【スープラ】2025年最新リセール!購入・維持・売却のパーフェクトガイド!

トヨタ・スープラは、理屈ではなく感覚で選ばれるスポーツカーです。エンジンをかけ走り出した瞬間に「これだ」と心が決まる、その完成度こそがスープラの真価です。

このクルマの魅力は走りだけでは終わりません。手放すとき、驚くほど高い価値を保っています。スープラのリセールバリューを「数字」と「現場の肌感覚」の両面から解き明かします。
あなたのスープラを、どう選び、どう守り、どう手放せばいいのか。その最適な答えを、ここで一緒に見つけましょう。
- 2.0Lと3.0L、それぞれの「残る仕様」と「落ちる仕様」
- 購入後に後悔しない、賢いローンと保険の組み方
- スープラを高く売るための最適な売却タイミング
下の関連リンクでは、実際の査定相場やリアルな売却体験を補足しています。合わせて読むことで、あなたのスープラの今と未来をより確かな目で見極められるはずです。
【2025年10月最新】スープラのリアルタイム相場動向

ただ、美しさだけでは語り尽くせません。どのグレードを選ぶかで、将来の価値が大きく変わります。
2.0Lと3.0Lというエンジン排気量の違いが、売却時の査定額を左右する重要なポイントです。
数字と現場の肌感覚を重ね、いまのスープラがどこに価値を持っているのかを解き明かします。
直近1年のリセールバリュー推移グラフ
「スープラは値崩れしにくい」と言われますが、市場の波に合わせて価格は変動します。その波が穏やかだからこそ、長く高値を保てているのです。
これから紹介するグラフでは、主要グレードの残価率が1年でどう動いたかを可視化しています。
数字の裏にある理由を、データと現場の両面から読み解いていきましょう。
スープラ・SZ-R・2.0Lガソリンターボ・型式DB26・全年式平均

| 落札年月 | 24/7 | 24/8 | 24/9 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 |
| 支払総額 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 | 613万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 503万 | 501万 | 499万 | 495万 | 496万 | 495万 | 496万 | 491万 | 523万 | 523万 | 525万 | 537万 | 530万 | 535万 | 529万 |
| 残価率 | 82% | 82% | 81% | 81% | 81% | 81% | 81% | 80% | 85% | 85% | 86% | 88% | 86% | 87% | 86% |
まずは2.0Lモデルの「SZ-R」から見ていきましょう。
グラフを見ても分かるとおり、2025年3月を境に相場が一段上がっています。冬場の底値から春にかけて残価率は80%→85%超へと急回復し、その後も夏にかけて86〜88%前後で高止まり。
その背景にあるのは、SZ-Rが持つ完成度。3.0LのRZほどの迫力はないものの、車両価格・維持費・燃費のすべてがほどよく整っており、手の届く本格FRとして幅広い層から人気です。
これが相場を長く支える要因になっています。
スープラ・RZ AT&MT・3.0Lガソリンターボ・型式DB06・全年式平均

| 落札年月 | 24/7 | 24/8 | 24/9 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 |
| 支払総額 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 | 753万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 639万 | 634万 | 632万 | 627万 | 604万 | 603万 | 608万 | 614万 | 621万 | 646万 | 658万 | 664万 | 668万 | 667万 | 672万 |
| 残価率 | 85% | 84% | 84% | 83% | 80% | 80% | 81% | 82% | 83% | 86% | 87% | 88% | 89% | 89% | 89% |
グラフを見ると、2024年末にいったん80%まで下がった後、25年春から急回復。いまは残価率89%前後で高水準を維持しています。
強さの源は、3.0L直6ターボが持つ特別な存在感。スープラらしさを象徴するエンジンで、走りの厚みと音の質感がそのまま価値に反映されています。
この数字を見ると、RZは「高く売れるクルマ」ではなく、「手放すのが惜しくなるクルマ」だと言えるでしょう。
【売却編】スープラを売るなら「3年・5年」が分岐点

