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【レクサスES】今売るべきかリセール完全攻略ガイド!最新相場と未来は?

「上質さを持ったセダンを!」という声に応えて誕生したのが、レクサスESです。運転する人だけでなく、同乗者にまで「移動そのものが心地よい」と感じさせる仕立ては、まさにレクサスの真骨頂です。

ケンタ車分析
ケンタ

2021年の改良では、フロントグリルやヘッドライトのデザインを刷新。上質な移動空間としての完成度は今も第一線です。

リセールに目を向けると、中古相場はボーナスタイムを抜けて緩やかな調整局面へ。

  • どのグレード・色・装備がリセールで強い?
  • 年額に直すと、実質いくらで乗れるのか?
  • 売り時は何年目が正解?

最後まで読めば、あなたのESを最高額で手放すための具体的な一手が分かります。次のライフステージに気持ちよく進むために、判断材料をここで揃えておきましょう。

さらに関連コンテンツもご用意しています。相場の解説から実際の査定体験談まで、売却前に役立つ情報をまとめました。

目次

【2025年9月最新】【レクサスES】のリアルタイム相場動向

【2025年8月最新】【レクサスES】のリアルタイム相場動向
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300h F SPORTは、力強い走りとエレガントな存在感で人気を集め、中古市場でも高いリセールを維持してきました。

しかし最新データを見ると、2024年7月から下落中。一時的に相場が戻る月はあるものの、全体としては緩やかな右肩下がりの局面に入っています。

ここから先は、実際の数値と市場背景を踏まえながら、ESの「現状の立ち位置」と「今後の動き」を詳しく見ていきましょう。

レクサスES・全年式平均・300hFスポーツ・2.5Lハイブリッド

レクサスES・全年式平均・300hFスポーツ・2.5Lハイブリッド
スクロールできます
落札年月24/724/824/924/1024/1124/1225/125/225/325/425/525/625/725/825/9
支払総額697697697697697697697697697697697697697697697
買取相場425423416418419403420413418413411407404402397
残価率61%61%60%60%60%58%60%59%60%59%59%58%58%58%57%

上のグラフは、ES300h F スポーツ(2.5Lハイブリッド)の直近1年の平均買取相場をまとめたものです。データを追うと、全体の流れはきわめて明快です。

  • 2024年7月:425万円(残価率61%)
  • 2025年9月:397万円(残価率57%)

1年間で約30万円の下落、残価率にして4%の低下。

数値だけ見れば緩やかに感じるかもしれませんが、これまでのESが「60%超えを安定的にキープしてきた」ことを考えると、市場が確実に転換点を迎えたことが分かります。

ケンタ

この傾向は一過性ではなく、むしろ今後の相場を占う序章となります。

【プロの予測】今後のレクサスESのリセール相場はどう動く?

【プロの予測】今後のレクサスESのリセール相場はどう動く?
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レクサスESはこれまで「静粛性×快適性」で高水準のリセールを維持してきました。ただし、最新データでは確実に下落トレンドへ移行した兆しが見えてきています。

これからの相場を読むカギ
  • 海外輸出ルートの制約
  • そして新型モデルの登場

この2点に尽きます。

「数字の高さに安心していいのか?」「それとも次の一手を考えるべき時期なのか?」

ここからは、直近のデータと市場背景を踏まえながら、現状と未来を一体で読み解いていきます。

レクサスESの現状と未来を読み解く

レクサスESの現状と未来を読み解く
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直近のデータを見ると、レクサスESは「ピークを過ぎた相場」にあります。

流通台数が増え、為替も落ち着いたことで、過熱していた高値が正常化のプロセスに入ったといえます。中古車市場の絶対ルールは「需要と供給」。希少性が薄れれば、価格は必然的に緩やかに下がっていくのです。

さらに今後を見据えると、ESの相場には2つの逆風が控えています。

逆風
ロシアに対する輸出規制

大口の販路だったロシアは、2023年夏以降に導入された規制によって完全に閉ざされたのです。この対象に含まれるES300h(2.5L HV)は、当然ながらロシアへの輸出がストップしてしまいました。

