な業者だけ」だと尖った高値を出すアグレッシブな業者が少なめになるので、高値を狙うというよりは「安心して任せたい」方向けですね。
10位 カチエックス|写真だけ・完全非対面で車査定
カチエックスの仕組み
★★★★ケンタ評価 3.6 / 5.0

写真をアップすれば全国の業者が入札、金額交渉もスタッフが代行してくれるので査定段階での電話は一本も来ません。完全非対面が強み。写真の質が査定額に直結するので、明るい屋外で丁寧に撮ることが必須ですね。「人に会いたくない・写真を丁寧に撮れる」方向けです。

業者側としては:写真査定は「実車を確認できないリスクが残る」ので、入札額がやや控えめになる傾向があります。逆に言えば、写真の質と量で印象が大きく変わるので、スマホで明るい屋外で多めの枚数を撮る・気になる箇所はアップで撮るを徹底すると、業者から見たときの印象が良くなりやすいかなと思います。

平均+51.0万円で売れている理由(LINE経由で届いた売却報告185件)

LINEで売却報告をくださった視聴者の皆さんからの実際のメッセージ
LINEで売却報告をくださった視聴者の皆さんから頂いた、実際のメッセージです。いつも本当にありがとうございます(掲載許可をいただいたうえで、プライバシー保護のためお名前・アイコン画像は変更しております)。

「ディーラーの下取り査定より一括査定のほうが高い」という話は知られていますが、なぜそんなに差が出るのか、構造から説明していきますね。

ディーラー下取りは「自社で売れる範囲」の値付け

ディーラーが下取った車は、基本的にそのディーラーの中古車部門で再販売されます。つまり下取り査定は「うちで売れる金額」から逆算されているので、すべての車を一律に強気で買うことはできないんですね。特に他メーカー車・古い車・走行距離が多い車は、下取り価格が大きく下がります。

業者オークション会員店は「全国の最終買い手」を持っている

一括査定で連絡が来る業者の多くは、業者オークションの会員店です。彼らは「自分の店で売る」だけでなく、業者オークションに転売する選択肢を持っています。輸出業者・地方の専門店・改造ベース車を探している店など、全国の買い手にアクセスできるので、ディーラーよりも強気の金額を出せるんですね。

実データで見る車種別の差額

LINE経由で届いた売却報告185件をもとに、差額の傾向を集計しました。代表的なケースを表にまとめました。

区分件数差額
報告事例全体185件平均 +51.0万円(中央値 +40万円)
アルファード(全仕様)16件平均 +62万円
レクサスNX10件平均 +62万円
ハリアー8件平均 +53万円
ヴェルファイア6件平均 +64万円
ランドクルーザー70個別事例+178万円(全件中の最大)

差額が大きく出やすいのは、こんな車種傾向ですね。

  • ハイブリッド車(プリウス・アクア・ノアヴォクシー・カムリなど):燃費需要で買い手が多い
  • SUV・ミニバン(プラド・ランクル・アルファード・ヴェルファイア・ハリアー):海外輸出需要が強い
  • 輸入車:専門店ルートで価値が大きく見直される
  • 10年以上・10万キロ超の車:国内では値がつかなくても海外では現役需要あり

逆に差が小さいのは、軽自動車のごく一般的なグレード・特殊な改造車・事故修復歴の大きい車です。これらは買取店も業者オークションも値付けの幅が狭くなりますね。

申込で失敗しない3つのコツ

ここからが、この記事で一番大事な部分です。査定サイトを選ぶより、申し込み方で買取額は大きく変わります。LINEで届いた売却報告を見比べてきた経験から、効果が確実な3つだけに絞ってお伝えしますね。

① 写真登録は重要/業者の本気度が変わる

なぜ必要か

事前査定の段階で写真がないと、業者には「中身がわからない車」として伝わります。中身がわからない車の査定は、リスクを織り込んで控えめな金額になるんですね。逆に、状態がはっきりわかる車は「これは丁寧に乗ってきた車だな」と判断され、最初から本気の金額が出やすくなります。

これはMOTAやCTNのような「事前査定で上位3社が決まる」サービスでは特に重要です。写真ナシの段階で本気度の低い金額しか出ないと、そもそも上位3社に強い業者が入ってこなくなりますからね。