スープラのようなスポーツカーは、「売るタイミング」ひとつで査定額が大きく変わります。走りを楽しむクルマだからこそ、手放す瞬間までしっかり価値を引き出したいところです。
ここからは、僕が扱ってきた業者オークションの実データをもとに、スープラのリセールを最大化する「ベストタイミング」を整理しました。
スープラの売却タイミング
スープラはハイブリッド設定がなく、2.0L/3.0Lの純ガソリンモデルのみ。どちらのグレードも高値を維持していますが、リセールの節目を見誤ると、一気に相場が落ちることがあります。
- 高値を狙えるのは「新車登録から5年目の車検前」
- 3年目の初回車検前も狙い目
5年を過ぎると海外輸出の需要がやや落ち着くため、残価率が下がりやすくなります。また、3年目の初回車検前もまだ保証が残り、走行距離も少ない個体として高く評価されやすいです。
▼SZ-R (2.0L) の残価率推移
| 年式 | 経過年数 | 残価率 |
| 2024年式 | 1年落ち | 88% |
| 2023年式 | 2年落ち | 85% |
| 2022年式 | 3年落ち | 86% |
| 2021年式 | 4年落ち | 85% |
| 2020年式 | 5年落ち | 72% |
| 2019年式 | 6年落ち | 67% |
▼RZ (3.0L AT) の残価率推移
| 年式 | 経過年数 | 残価率 |
| 2024年式 | 1年落ち | 88% |
| 2023年式 | 2年落ち | 85% |
| 2022年式 | 3年落ち | 76% |
| 2021年式 | 4年落ち | 80% |
| 2020年式 | 5年落ち | 69% |
| 2019年式 | 6年落ち | 68% |
2.0LのSZ-Rも3.0LのRZも、4年落ちまでは85%前後を保っていますが、5年目に入った瞬間、残価率が70%前後へストンと落ちています。
ケンタ5年を過ぎると、多くの輸出先で登録制限や減税枠の対象外になるため、海外バイヤーの仕入れが一気に鈍ります。
一方で、3年目の初回車検前は依然として売りやすい時期です。保証が残り、高年式車として扱われるため、販売上のアドバンテージは確かにあります。



数字上はピークではなく、価格が最も高く評価されるのは4年目までです。
5年目の車検前がいちばんの売り時。3年目は保証が残って売りやすいけど、価格のピークは4〜5年目前。この2つの節目を軸に、後悔のないベストな手放し時期を選んでください。



ただし、ベストな「時期」を狙っても、売る「場所」を間違えると意味がありません。
スープラが5年落ちで値下がりする理由は「海外輸出の需要が減る」からです。つまり、それ以前なら「海外輸出に強い業者」や「スポーツカー専門店」に売るのが最高値の鉄則。
でも、そうした専門業者を自分で見つけるのは困難ですよね。
そこで利用するのが「一括査定サイト」ですが、これもスープラと相性が良いサイトを選ぶ必要があります。
例えば、高額入札が期待できる「


踏み込んでタイミングを見極める
中古車市場が最も活発になるのは、1〜3月の年度末と7〜9月の夏シーズン。転勤や新生活、ボーナス期が重なるこの時期は、買取店が在庫を確保するために競い合いやすくなります。
スープラは年次改良のたびに相場がわずかに動きます。とりわけ、マイナーチェンジや新型登場の予兆が出ると、現行型の価値は静かに下がり始めます。ニュースが出る前に動くようにしましょう。
【プロの予測】現行スープラの中古相場の行方


スープラの相場は、いまも不思議なほど落ち着いています。暴れ馬のように高騰するクルマも多いなかで、RZ(3.0L)は新車価格の約9割を保ったまま。
まるで何かに守られているような安定感です。
【現状分析】なぜ、これほどまでに高いのか?
スープラの相場は異常なほど安定しています。中でもRZ(3.0L)は、新車価格の90%前後を維持。その背景には、3つの軸があります。
A80から続く「直6+FR」という血統が、現行RZで継承されていること自体がブランド。伝統を守る最後の世代として支持を集めています。
北米や欧州、東南アジアなど複数市場で流通。MT仕様の右ハンドル車はレアで、輸出需要が相場を押し上げています。
RZの存在感に加え、2.0LのSZ-Rが「買えるFR」として根強い。乗り続けたい層が多く、供給不足が価格を支えています。



