【ランドクルーザー250系】リセールバリュー完全ガイド|損しない購入術から最高額での売却戦略まで

国内外で高く評価されるランドクルーザー250系。世界が認める価値も、「買い方」「売り方」で見返りは大きく変わります。
ランクル250系は、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、アフリカ諸国など、多くの国で「頼れる実用車」として本当に人気!
300系のように中東の一部でバブル的人気が集中するのとは違い、250系は世界のあちこちで売れるタイプ。そのぶんリセールも安定感があり、日本でも資産価値をキープしやすいのが最大の魅力です。

買いたいときに買う!売りたいときに売る!考えるの面倒だし、これでいいよね?
ケンタいえ!グレードやボディカラー、オプションの選び方、さらには売るタイミングを間違えると、せっかくの価値が台無しになることも。査定現場では数十万、場合によっては100万円単位で差がつくケースがあるんです。
ここでは、僕が日々オークション相場や買取の現場で実感してきた、「本当に役立つ情報」だけを厳選してお伝えします。
- リセールで後悔しないグレード/カラーの選び方
- ランニングコスト(ローン・保険・メンテナンス)のリアル
- 最高額を引き出す売却タイミングと売り方のコツ
知っているかどうかで、最終的な満足度も資産価値も大きく変わります。
本当に納得できるランクル250系ライフを手に入れるためのヒント、ここから見つけてください。
ケンタランクル250系の購入・維持・売却は下記のページでも詳しく説明しています。今日の記事と合わせてチェックしてみてください。
【2025年11月最新】ランドクルーザー250系のリアルタイム相場動向

登場当初は「ご祝儀相場」と呼ばれる異常なプレミア価格が続きましたが、最近は市場の流通量が増えたことで、価格も落ち着き始めています。
全体としては、緩やかな下落トレンドに移行した状況です。
直近1年の残価率推移グラフ
グレードごとの動きも明確で、とくに人気の高いVX(ガソリン・ディーゼル)は、中古市場で資産価値を維持しやすいモデルとして注目されています。
以下では、それぞれのグレードの残価率推移について詳しく解説します。
VX・2.7Lガソリン・2024年式平均・低走行車

2024年式・VX・ガソリンは、発売直後に残価率150%を超えるケースもありましたが、直近では落ち着いた水準へとシフトしています。
現在はおおむね102〜120%前後で推移し、落札台数も増加傾向のため、今後は緩やかな下落が続く見通しです。
VX・2.8Lディーゼル・2024年式平均・低走行車

一方で、2024年式・VX・ディーゼルも同様に高い残価率を保っています。
ディーゼルモデルは海外需要も根強く、アジアやアフリカ向けの輸出ルートが安定しているため、ガソリンモデルに比べて若干高値での流通が続いています。
ただし、こちらも市場の成熟とともに、ご祝儀的なプレミアは薄れ、今後は安定下落へと移行する流れが強まりそうです。
旧型モデル150系ランドクルーザープラドの調査結果もお伝えしますね

2023年式平均・TX-Lパッケージ・ガソリン

ケンタ中古車の購入を検討されている方は狙いにくいですが、売却予定の方は良いタイミングと言えます。
2023年式平均・TX-Lパッケージ・ディーゼル

ケンタ乗り換えが近かった方は絶好のチャンスになっています。僕のLINE相談者さんも皆さん高く売却されていますよ。
ガソリン・ディーゼルともに下落傾向

発売直後は、新車の納車待ちや玉不足、話題性などで、一時的な高値が続いていました。
短期間での転売益を狙った動きも目立ち、市場が一時的に過熱。しかし生産や納車が本格化し、落ち着きを取り戻したことで、こうした異常な高騰が終わりました。
ケンタ売却のリアルな事例や最新相場は、僕の方でも随時紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてください。
ランクル250系を損なく売ったり賢く買ったりするには、「いまの相場動向」をきちんとチェックすることが欠かせません。
【売却編】ランクル250で最高額を引き出すための、具体的な方法

ランドクルーザー250系を少しでも高く手放したいなら、売却のタイミングがカギになります。ここからは、実際の相場動向と過去の実例をふまえて、具体的なアクションプランをまとめます。
最も高く売れる乗り換えタイミングの最終結論