逆風
東南アジアの「5年ルール」

東南アジアでは「製造から5年以内」という年式制限が存在し、この壁を越えると輸出需要が一気に減少します。残念ながら相場は段階的に下押しされることになるのです。

逆風
2026年春頃に予定されているフルモデルチェンジ

2026年春頃には新型ESの登場が予定されています。次世代BEVコンセプトを反映したデザインに加え、ハイブリッドに並んでBEV(電気自動車)が導入されれば、現行モデルの型落ち感は避けられません。

こうして見ると、ESの未来は暗く映るかもしれません。

ケンタ

しかし本質は「価値が消える」のではなく、過熱した相場から本来の評価へ戻っていくというだけのこと。

これからは数字に一喜一憂するより、ESの静粛性や快適さを楽しみつつ、売るべきタイミングを見極める眼が大切になります。

【結論】レクサスESを最も高く売れるタイミングはいつか?

【結論】レクサスESを最も高く売れるタイミングはいつか?
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所有者として冷静に考えるなら「いつ降りるのがいちばん合理的か」という視点も必要です。

ケンタ

結論から言えば、2回目の車検前、つまり登録から4〜5年目が最もバランスの取れた売却タイミングです。

理由は二つ
  • 所有コストの分散
    • 3年で手放せば価格こそ高いものの、下落幅が大きく「年間あたりの負担額」はむしろ重くなります。
    • 5年しっかり乗れば、大きな購入費用を年数で割り、コストを抑えつつES本来の魅力をじっくり堪能できます
  • 輸出需要の最後の波
    • 東南アジアを中心に「製造から5年以内」という年式ルールがあります。この直前に手放すことで、海外バイヤーの需要を最大限に取り込めるのです。

もちろん、これはクルマを1円でも高く売りたいときの最適解。

実際には「まだこの車で家族と出かけたい」と思う瞬間や、「もう次の車に心が動いた」という感情の方が強いこともあるでしょう。

相場の細かな波に振り回されるよりも、「十分に味わった」と胸を張れるタイミングで手放すこと。その選択こそが、レクサスESと過ごした時間を価値あるものに変える本当の売り時だと僕は考えています。

そして何より…。

レクサスならではのエレガントな内外装を眺める満足感、そして疲れを知らないロングドライブ。こうした体験は、相場の数値では測れないESだけの価値です。

輸出マーケットが決め手!国別ルールと狙い目の年式

DATA
海外市場について

同じESでも、輸出できる国とできない国が分かれるのが現実。国ごとの基準を理解することが高値売却の前提条件です。

【2.5Lハイブリッド】エコ性能と快適性の両立は、欧州やオセアニア、東南アジアの都市部で強い魅力になります。ブランド信頼性も購買動機の大きな要素です。
主な輸出先原則的な年式規制市場の特性と注意点
ニュージーランド
オーストラリア
年式規制は緩やか最重要市場の一つ。ニュージーランドでは厳しい排ガス基準「クリーンカー・スタンダード」により、ESの環境性能が税制面で優遇される。静粛性と乗り心地も成熟した市場で高く評価。
イギリス
アイルランド
年式規制は緩やか日本と同じ右ハンドルのイギリスでは、ロンドンの「ULEZ」を追加課金なしで走行可能。排ガス規制をクリアするESは、高級セダンとしての価値が高い。ショーファードリブン(運転手付き)需要にも応えている。
マレーシア1年~5年マレーシアでは日本の高級車への憧れから「レクサスのセダン」が人気。富裕層の移動手段として選ばられるが、アルファードほどの熱狂的な需要には至っていない。

【完全版】レクサスES、全グレードのリセール価値を徹底比較

【完全版】レクサスES、全グレードのリセール価値を徹底比較

レクサスESは「高級感」や「走りの質感」で選ばれる一台ですが、忘れてはならないのがクルマの価値です。購入時にどんな仕様を選ぶかで、数年後に残る金額は大きく変わります。