こうしてみると、スープラの相場は偶然の高値ではなく、必然の安定なんです。
【未来予測】暴落は考えにくいが、注意点も



僕の見立てでは、急落はないが静かな調整は始まるとみています。
ただし、注意すべきは2点。
- 年次改良・限定モデルの登場:既存型の相場が一時的に落ち着く可能性。
- 為替の変動:円高が進めば、輸出業者の仕入れ余力が下がり、買取額に影響。
スープラの価値が暴落する未来は想定しづらいですが、完全な安定もまた幻想です。そういうフェーズに入ってきたというが僕の肌感覚です。
年次改良・為替・海外需要
そのどれか一つでも変化すれば、相場は変わる可能性もあります。油断せず、情報を先取りするようにしておいてください。
【輸出市場】中東・欧州・アジアで異なるスープラ人気


スープラの高いリセールを支える最大の要因、それが海外輸出です。日本国内の需要だけでは説明できないほど、世界の中古車市場ではスープラの取引が活発に動いています。
【SZ-R : 2.0Lガソリンターボ】日本の高品質なライトウェイトスポーツ
2.0Lモデルは、海外で最も安定した人気グレード。マレーシアやNZなどでは「維持しやすい日本製スポーツ」として評価され、実用FR×カスタムベースという二面性が強みです。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
| マレーシア | 1年~5年 | 「スープラ」ブランドの入門モデルとして人気。3.0Lより維持しやすく、税負担も軽いのが魅力で、カスタムを楽しむ若年層にも支持されています。 |
|---|---|---|
| ニュージーランド | 年式規制は緩やか | スープラが評価されている最重要市場の一つ。排ガス基準が厳しい地域では、新しい日本車への需要が高く、スープラのデザインと信頼で人気になっています。 |
| イギリス・アイルランド | 年式規制は緩やか | 右ハンドル圏でスープラは広く知られています。ULEZ(超低排出ゾーン)を満たす高年式モデルが価値を保ち、安定した取引が続いています。 |
【RZ : 3.0Lガソリンターボ】JDMカルチャーの象徴、富と成功のシンボル
3.0L直列6気筒は、スープラらしさの象徴です。北米では走り重視層、中東や東南アジアでは富裕層コレクターに人気を集めています。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
| マレーシア | 1年~5年 | 東南アジアの主要市場では、スープラが「ボスのクルマ」として受け取られ、富と成功の象徴としてステータスを重視する富裕層から強く指名されます。 |
|---|---|---|
| 北米(アメリカ・カナダ) | 25年ルール(米) 15年ルール(カナダ) | 北米はJDMカルチャーの発信地。 GRスープラは年式が新しく輸入制限外ながら、日本限定仕様や高状態の中古車が高い注目を集めています。中でもMTモデルの人気は群を抜いています。 |
| 中東(UAE等) | 5年以内が一般的 | 中東ではスーパーカーが日常の光景です。スープラは日本の個性派スポーツとして高く評価され、富裕層のセカンドカー需要が安定しています。 |
【購入編】スープラのリセールバリューを左右するスペック選び


スープラを選ぶとき、見た目や走りだけで決めるのはもったいありません。数年後の「価値の残り方」は、グレード・ミッション・カラーといった仕様の組み合わせで大きく変わります。
ここでは、主要グレード別残価率を比較し、どの仕様が最も価値を保ちやすいのかを整理しました。購入前の参考データとしてご覧ください。
グレード別リセールバリューランキング【3年落ち残価率】
| 順位 | グレード | エンジン | 3年後残価率 |
| 1位 | SZ-R | 2.0L ガソリンターボ | 86% |
| 2位 | RZ (MT) | 3.0L ガソリンターボ | 83% |
| 3位 | RZ (AT) | 3.0L ガソリンターボ | 76% |
リセールで最も安定しているのはSZ-R(2.0L)です。軽量で扱いやすく、維持費も抑えられることから、日常でも楽しめるクルマとして評価されています。
RZの健闘ぶりも見逃せません。3.0L直列6気筒という希少な構成は、国内外での人気が根強く、MTモデルは「操る楽しさ」を求める層に高く評価されています。残価率の差が3%ほどです。
ATモデルもリセール水準は十分高く、長距離移動や街乗り中心のユーザーにとっては、快適性とのバランスが取れた現実的な選択と言えるでしょう。
SZ-R・2.0Lガソリンターボのリセールバリュー