ガソリン・ディーゼルともに、「1年以内の短期売却」が今は狙い目です。新車から1年ほどはプレミア価格が続いているため、短期間での売却なら高値がつきやすい状況です。
- 1年以内の短期売却が今は狙い目
- 前型プラドでは登録から約3年半〜4年半で海外輸出向けの需要が高まり相場が上がった例あり
- ランクル250系も今後同様の動きが出る可能性があるため、数年後の海外需要には注意しておきたい
ランクル250系もプラドと同様の動きが出る可能性があるため、数年後の海外需要には注意しておくと良いでしょう。
- 1年以内の短期売却が今は狙い目
- 長く乗るなら「車検前」が売却のベストタイミング
- 3年・5年・7年など、車検を迎える直前に手放すことで余計な出費を抑えつつ、高値で売却できる
1年以内の短期売却は高値が狙えますが、長期保有なら3年・5年・7年など車検前に手放すことで、余計な出費を抑えつつ高値売却を実現しやすくなります。
ケンタリセールを考えるなら1年以内が有利ですが、長く乗りたくなる魅力があるので悩ましいところです。
【最終戦略】国内最高額を引き出すための具体的な売却交渉術

僕が今までいろいろな車を手放してきて実感したのは、「同じクルマでも、業者によって20万円以上も提示額が違う」なんてことが普通に起こるということ。
ランドクルーザー250系のような人気車は特に、輸出ルートに強いバイヤーと、地域密着の買取業者、ネット系大手など、それぞれ得意分野や価格設定のクセがあります。
だからこそ、一括査定を使って、まずは一気に相場感をつかむのがおすすめです。
CTNのような海外にルートに強い一括査定サイトを使うと、国際市場での需要がすぐに価格に反映されやすいのが特徴です。
MOTAは国内の相場動向をリアルタイムで比較できるので、今この瞬間の最高値を知りたいときに便利です。
ケンタ僕が売却を検討するときは、必ず一括査定で競わせてから本格交渉に入ります。
サイト選びや、実際に出てきた見積もりをどう使うか?これ次第で最終金額がグッと変わってくるので、慎重に進めるのがコツです。

【プロの予測】今後のリセール相場の推移は?

ランドクルーザー250系は今どんな動きを見せているのか?そして今後どうなっていくのか?現実的な見通しを詳しく解説します。
発売当初は新車の納車待ちや玉不足によって、残価率が150%を超える異常な高値で推移していましたが、ここ1年で流通量が増加。
今はガソリン・ディーゼル問わず、2024年式で110~120%台、走行距離や装備次第では100%前後まで落ち着いてきました。
ケンタただ他のSUVに比べれば依然として資産価値は高く、暴落と呼べるレベルの値下がりは起きていません!
ランドクルーザー250系はオーストラリアや東南アジア、アフリカなど複数の地域で安定した需要があるため、300系のような一部地域でのバブル的な高騰や急落が起こりにくいと考えられます。
今後はマイナーチェンジや新グレードの追加などが予想されることから、現行モデルの資産価値は少しずつ通常の中古車相場に近づいていくでしょう。
ケンタ大幅な暴落の心配は少ないものの、プレミアム価格が徐々に薄れ、じわじわと落ち着いた水準に調整されていくと僕は予想しています!
相場は毎月のように動いているので、直近のデータを確認してから判断するのが安心です。
海外で車を売る場合の重要ポイント

海外で車を売る場合、年式・排ガス規制・安全基準を満たしているかが重視されます。まとめましたので、データとして参考にしてみてください。
【ガソリン車】役割: 主に『絶対的な信頼性』『整備の容易さ』『リセールバリュー』を最重要視する、伝統的なランドクルーザー支持層からの需要。特にパキスタン市場における本命。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
|---|---|---|
| パキスタン | 3年~5年以内 | 『待望の正統後継機』。市場が熱望していた伝統の2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE)が継続搭載されたことで、プラド150系の後継として完璧に需要が一致。現地での圧倒的な信頼性、整備性の良さから、中古車市場に出回り始める「3年落ち」のタイミングで、輸出業者による熾烈な争奪戦が発生することが確実視されます。プラドで起きていた価格高騰が、250でも再現される可能性が極めて高い最重要市場です。 |
| 中東(UAE等) | 5年以内が一般的 | 『砂漠の実用的な相棒』。ディーゼル同様、シンプルで堅牢なガソリンエンジンも根強い人気があります。特に法人やレンタカーなど、過酷な環境でコストを抑えて運用したい層からの安定した需要が見込まれます。UAEから周辺国へ再輸出される際の主要グレードとなる可能性も秘めています。 |
【ディーゼル車】役割: 主に「実用性」「経済性」「耐久性」「走破性」が求められる市場。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
|---|---|---|
| オーストラリア・ニュージーランド | 年式規制は緩やか | 排ガス・安全基準重視。トルク・航続距離が重要視され、ディーゼル(ランクル250/300、プラド、ハイラックス)が主力。 |
| パキスタン | 3年以内 | プラド(ディーゼル)の需要が高く、期限直前に相場高騰。 |
| アフリカ諸国(ケニア等) | 8年以内 | 「壊れない道具」としてディーゼル車への信頼が厚く、「7年落ち」が輸出ラストチャンスで需要増。 |
| 欧州の一部(イギリス等) | 年式規制は緩やか | 排ガス規制(ユーロ6等)が厳しい。新しい年式のクリーンディーゼルのみ対象。 |
【購入編】リセールバリューを左右するスペック選び