ここでは、グレード・カラー・オプションごとの残価データを比較し、資産として有利に働く条件を明らかにします。

グレード別リセールバリューランキング

順位グレード3年後残価率
1位F SPORT64%
2位“base”59%
3位version L58%

※3年後残価率:2022年式(3年落ち)・走行距離3万kmの車両を対象に算出 ※全て2.5Lハイブリッド(300h)モデルのデータ

1位はF SPORT(64%):専用デザインとスポーティな装備で、国内外ともに常に高い需要を誇る。

2位はベースグレード(59%):装備はシンプルだが新車価格が手頃で、中古市場でも幅広い層に支持。

3位はversion L(58%):豪華装備が魅力だが新車価格が高いため、売却時の下落幅も大きい。

ケンタ

この3つを比べると、リセール重視ならF スポーツ一択という結果になりますね。

各グレード毎のリセールバリュー

各グレードの残価率推移をもとに「実際の負担額」「年間コスト」をシミュレーションしました。

※レクサスESは全て2.5Lハイブリッド(300h)のため、グレード毎の比較となります。
※2021年にマイナーチェンジが行われているため、「後期」「前期」モデルを併記しています。

1位:Fスポーツ(300h)

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スクロールできます
グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
300h Fスポーツ
2.5L ハイブリッド
(後期)
2024年/1年/1万km700万円523万円75%178万円178万円/年
2023年/2年/2万km700万円475万円68%225万円113万円/年
2022年/3年/3万km697万円444万円64%253万円84万円/年
2021年/4年/4万km697万円423万円61%274万円69万円/年
300h Fスポーツ
2.5L ハイブリッド
(前期)
2021年/4年/4万km694万円403万円58%291万円73万円/年
2020年/5年/5万km694万円380万円55%314万円63万円/年
2019年/6年/6万km685万円357万円52%328万円55万円/年

スポーティなデザインと専用装備で人気を集めるF スポーツは、高級セダンとしてリセールでも圧倒的な強さを見せています。

後期

後期モデルの1年落ちは残価率75%と突出しており、短期保有でも実質負担は178万円に抑えられます。

3年落ちでも64%を維持し、年間コストに換算しても84万円と非常に優秀。短期・中期いずれの保有でも有利な結果を残しており、リセール重視のオーナーに最もおすすめできるグレードです。

前期

前期モデルは後期と比べて残価率がやや下がりますが、それでも高水準を維持。4年落ちで58%、6年落ちでも52%を確保しており、年数が経過しても相場の安定感が際立ちます。

年間コストに直すと60万円台に収まるケースもあり、長く乗るほど費用対効果の高さを実感できるでしょう。

2位:version L(300h)

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グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
300h version L
2.5L ハイブリッド
(後期)
2024年/1年/1万km769万円565万円74%203万円203万円/年
2023年/2年/2万km769万円492万円64%277万円138万円/年
2022年/3年/3万km765万円442万円58%323万円108万円/年
2021年/4年/4万km765万円407万円53%358万円90万円/年
300h version L
2.5L ハイブリッド
(前期)
2021年/4年/4万km763万円397万円52%366万円91万円/年
2020年/5年/5万km763万円366万円48%397万円79万円/年
2019年/6年/6万km760万円345万円45%415万円69万円/年

ラグジュアリー志向の「version L」は、豪華な内装や快適装備が魅力ですが、リセール面では負担が大きめです。

後期

後期モデルの1年落ちは残価率74%と高水準で、実質負担額は203万円。これは高級セダンとしては十分優秀な数値。しかし3年落ちになると残価率58%、負担額は323万円まで増加。ベースやF スポーツに比べて下落幅が大きいです。

前期

前期モデルでは5年落ちで48%、6年落ちでは45%に下がり、年間コストも70万円台に突入。豪華装備を味わえる代わりに、売却時の価格差(負担額)が大きくなる点は避けられません。

3位:ベースグレード(300h)