| グレード | 年式/経過年数/走行距離 | 支払総額(A) | 買取相場(B) | 残価率(B/A) | 実質の負担額(A-B) | 毎年いくら払うと乗れる? |
| SZ-R 2.0L | 2024年/1年/1万km | 613万円 | 537万円 | 88% | 76万円 | 76万円/年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年/2年/2万km | 613万円 | 519万円 | 85% | 94万円 | 47万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 613万円 | 527万円 | 86% | 86万円 | 28万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 613万円 | 523万円 | 85% | 90万円 | 23万円/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 613万円 | 442万円 | 72% | 171万円 | 34万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 613万円 | 411万円 | 67% | 202万円 | 34万円/年 |
ただし、5年目を迎えると一気に空気が変わります。残価率は72%まで下がり、実質負担も171万円(年間34万円)と上昇。このタイミングで海外輸出の需要が落ち着くため、国内相場も追随して下がる傾向にあります。
僕の感覚では、「4年までが勝負」。相場の山を過ぎる前に手を打つことで、SZ-Rのリセールを最大限に活かせます。
RZ AT&MT・3.0Lガソリンターボのリセールバリュー


| グレード | 年式/経過年数/走行距離 | 支払総額(A) | 買取相場(B) | 残価率(B/A) | 実質の負担額(A-B) | 毎年いくら払うと乗れる? |
| RZ MT 3.0L | 2024年/1年/1万km | 753万円 | 670万円 | 89% | 83万円 | 83万円/年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年/2年/2万km | 753万円 | 656万円 | 87% | 97万円 | 49万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 753万円 | 622万円 | 83% | 131万円 | 43万円/年 | |
| RZ AT 3.0L | 2024年/1年/1万km | 753万円 | 665万円 | 88% | 88万円 | 88万円/年 |
| 2023年/2年/2万km | 753万円 | 641万円 | 85% | 112万円 | 56万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 753万円 | 575万円 | 76% | 178万円 | 59万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 753万円 | 603万円 | 80% | 150万円 | 37万円/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 722万円 | 497万円 | 69% | 225万円 | 45万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 722万円 | 489万円 | 68% | 233万円 | 39万円/年 |
1〜2年落ちで残価率87〜89%、年間負担は50万円前後。ここまで安定しているスポーツモデルは、国内でも数えるほどしかありません。
RZ MT 3.0L
MTは海外需要が非常に強いです。そのため相場の維持力が高く、5年落ちでも実質負担45万円前後で乗れるケースが多いです。
RZ AT 3.0L
ATは国内需要が中心。街乗りでも扱いやすく、安定した販売実績があります。ただし、輸出ではMTほどの強さはなく、5年目を境に69%前後まで下がる傾向があります。



こちらもSZ-Rと同じく、「5年以内の売却がベスト」です。
ボディカラーのリセールバリュー
| ボディカラー順位 | オプション代 | 落札台数 平均距離 平均相場 | 基準色 1位との 価格差 | 実質的な価値 (価格差 – オプション代) |
![]() ![]() 1位 ブラックメタリック(D04) | 0円 | 4台 0.6万km 714万円 | ±0円 | ±0円 |
![]() ![]() 2位 ホワイトメタリック(D01) | 0円 | 10台 0.6万km 713万円 | -1万円 | -1万円 |
![]() ![]() 3位 ボルカニックアッシュグレーメタリック(D14) | 0円 | 3台 0.9万km 710万円 | -4万円 | -4万円 |
![]() ![]() 4位 ドーンブルーメタリック(D13) | 0円 | 2台 0.9万km 685万円 | -29万円 | -29万円 |
![]() ![]() 5位 プロミネンスレッド(D05) | 0円 | 2台 0.8万km 684万円 | -30万円 | -30万円 |
実質的な価値:基準色(ブラックメタリック)を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールで得か損かを分かりやすく金額で示しています。
カラー選びは、スープラの印象を決める大切な要素です。見た目の好みだけでなく、売却時のリセールにも確かな差が出ます。
2024年式RZの最新データを見ると、最も安定しているのはブラックメタリックです。3位までは、どれを選んでも、リセールの面では実質同等クラスと考えてよいでしょう。