何を撮ればいいか

  • 外装:フロント斜め/リア斜め/側面(左右)/ホイール
  • 内装:運転席シート/後部座席/ダッシュボード/走行距離が映ったメーター
  • 装備:純正ナビ画面/純正・社外パーツ(マフラー・ホイール等)
  • 整備記録:整備記録簿の表紙

合計10〜15枚を目安に。明るい場所(屋外の昼間)で撮るだけで、暗い屋内駐車場の写真に比べて見栄えがまったく違ってきます。

LINEで相談くださった皆さんの愛車写真の例
LINEで相談くださった皆さんの愛車写真の一部です。査定時もこのレベルで丁寧に撮ると、業者の本気度=買取額が変わります。

コメント欄に書くこと

  • 禁煙車かどうか、ペットを乗せていたかどうか
  • 保管環境(屋根付きカーポート/屋内ガレージ/屋外)
  • 純正オプションのリスト(サンルーフ・本革シート・後席モニターなど)
  • 社外パーツのリスト(純正は別途保管しているか)
  • 直近の整備履歴(タイヤ・バッテリー・タイミングベルト等を交換していれば書く)
ありがちな失敗:写真欄を空のまま申し込むと、最初の業者から提示される金額が周辺相場より15〜20万円低いことがあります。写真とコメントの有無で初動が大きく変わるんですね。
ケンタからの一言:業者は写真の枚数と画質で「この人は車を大事にしている」「やり取りが丁寧そう」と感じます。事前査定の段階で本気にさせるのが、ここから先の交渉を有利にする第一歩かなと思います。

② 希望額は「アンカリング効果」で強気に伝える

なぜ必要か

交渉の世界では、最初に提示された数字(アンカー)が最終的な金額に強い影響を与えることがわかっています。買取交渉でも同じで、こちらが何も伝えないと、業者は安全圏(最低ライン)の金額から探り査定を始めるんですね。

逆に、こちらから現実的な希望額を最初に提示すると、業者はその金額を意識した査定をせざるを得なくなります。雑に低い金額を出すと「他社に取られる」と判断するからです。

NGな伝え方

  • 「なるべく高くお願いします」
  • 「相場がよくわからないので任せます」
  • 「他社さんの金額を見てから決めます」(だけ言って自分の希望は伝えない)

伝え方の例(例文)

「中古車市場の同じ年式・走行距離を5台ほど調べたところ、販売価格で◯◯万円〜◯◯万円で動いていました。その金額に近いオファーをいただいた業者さんと優先的に進めたいと思っています」

このひと言で、業者は「この人は調べてきている」と判断し、最初の探り査定を出せなくなります。

相場の調べ方

  • 自分で調べる:カーセンサーやグーネットで、同じ車種・同じ年式(前後1年)・同じ走行距離帯の販売価格を5台ピックアップ。その平均から30万円ほど引いた金額が買取相場の目安です
  • 調査をお願いする:ケンタのLINE無料相場調査に車種・年式・走行距離・お住まいの地域を送っていただければ、業者オークションの過去の落札データから現実的な相場をお調べします(3ヶ月以内に売却を検討されている方限定/登録者7,000人超)
ケンタからの一言:強気に伝える=嫌な客になることではないんです。むしろ「この人は調べてきている」と業者に思われると、雑な査定を出せなくなります。誠実な業者ほど、調べてきている読者には誠実に応えてくれますね。

③ 即決はNG/有効なのは「一発入札」

なぜ即決はNGか

業者が即決を求める理由はシンプルで、他社と比較されたくないからです。1社だけで決まれば、業者は最低ラインの金額で買えます。複数社を比較すれば、+5万円どころか+30〜50万円差がつくケースが普通にあります。

業者がこういう動きをしたら警戒

  • 「今ここで決めれば+5万」と言いだす:その+5万は「他社に流れるリスク料」として業者が握っている金額。比較すれば+30〜50万円差が普通に出ます
  • 査定書を書きたがらない・口頭だけで進めようとする:契約後の減額余地を残したい意図。必ず書面で残してもらってください
  • 査定の途中から急にフレンドリーになる・敬語が崩れる:「この人とは仲良くなれた、押せる」と判断されているサイン。話のペースを業者に握られないように