3位:ベースグレード(300h)
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グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
ベース (後期)2024年/1年/1万km644万円461万円72%183万円183万円/年
2023年/2年/2万km644万円409万円63%235万円118万円/年
2022年/3年/3万km640万円380万円59%260万円87万円/年
2021年/4年/4万km640万円352万円55%288万円72万円/年
ベース (前期)2021年/4年/4万km632万円333万円53%299万円75万円/年
2020年/5年/5万km632万円312万円49%320万円64万円/年
2019年/6年/6万km632万円304万円48%328万円55万円/年

シンプルで購入しやすい「ベースグレード」は、新車価格こそ抑えめですが、中古車市場では手頃な価格帯として安定したリセールが期待できます。

後期

後期モデルの1年落ちは残価率72%とまずまずで、負担額も183万円と高級セダンとしては十分健闘できる数値。

ただ、3年目には残価率59%へ下がり、実質負担額は260万円に拡大します。短期での売却を考えるなら、やや厳しさが見えてきます。

前期

前期モデルに目を向けると、5年落ちで49%、6年落ちでは48%まで低下し、負担額は320万円を超える水準に。

年間コストに換算すれば60〜70万円台と、F スポーツやversion Lと比べても「値下がりを許容して乗るグレード」という立ち位置がはっきりしています。

ボディカラー別リセール

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ボディカラー順位オプション代落札台数
平均距離
平均相場
基準色
1位との
価格差
実質的な価値
(価格差 –
オプション代)
1位 ホワイトノーヴァガラスフレーク(083)
1位 ホワイトノーヴァガラスフレーク(083)
0円75台
4.9万km
394万円
±0円±0円
2位 ブラック(212)0円7台
4.9万km
393万円
-1万円-1万円
3位 グラファイトブラックガラスフレーク(223)
3位 グラファイトブラックガラスフレーク(223)
0円26台
5.2万km
389万円
-5万円-5万円
4位 マーキュリーグレーマイカ(1H9)0円4台
4.5万km
385万円
-9万円-9万円
5位 ヒートブルーコントラストレイヤリング(8X1)
5位 ヒートブルーコントラストレイヤリング(8X1)
16.5万円5台
4.7万km
369万円
-25万円-41.5万円
6位 プラチナムシルバーメタリック(1J4)0円3台
4.3万km
353万円
-41万円-41万円
- レッドマイカクリスタルシャイン(3R1)
– レッドマイカクリスタルシャイン(3R1)
0円0台
2019年式 300h Fスポーツ:過去6ヶ月の落札データにて算出

実質的な価値:基準色(グラファイトブラックガラスフレーク)を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールでかを分かりやすく金額で示しています。

ボディカラー:今回使用した画像はモデルチェンジ前のデータに基づいているため、現行設定にはないカラーも含まれています。現行カラーラインナップとの違いにはご注意ください。

レクサスESのリセールにおいて、ボディカラーは無視できない要素です。

直近のデータでは、やはりホワイトノーヴァガラスフレークが最も高い相場を維持し、標準色ながら安定した需要を見せています。次点のブラックも同様に強く、白・黒の2色が中古市場で圧倒的な支持を集めていることが分かります。

リセールを重視するなら「定番色であるホワイトかブラック」を選ぶのが鉄板。

自分のこだわりや個性を優先するなら、青や赤といった選択肢もアリですが、売却時の価格差はかなり激しいので覚悟しておく必要があります。

ケンタ

レクサスのような高級車でも、人気は白黒に集中し、特殊色は評価が伸びにくいのが現実です。

1位 ホワイトノーヴァガラスフレーク

1位 ホワイトノーヴァガラスフレーク
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レクサスESのリセールで最も安定した人気を誇るのが「ホワイトノーヴァガラスフレーク」です。定番のホワイトは中古市場で圧倒的な支持があり、台数が多くても需要が常に上回るため、価格が落ちにくいのが特徴です。