リセールを考えるなら、黒・白・グレーはどれを選んでも正解です。
1位 ブラックメタリック


スポーツカーらしさと品格を両立する王道カラー。どの市場でも安定した人気を維持しています。
2位 ホワイトメタリック


清潔感とシャープさを感じさせる色味です。汚れが目立ちにくく、メンテナンス性にも優れています。
3位 ボルカニックアッシュグレーメタリック


シルバー寄りの落ち着いたトーンで、大人のスポーツ感を演出します。リセールでも上位をキープ。
シンプルで上質な内装は1色展開


素材の質感が高く、経年劣化も少ないため、相場面でも安定しています。
メーカー&ディーラーオプションは選ばなくてOK


| メーカーオプション |
| リセールに有利なオプションなし |
| ディーラーオプション |
| リセールに有利なオプションなし |
ただし、TRDやGRブランドのカスタムパーツは例外です。走りの質感を高めるアイテムとして人気があり、見た目の好みで選んでも問題ありません。
リセール目的というより、長く乗るための満足感アップとして考えるのがおすすめです。



スープラに関しては、オプションは欲しいと思ったら付けるのがいちばん後悔しない選び方です。
【目的別】あなたに合うスープラはどれ?


スープラを選ぶとき、何を優先するかで最適な仕様はまったく変わります。将来のリセールを意識して乗るのか、
それとも、日常の満足感を重視して長く楽しむのか。
どちらの考え方も正解です。ここでは、「リセール重視」と「満足度&コスパ重視」、それぞれの視点から、あなたに合ったスープラの選び方を紹介します。
リセール重視の選び方


| グレード | ・SZ-R (2.0L ガソリンターボ) |
|---|---|
| ボディカラー | ・ブラックメタリック ・ホワイトメタリック |
| オプション | ・無理に追加する必要はありません |
走りもコスパも両立したい
そんな現実派のあなたには、SZ-R(2.0Lターボ)がもっともバランスの取れた一台です。初期費用を抑えつつ、3年後も残価率85%前後を維持。
実際の負担額で見ても、数十万円単位で他グレードとの差が出ます。乗っても減らない感覚を味わえる数少ないモデルです。
装備は最小限で十分。むしろ、オプションを削ぎ落としたシンプル仕様こそ、リセールの観点ではいちばん効率的です。



数字で見ても、感覚で乗っても損しない。スープラの賢い楽しみ方は、実はこのグレードなんです。
満足度&コスパ重視の選び方


(スープラ 満足度・コスパ重視:アイキャッチ画像挿入)
| グレード | ・RZ (3.0L ガソリンターボ / MT) |
|---|---|
| ボディカラー | ・ブラックメタリック ・ホワイトメタリック ※最高の相棒だからこそ、ご自身の好きな色を選ぶのも素敵な選択です |
| オプション | ・ご自身の満足度を高めるために選ぶのがおすすめです |
スープラに乗る時間を特別な日常に変えたい。
そんな人にこそ、RZ(3.0L・MT)をおすすめです。アクセルを軽く踏んだだけで、6気筒の響きが車内を包み込み、そのまま路面と一体になるような感覚を味わえます。
しかも、最上位でありながら維持コストのバランスも優秀。高いリセールバリューが支えとなり、5年乗っても価値の落ち込みはわずかです。所有する喜びと安心を両立できる、数少ないクーペと言えます。