ランクル250系は、グレードごとにリセールバリューが大きく異なります。新車でどのグレードを選ぶかで、将来の売却額に数十万円単位の差が出ることも珍しくありません。
グレードごとに、どんなリセール傾向があるのか、実際の相場を踏まえて詳しく解説していきますね。
グレード別リセールバリューランキング【1年落ち残価率】

ランドクルーザー250系は、決して安い買い物ではありません。だからこそ「どれを選ぶか」で多くの方が本気で悩みます。
ガソリンとディーゼル、それぞれに魅力があるぶん、決断に迷うのも当然です。
ここでは僕が算出した最新の市場データに基づき、リアルなリセールバリューランキングをまとめました。
| 順位 | グレード | エンジン | 1年落ち(0.5万km) 残価率 |
| 1位 | GX | 2.8L ディーゼル | 103% |
|---|---|---|---|
| 2位 | VX | 2.7L ガソリン | 100% |
| 3位 | VX | 2.8L ディーゼル | 99% |
| 4位 | ZX | 2.8L ディーゼル | 96% |
| 5位 | VX First Edition | 2.7L ガソリン | 96% |
| 6位 | VX First Edition | 2.8L ディーゼル | 92% |
| 7位 | ZX First Edition | 2.8L ディーゼル | 90% |
| ※First Edition:2024年4月発売、限定8,000台。現在は新規受注停止中。 ※業者向けオートオークションの2025年9月時点の落札データを基に算出 | |||
詳細データを基にすると、ディーゼルのベースグレードである「GX」がトップ(103%)という結果になりました。
全体的に見ると、車両価格が比較的安価なグレード(GX、VX)が上位に来ており、高価なZXや限定車のFirst Editionはやや落ち着いた水準になっています。
ケンタこの結果から、ランドクルーザー250のリセール市場では、豪華さよりも「実用性」や「購入時のコストパフォーマンス」が、特に海外バイヤーから高く評価されている傾向にあると言えそうですね。
ガソリン車のリセールバリュー

| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| VX ファーストエディション 2.7L ガソリン | 2025年/0年/0km | 631万円 | – | – | – | – |
| 2024年/1年/0km | 631万円 | – | – | – | – | |
| 2024年/1年/0.5万km | 631万円 | 606万円 | 96% | 25万円 | 25万円/年 | |
| VX 2.7L ガソリン | 2025年/0年/0km | 583万円 | 627万円 | 108% | -44万円 | – |
| 2024年/1年/0km | 583万円 | 597万円 | 102% | -13万円 | -13万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 583万円 | 583万円 | 100% | 0万円 | 0万円/年 |
総合ランキング2位の通り、1年/0.5万km走行後のデータでも残価率100%と、非常に高い水準を維持しています。 理由はシンプルで、東南アジア(フィリピンやマレーシアなど)からの引き合いが圧倒的だからです。
現地の業者からは「ガソリン車の方がパーツが手に入りやすいし、壊れても直しやすい」とよく聞きます。関税や手続きもディーゼルほどややこしくないので、海外バイヤーも積極的です。
さらに新車価格がディーゼルよりも安めなので、日本国内でも手が届きやすい。未走行車や1年落ちの玉は本当に値落ちしにくくて、「今のうちに動いた方がいい」と実感しています。
ここからは旧型150系ランクルプラド(ガソリン)を紹介します

| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TXLパッケージ 7人 後期 2.7L ガソリン | 2023年/2年/2万km | 522万円 | 503万円 | 96% | 19万円 | 10万円/年 |
| 2022年/3年/3万km | 522万円 | 492万円 | 94% | 29万円 | 10万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 522万円 | 518万円 | 99% | 4万円 | 1万円/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 522万円 | 532万円 | 102% | -10万円 | -2万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 522万円 | 448万円 | 86% | 73万円 | 12万円/年 | |
| 2018年/7年/7万km | 522万円 | 435万円 | 83% | 86万円 | 12万円/年 | |
| TXLパッケージ 7人 中期 2.7L ガソリン | 2017年/8年/8万km | 482万円 | 291万円 | 60% | 191万円 | 24万円/年 |
| 2016年/9年/9万km | 482万円 | 278万円 | 58% | 203万円 | 23万円/年 | |
| 2015年/10年/10万km | 482万円 | 243万円 | 51% | 238万円 | 24万円/年 | |
| 2014年/11年/11万km | 482万円 | 223万円 | 46% | 258万円 | 23万円/年 |
旧型150系プラドを参考にすると、5年落ちまでの相場が高いことが見て取れます。
ケンタ150系プラドを参考にするとランクル250系も、5年以内の乗り換えがお得と考えられます。ただし、ディーゼル車は違う相場推移なので注意しましょう。
ディーゼル車のリセールバリュー