高級感と清潔感を兼ね備え、ビジネスからプライベートまで幅広く選ばれる万能カラー。リセールを最優先に考えるなら、まず間違いのない一色です。

内装は3色展開

“F SPORT”ブラック

“F SPORT”ブラック

“F SPORT”フレアレッド

“F SPORT”フレアレッド

“F SPORT”ホワイト

“F SPORT”ホワイト

レクサスESでは、F スポーツ専用のブラック・フレアレッド・ホワイトといった内装カラーを選べます。

ただし、中古相場における価格差はほぼゼロに近く、リセールバリューの観点では「どれを選んでも大きな違いはない」と言えます。

ケンタ

「自分が乗っていて満足できるか」を基準に選ぶのがベストです。

リセールに効く!メーカー&ディーラーオプション

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メーカーオプション
カラーヘッドアップディスプレイ
カラーヘッドアップディスプレイ
88,000円(50%程度のリターン)
“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム
“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム
243,100円(50%程度のリターン)
パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)[PKSB]+パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)[PKSB]+パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
67,100円(50%程度のリターン)
デジタルアウターミラー
デジタルアウターミラー
220,000円(0%程度のリターン)
※マイナス査定の可能性有
デジタルインナーミラー
デジタルインナーミラー
110,000円(50%程度のリターン)
“F SPORT”オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)
“F SPORT”オレンジブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)
44,000円(50%程度のリターン)
ディーラーオプション
F SPORT PARTS(TRD) エアロダイナミクスパッケージ
F SPORT PARTS(TRD) エアロダイナミクスパッケージ
679,800円(50%程度のリターン)

僕が紹介するメーカーオプションは新車時価格の50%程度が査定に反映されやすく、リセールを重視するなら検討したいところ。

ただ、装備によっては「付けても価格に反映されない」ものもあります。

デジタルアウターミラー(約22万円)は注意が必要です。新技術として注目されましたが、実際の中古市場では好みが分かれ、評価ゼロどころか「マイナス査定」の可能性すらあります。

リセール特化型の選び方

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グレード300h Fスポーツ
ボディカラー・ホワイトノーヴァガラスフレーク
※特殊カラーは相場が不安定なため避けるのが賢明です。
オプション・カラーヘッドアップディスプレイ
・パーキングサポートブレーキ+パノラミックビューモニター
・デジタルインナーミラー
・“F SPORT”オレンジブレーキキャリパー

リセールを最優先に考えるなら、数字が示す「勝ちパターン」を選ぶのが確実です。オークションデータでも、F SPORT×ホワイトノーヴァガラスフレークは常に安定し、価格が崩れにくい仕様です。

安全装備や快適性オプションは「後から付けられない価値」として評価され、趣味性の強い装備より確実にプラスに働きます。50%程度のリターンが見込めるものを中心に選びましょう。

しかし、デジタルアウターミラーのようにマイナス査定のリスクを抱える装備もあります。これをうっかり選ぶと数十万円単位の損になりかねませんので注意してください。

ケンタ

リセール特化型の選び方とは、未来の買い手を意識して逆算すること。その意味でこの構成は合理的な戦略です。

満足度×コスパ型の選び方

満足度×コスパ型の選び方
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グレード300h バージョンL
ボディカラー・ソニッククォーツ
・グラファイトブラックガラスフレーク
※長期保有なら好みで選ぶのもあり
オプションメーカーオプション
・“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム
・デジタルインナーミラー
※他オプション:標準装備
ディーラーオプション
・なし

リセールだけを追いかけるのではなく、購入から手放すまでの満足度やコストバランスを大切にするなら、300h version Lが有力候補です。豪華な内装や快適装備が充実しており、毎日のドライブをワンランク上の時間にしてくれます。

リセール率ではF スポーツに一歩譲りますが、装備の豊かさと所有感の高さは他のグレードにはない魅力です。

ボディカラーは、ソニッククォーツやグラファイトブラックガラスフレークといった定番色を選んでおけば安心。長く乗る前提なら、多少の相場差を気にせず好みで選ぶのも十分アリです。

オプションは、極上のリスニングルームに変える「マークレビンソン プレミアムサウンドシステム」。雨天時でもクリアな後方視界を確保する「デジタルインナーミラー」など、満足感を得られる装備を押さえておきたいところ。