オプションはリセールよりも、気持ちよく走れる装備を選ぶのが理想です。愛着が湧くほど、クルマの価値も自然と残っていきます。
オプションはリセールよりも、自分が気持ちよく走れる装備を選ぶのが理想です。愛着が湧くほど、クルマの価値も自然と残っていきます。
スープラ購入者の値引き実績アンケート


スープラは人気・供給ともに限られており、値引き交渉は基本的にシビア!
実際に僕の購入者アンケートでは、「0〜20万円」の回答が最も多く、平均しても30万円前後が現実的なラインです。
特に年度末(1〜3月)や販売ノルマ期(6月・9月)は、販売店側が契約を優先する傾向があるため、そのタイミングを狙うことでより柔軟な対応を引き出せるケースも少なくありません。



本体価格での値引きは厳しいけど、オプションや諸費用を含めれば実質40〜60万円の調整は十分可能ですよ。
【維持編】スープラの維持費【ローン・保険・コーティング】


購入価格だけでなく、維持コストをどこまで抑えられるかも大切なポイントです。
スープラのようなスポーツクーペは、走行性能と引き換えに「維持費が高い」と思われがちですが、実際には工夫次第で年間コストを最適化する方法があります。
ここからは、ローンの組み方、保険の選び方、ボディコーティングの費用対効果まで、僕が現場で見てきた「無理せず続けるための維持術」を整理して解説します。
【金利差の現実】2%と6%、たった数%が65万円の差に


ここでは、SZ-Rの支払総額613万円を、5年間のフルローンで組んだ場合を例に、金利によってどれだけ返済総額が変わるのかを試算しました。
| 金利 | 返済総額 | 2.0%との差額 |
| 銀行ローン:2.0% | 約6,444,000円 | ±0円 |
|---|---|---|
| ディーラー・自社ローン:4.0% | 約6,768,000円 | +324,000円 |
| ディーラー・自社ローン:6.0% | 約7,103,000円 | +659,000円 |
これは、1年分のガソリン代に近い金額です。または、家族で小旅行に何度も行けるほどの金額です。
一方で、ネット完結型のクラウドローン(銀行提携型)を利用すれば、2%前後の低金利で契約できるケースも多く、「同じ支払いでもより多くの価値を残す」ことが可能です。



まずはディーラー見積もりと、クラウドローンの比較をしてみてください。違いにビックリすると思います。


自動車保険料は高いが下げられる


| 保険の契約先 | 年間保険料(目安) |
| ディーラー・代理店で契約する「代理店型」 | 約13万円 |
|---|---|
| ネットで直接契約する「ダイレクト型」 | 約8万円 |
| 差額 | 年間約5万円 |
補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
※上記はあくまで一例です。車種の料率クラスや補償内容によって保険料は変動します。
スープラのようなスポーツモデルは、どうしても保険料が高く設定されがちです。だからこそ、どこで契約するかが維持費を左右します。
僕の試算では、ダイレクト型に切り替えるだけで年間約5万円の差。5年間で見れば25万円、つまりタイヤ1セット分の余裕が生まれます。
もちろん、担当者と直接話せる「代理店型」の安心感も価値の一つです。ただ、費用を少しでも抑えたいなら、インズウェブで複数社の見積もりを比較してみてください。


ボディコーティングでリセールはアップしない?


スープラのようなクーペは、見た目の美しさも価値の一部です。そのため、ボディコンディション=リセールの土台といっても過言ではありません。
ただ、「コーティングをすれば査定が上がるか」と聞かれれば、答えはNOです。リセールの加点要素にはならないものの、減点を防ぐための保険にはなります。
日焼けや水シミによる劣化を防ぐことで、「丁寧に扱われたクルマ」として評価されやすくなる。結果的に、相場下落をゆるやかに抑える効果があります。
- 専門店でも評価の高いクリスタルキーパー
- DIY派に人気のシラザンコーティング
現状、この2択がスープラユーザーにとって現実的な選び方です。



公式サイトを見てお好きなものを選んでください。
最高値で手放すために知っておきたい2つのポイント


「手放す」となると、誰でも少し迷います。思い出も、走った時間も詰まっているからです。
でも、手放す以上は後悔のない価格で終わらせたい。そのためにできる最もシンプルな方法が、比較です。査定士にとっても、他社の提示額は交渉の起点。比べることが、結局いちばん賢い売り方なんです。
その方法方法は2つ。
- ひとつは、複数業者の見積もりを比較して相場の上限を狙う「一括査定」。
- もうひとつは、僕の「LINE無料相談」で、業者オークションの実売データから実勢価格を直接確認する方法です。
いま実際にいくらで取引されているか知るには?