断り方の例文

「家族と相談しないと決められないので、今日はいったん持ち帰らせてください。他社さんの査定も見たうえで、明日中にご連絡します」

これで断れない業者はいません。「今日決めないと無理です」と言われたら、その業者は最初から候補から外していい業者です。

有効な方法:「一発入札」

業者を比較しやすいやり方が、全業者を同じ日・同じ時間に呼ぶ方式です。手順はこんな感じですね。

  1. 査定が来る業者の中から3〜5社を選ぶ(最低3社、できれば5社)
  2. 全業者に「同じ日・同じ時間(例:土曜の14時)」で実車査定の予約を入れる
  3. 当日、全員が揃ったら「公平に見たいので、皆さんの最終買取額を名刺の裏に書いて同時に出してください」と伝える
  4. 一番高い金額を出した業者と契約する
LINEでご報告いただいた一発入札の名刺裏の最終買取額
LINEで「一発入札」をご報告いただいた名刺一覧(個人情報ぼかし)。根気は要りますが、高く売れやすい方法です。

同時に呼ぶのが難しい場合(時間差査定)

「同じ時間に何社も呼ぶのは気まずい」「家の前にスペースがない」場合は、1社ずつ時間をずらしてOKです。全社の提示が出揃ったあと、一番高い業者に他社の金額を伝えて上乗せ交渉をします。同時呼びほどのインパクトはありませんが、1社だけで決めるよりはるかに高く売れますね。

ケンタからの一言:業者側はやりにくい方法ですが、読者側は比較しやすくなります。条件を揃えて比較したいと伝えれば大丈夫です。金額に自信のある業者ほど、こうした比較にも対応してくれます。

よくある質問

申し込み後すぐに電話が鳴り続けたりしませんか?

サービスによって違いますね。MOTA・CTNは上位3社のみ、セルカ・ユーカーパック・カチエックスは1社のみ、カババは0社(個人売買のため)です。一方でズバット・車選びドットコム・カーセンサーは申し込み直後から複数社の電話が来ます。電話が苦手な方はMOTA・CTN・セルカ・ユーカーパック・マイカースカウト・カチエックスから選んでください。

査定額が安かったらキャンセルできますか?

納得できない場合は売却しなくて構いません。実車査定後でも「やはり売らない」と判断できます。MOTAは「契約後の減額」を規約で禁止しているので、契約前の段階で安心して比較できますね。

地方在住でも入札は集まりますか?

MOTAだけでは入札が3社集まらないこともあります。CTNやズバットは提携業者ラインナップが異なるため、併用することでカバーできますね。地方の方ほど「2社セット(MOTA+CTN)」がおすすめです。

古い車・走行距離が多い車でも値はつきますか?

10年・10万キロ超の車でも、海外輸出を見据えた業者がMOTA・CTN・セルカに参加しています。「下取り0円」と言われた車でも、まず査定だけ見てみる価値はありますよ。

輸入車・希少車を売る場合は?

CTN(専門店・輸出店多数)か、時間に余裕があればカババ(個人売買)が向いています。買取店の評価軸では拾いきれない価値が、専門店や個人購入希望者には伝わるんですね。

結局どこから始めればいい?

迷ったらまずMOTAから。電話ラッシュのリスクがないので、気軽に愛車の市場価値を確認できます。アルファード・プラド・ランクルなど海外需要の高い車種なら、最初からMOTA+CTNのセット申し込みがおすすめですね。

個別に相談したい方へ

ケンタ公式LINE無料相場調査の登録者数
売却が近い方は無料で相場をお調べしています ↑

3ヶ月以内に売却を検討されている方限定で、LINEで個別相談を受け付けています。

車種・年式・走行距離・お住まいの地域を送っていただければ、業者オークションの過去の落札データから現実的な相場をお調べしますね。

ケンタのLINE無料相場調査を見る →(登録者7,000人超・無料)

※本ページにはアフィリエイトリンクを含みます。順位はLINE経由の売却報告185件と各社の仕組みをもとに決定しています。

この記事を書いた人

中古車業者オークション会員として、最新の中古車市場動向・リセールバリュー・買取相場を発信中。YouTube登録者71,647人・LINE登録者7,508人。古物商許可証取得(自動車商)。

目次