ケンタ

「売却時の数字」よりも「乗っている時間の豊かさ」を重視する人には、この仕様が最もバランスの取れた選択肢です。

オーナー直撃!新車値引きの実態アンケート

オーナー直撃!新車値引きの実態アンケート

今回のアンケート結果を見ると、レクサスESの新車購入時に「値引きゼロ」や「わずか10〜20万円」という回答が一定数あることが分かります。

ESは新車時点で大きな値引きを期待しにくいモデルだという現実が浮き彫りになっています。

背景には、ブランド戦略として「値引きで売るのではなく、製品価値で勝負する」というレクサス独自の販売スタンスがあります。

では、値引きが渋い車でどう得をすればいいのか。答えはシンプルで、「リセールを踏まえた仕様選び」です。

ケンタ

購入時に値引きで得られない分は、売却時に少しでも高く戻す。これこそがレクサスを賢く所有するための現実的な戦略です。

【維持編】維持費&総支出のリアル【ローン・保険・コーティング】

【維持編】維持費&総支出のリアル【ローン・保険・コーティング】

買うときよりも、実際に乗り続ける中で感じるのが「維持費の重さ」です。月々のローン支払いに加え、毎年の保険更新、そしてボディを守るコーティング。

どれも避けられない出費ですが、選び方次第で負担を軽くすることができます。次章では、それぞれの費用がどんな性質を持ち、どう工夫すべきかを整理していきましょう。

【ローン比較】2%と6%でここまで変わる支払総額

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ES300h “F SPORT”の本体価格654万円を、5年(60回払い)のカーローンで組んだ場合のシミュレーションです。

金利返済総額
2%6,877,893円
4%7,226,643円
6%7,586,191円

例えば、2%と6%の差額は約71万円。

これだけ浮けば何ができる?
  • 家族で海外旅行(ヨーロッパ1週間プラン)に行ける
  • 車検2回分+ガソリン代をまかなえる
  • エアロなど豪華なオプションを選択できる
ケンタ

だからこそ、ローン金利は妥協せずチェックしてください。

ディーラーローンに流されず、クラウドローンなど低金利の選択肢を比較することが、リセールの価値を守る第一歩になります。

自動車保険料、見直すだけで年間5万円差がつく!

自動車保険料、見直すだけで年間5万円差がつく!
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レクサスのような高級セダンに乗るとき、それで満足してしまい、多くの方が見落としがちなのが「自動車保険料」です。

【試算条件:35歳男性・東京都在住・ゴールド免許・20等級など】※補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり

保険の契約先年間保険料
ディーラー・代理店で契約する「代理店型」約12万円
ネットで直接契約する「ダイレクト型」約7万円
差額年間約5万円
※上記は、あくまで僕が設定した一例です。あなたの年齢や等級によっては、差額はさらに大きくなる可能性もあります。

同じ補償内容でも契約先を変えるだけで、1年で5万円、5年なら25万円もの節約。

「保険の見直しをしない」ということは、車を守るお金をムダに払い続けているのと同じ。保険料は「見直すだけで下がる固定費」なので、真っ先に見直すべきポイントです。

ケンタ

車のリセールを気にするなら、日々の維持費もセットで考えるようにしましょうね。

コーティングで査定額が上がるのはどんなとき?

コーティングで査定額が上がるのはどんなとき?
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正直に言うと、コーティングを入れたからといって査定額がそのまま数十万円上がるわけではありません。

しかし、ボディの状態を良好に保てるかどうかはリセールに直結します。確実にプラス評価を受けやすいのです。査定士も人間ですから、キレイな状態のクルマのほうに甘い査定をしやすくなります。