ネットの相場じゃなく、実際にいくらで売れているのかを知りたい!
そんな方に向けて、僕が扱っている最新の業者オークションの落札データをLINE無料相場調査でお伝えしています。
これまでに5,000人以上の方にご利用いただき、実際の査定額アップにつながった事例も多数。しかし、僕ひとりで対応しているため、受付は3か月以内に売却を検討している方限定です。
メッセージをいただければ、同条件のスープラが「いま実際にいくらで取引されているか」を、データでお見せします。



データを知ってから動くだけでも、結果は変わります。近々売却を検討している方は、LINEで友だち追加してみてください。
リセールで上乗せを狙うには?


まだ売るとは決めていないけど、今の価値は知っておきたい
そんな段階こそ、一括査定が役に立ちます。査定を受けても、売却の強制は一切なし。むしろ、今後の市場変化を見越した判断材料としても有効です。
スープラのような人気車は、どの業者も本気で狙ってきます。一括査定の最大の利点は、「他社ではいくらだった」と言える交渉カードを得られること。
一括査定で悩んだらこの2つから選びましょう。
実際、それだけで追加5〜10万円の上乗せが決まるケースも珍しくありません。



見積もりを比べる。それだけで、あなたのスープラが本来の価値で評価されます。


よくある質問(FAQ)


スープラを検討している方から、日々たくさんの質問をいただきます。「どのグレードを選ぶべきか」「維持費はどのくらいかかるのか」などを、僕がお答えします。
- スープラのグレードはどれを選ぶのがおすすめですか?
-
走りと維持のバランスを取るなら、2.0LのSZ-Rがいちばん現実的です。無理なく楽しめて、リセールも安定。走りの満足度を優先するなら3.0L RZ(MT)もありです。
- MTとAT、リセールが良いのはどちらですか?
-
MTです。走りを選ぶ人が限られる分、国内外で指名買いが多い。ただ、街乗り中心ならATの快適さも大きな魅力です。乗り方で決めて、売る時に強いのはMTと覚えておいてください。
- 高く売れるボディカラーは何色ですか?
-
迷ったらブラックかホワイト。この2色は中古市場でもずっと安定しています。
- 購入時、ローンと現金一括払い、どちらがお得ですか?
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僕は、クラウドローンなどの低金利ローンをおすすめしています。理由はシンプルで、クラウドローンを利用すれば2%前後の金利で借りられるケースが多く、無理に現金を動かすよりも、資金を手元に残しておくほうが安全だからです。
- 維持費で節約できるポイントはありますか?
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一番差が出るのは自動車保険です。インズウェブで比較すれば、年間5万円前後の節約も現実的になります。
- 売却時、一番高く売れるタイミングはいつですか?
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僕の経験上、5年目の車検前が一つの区切りです。海外輸出の需要がまだ強く、相場が落ちにくい時期。もう一つは3年目の初回車検前もアツいです。
まとめ


振り返りたくなるデザインに、エンジンの鼓動。
スープラは、数字では語りきれない魅力を持つクルマです。そんなクルマを持つ喜びはそうそう味わえるものではありません。
だからこそ、手放すときにも後悔してほしくありません。リセールを意識したグレード選びや、維持費の最適化、そしてタイミング次第で、50万円以上の差が生まれるのがこの世界です。
この記事では、そうした変化を踏まえて情報を更新していく予定です。もし「いまの相場が知りたい」なら、僕のLINE無料相場調査も気軽に使ってください。現場で扱っている生のデータです。査定のプロである僕だからできるサービスです。
※ひとりで対応しているため、現在は売却が近い方のみの受付とさせていただいております。ご了承ください。
















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