そこでおすすめしたいのが、この2つ。

クリスタルキーパー

ガラス系コーティングの定番で、専門店でプロが施工するタイプ。

シラザンコーティング

DIY派に人気のガラスコーティング。

【売却編】プロが明かすESの「手放して得する年数」

【売却編】プロが明かすESの「手放して得する年数」

レクサスESは、リセールで利益を狙うよりも「所有する喜びを味わい尽くす車」です。では、そのうえで経済的にも無理なく手放すなら、最適なタイミングはどこか。

ケンタ

僕の答えはシンプルです。登録から4〜5年目、2回目の車検前です。

所有コストの分散

3年で売るよりも、5年乗ることで1年あたりの負担額を抑えられる。

海外需要の最後の追い風

「5年ルール」の直前は輸出ニーズが最も高まり、査定額も底上げされる。

ここから出る答えは、快適さを存分に楽しみつつ、リセールでも納得できる最ベストタイミングが5年目前です。

ESには、数字だけでなく静けさに包まれて過ごす時間や、エレガントな内外装を眺める満足感といった価値もあります。だからこそ、売却の判断は「相場」よりも「あなたが納得できる瞬間」を基準にしてほしいと思います。

そのうえで一括査定を活用すれば、最後にもう数十万円の差を生み出すチャンスを逃さずに済みます。

【最終結論】レクサスESを最も高く売るただ一つの答え

【最終結論】レクサスESを最も高く売るただ一つの答え

ディーラーの下取り一本では大きな損をする可能性が高いです。

なぜなら、下取りはそのお店が欲しい価格で決まるのに対し、一括査定は複数の買取店同士が競り合う仕組みだから。

たとえば同じESでも、B社では「+20万円」、A社では「+30万円」と、競争が起きることで数十万円単位の差が生まれます。これはリセールの世界で見逃してはいけない最後の一押しです。

ケンタ

僕自身、オークション落札データを日々見ていますが、一括査定で比較しないまま売却して後悔したケースを何度も見てきました。

ESのような高級セダンは、買い手によって評価額が変わる典型例です。

一括査定サイトで人気なのが以下の2つ。

MOTA:最大20社から比較。圧倒的認知度を誇ります。

CTN:最大15社から比較。海外系にも強いです。

両者については、僕のサイトでも詳しく解説しています。

それと、僕が運営するLINE無料相場調査もあります。ただし僕一人で対応しているため、売却が近い方限定とさせていただいております。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

ここでは、レクサスESの購入や売却を検討する際に多く寄せられる疑問に答えます。

リセールや維持費、売り時の見極め方など、実際のオーナーや購入希望者が気になるポイントを整理しました。

レクサスESの魅力ってどこですか?

エレガントでありながら、走りも良いところでしょうか。長距離を走っても疲れにくく、室内に流れる時間が本当に特別です。所有欲を満たしてくれるポイントですね。

ローンはどう組むのが正解?

ディーラー任せにせず、金利を比べることが大切です。クラウドローンなら銀行ローンをまとめて比較できるので、総支払額が数十万円変わることもあります。

保険料ってそんなに差が出る?

出ます。ディーラーで契約するより、インズウェブで比較したほうが年間で数万円は下がるケースが多いです。5年で見ると車検1回分くらい浮くので、見直さないのは損ですね。

コーティングはやった方がいい?

リセールを大きく底上げするものではないけど、マイナスを防ぐ意味では効果的です。専門店のクリスタルキーパーなら安心、手軽さを重視するならシラザンのDIY施工がおすすめです。

一括査定って本当に高く売れる?

ディーラー下取りより20〜30万円高くなるケースはざらです。一括査定は競争が起きやすく、思わぬ高値がつくこともあります。

LINE無料相談では何をしてくれるの?

僕が直接オークションの落札データを見て、今の相場をそのままお伝えします。人気がありすぎて、現在は売却が近い方限定にはなりますが、安心して使ってもらえます。

まとめ

まとめ

レクサスESは、数字以上に「静けさ」と「上質さ」で選ばれるクルマです。確かに相場はピークを過ぎましたが、選び方や手放すタイミングを工夫すれば、価値を守りながら長く楽しむことができます。

F スポーツの力強さ、エレガントな内外装、そして静粛な移動空間。

手放す日が来るまで、その魅力をしっかり味わい尽くすことこそが、ESオーナーの最大の贅沢です。

そして近々売却をお考えの方は、僕のLINE無料相場調査で今の数値を確認してみてください。

※ひとりで対応しているため、現在は売却が近い方のみの受付とさせていただいております。ご了承ください。

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