一方で、上位グレードはガソリン車に次ぐ順位となっており、グレード選びが非常に重要になります。
| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ZX ファーストエディション 2.8L ディーゼル | 2025年/0年/0km | 840万円 | – | – | – | – |
| 2024年/1年/0km | 840万円 | 791万円 | 94% | 49万円 | 49万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 840万円 | 757万円 | 90% | 83万円 | 83万円/年 | |
| ZX 2.8L ディーゼル | 2025年/0年/0km | 786万円 | 820万円 | 104% | -33万円 | – |
| 2024年/1年/0km | 786万円 | 787万円 | 100% | 0万円 | 0万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 786万円 | 756万円 | 96% | 30万円 | 30万円/年 | |
| VX ファーストエディション 2.8L ディーゼル | 2025年/0年/0km | 749万円 | – | – | – | – |
| 2024年/1年/0km | 749万円 | 718万円 | 96% | 31万円 | 31万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 749万円 | 692万円 | 92% | 57万円 | 57万円/年 | |
| VX 2.8L ディーゼル | 2025年/0年/0km | 691万円 | 713万円 | 103% | -21万円 | – |
| 2024年/1年/0km | 691万円 | 705万円 | 102% | -14万円 | -14万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 691万円 | 682万円 | 99% | 9万円 | 9万円/年 | |
| GX 2.8L ディーゼル | 2025年/0年/0km | 556万円 | 641万円 | 115% | -85万円 | – |
| 2024年/1年/0km | 556万円 | 603万円 | 108% | -47万円 | -47万円/年 | |
| 2024年/1年/0.5万km | 556万円 | 575万円 | 103% | -18万円 | -18万円/年 |
ディーゼル車は、グレードによって評価が大きく分かれるのが特徴です。
ランキング1位の「GX」は、総合トップ(103%)という高いリセールを記録しました。 一方で、ZX(96%)やFirst Edition(90%~92%)といった高価格帯のグレードは、ガソリンのVX(100%)よりも落ち着いた水準です。
これは海外、とくに東南アジア市場で「ガソリンじゃないと買い手がつきにくい」という空気や、ディーゼルは国によって輸入制限があったり、メンテナンスコストが気にされたりといった事情が影響しています。
ランクル250系で損しないためには、以下3つがハマれば、ディーゼル車でもしっかりリセールは狙えます。
- エンジンの種類
- グレード
- 車が行く先の国のニーズ
ケンタランクル250で後悔しないためには、「将来どこで?誰に?どんな目的で使われるか?」を意識して選ぶことが大切です。
エンジン・グレード・輸出先のニーズがうまく合えば、リセールは格段に上がります。
ここからは旧型150系ランクルプラド(ディーゼル)を紹介します

| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TXLパッケージ 7人 後期 2.8L ディーゼル | 2023年/2年/2万km | 587万円 | 568万円 | 97% | 19万円 | 10万円/年 |
| 2022年/3年/3万km | 587万円 | 546万円 | 93% | 41万円 | 14万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 587万円 | 532万円 | 91% | 55万円 | 14万円/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 587万円 | 534万円 | 91% | 53万円 | 11万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 587万円 | 515万円 | 88% | 72万円 | 12万円/年 | |
| 2018年/7年/7万km | 587万円 | 491万円 | 84% | 96万円 | 14万円/年 | |
| TXLパッケージ 7人 中期 2.8L ディーゼル | 2017年/8年/8万km | 566万円 | 330万円 | 58% | 236万円 | 30万円/年 |
| 2016年/9年/9万km | 566万円 | 310万円 | 55% | 256万円 | 28万円/年 | |
| 2015年/10年/10万km | 566万円 | 291万円 | 51% | 275万円 | 28万円/年 |
150系プラドのディーゼルは、ガソリンとは違って、相場の乱高下は少なく安定しています。
ケンタディーゼル車は相場変動をあまり気にせず、長く乗りたい方に向いている仕様と言えますね。この考え方は新型ランクル250でも生かせるので、参考にしてみてください。
| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TZ-G 7人 後期 2.8L ディーゼル | 2023年/2年/2万km | 636万円 | 613万円 | 96% | 23万円 | 12万円/年 |
| 2022年/3年/3万km | 636万円 | 608万円 | 96% | 28万円 | 9万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 636万円 | 611万円 | 96% | 25万円 | 6万円/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 629万円 | 597万円 | 95% | 32万円 | 6万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 629万円 | 548万円 | 87% | 81万円 | 13万円/年 | |
| 2018年/7年/7万km | 629万円 | 529万円 | 84% | 100万円 | 14万円/年 | |
| TZ-G 7人 中期 2.8L ディーゼル | 2017年/8年/8万km | 603万円 | 383万円 | 63% | 220万円 | 28万円/年 |
| 2016年/9年/9万km | 603万円 | 358万円 | 59% | 245万円 | 27万円/年 | |
| 2015年/10年/10万km | 603万円 | 338万円 | 56% | 265万円 | 26万円/年 |
旧型プラドの最上級グレード「TZ-G」ディーゼルは、急な相場変動が少ない安定したリセールが最大の特徴です。
ケンタこの傾向は、新型ランクル250選びでも参考になるポイントですね。
もちろん、リセールが良いランクル250系に乗り換えるとしても、今乗っている愛車の売却で損をしてしまっては意味がありません。
ボディカラー別のリセールバリュー
色選びで50万円差がつく!?

ケンタランクル250は、リセールを考えて選ぶならボディカラーが非常に重要です。
まずは、2024年式「ZX ディーゼル」の直近3ヶ月のオークションデータから算出した、リアルなランキングをご覧ください。
| 順位 | ボディカラー | オプション代 | 落札台数 平均距離 平均相場 | 基準色 ブラック との価格差 | 実質的な価値 (価格差 – オプション代) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉 | 0円 | 13台 0.6km 823万円 | +22万円 | +22万円 |
| 2位 | スモーキーブルー〈8X0〉 | 0円 | 7台 0.7km 821万円 | +20万円 | +20万円 |
| 3位 | ブラック〈202〉 | 0円 | 18台 0.6km 801万円 | ±0円 | ±0円 |
| 4位 | プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 | 3.3万円 | 43台 0.8km 797万円 | -4万円 | -7.7万円 |
| 5位 | サンド×ライトグレー〈2ZC〉 | 5.5万円 | 19台 0.6km 775万円 | -26万円 | -31.5万円 |
このデータを見ると、1位の「アバンギャルドブロンズメタリック」と5位の「サンド×ライトグレー」では、実質的な価値に50万円以上の差が出ています。
ケンタなぜこのような差が生まれるのか、各色の特徴と合わせて詳しく解説していきますね。
- ブラック〈202〉
- プラチナホワイトパールマイカ〈089〉:+33,000円
- スーパーホワイトⅡ〈040〉
- アバンギャルドブロンズメタリック〈4V8〉
- スモーキーブルー〈8X0〉
- サンド×ライトグレー〈1M4〉[2ZC]:+55,000円
ランクル250は、リセールを見通して選ぶならボディカラーが重要です。人気色と不人気色では、売却時に50万円近い差がつくこともあります。
ランドクルーザー250のイメージカラーである「サンド×ライトグレー」ですが、リセール面では他の色に比べて大きく価値が下がってしまうのが実情です。
ケンタ「サンド×ライトグレー」は見た目がカッコいいので、リセールにこだわらず長く乗り続けることを考えるのであれば、選択してもいいと思います!
1位 アバンギャルドブロンズメタリック / 2位 スモーキーブルー
ブラックを基準にしても、20万円以上のプラス査定となっており、非常に高い人気です。
ケンタ流行が落ち着くと相場が変動するリスクもあるため、少し玄人向けの選択肢と言えるかもしれません。
3位 ブラック
リセールバリューの安定感を最も重視するなら、基準色である「ブラック」が堅実な選択肢です。
ケンタ色選びで迷ったらブラックを選んでおけば大きな失敗はないですね。
4位 プラチナホワイトパールマイカ/スーパーホワイトⅡ

定番の人気色である「プラチナホワイトパールマイカ」ですが、今回のデータでは基準のブラックに一歩及ばず、4位という結果になりました。
有料オプション(3.3万円)であることを考慮すると、リセール面でのアドバンテージは限定的かもしれません。
ケンタとはいえ、ブラックと並んで非常に人気のあるカラーなのは間違いなく、大きく値崩れする心配は少ないですよ。
5位 サンド×ライトグレー
ランドクルーザー250のイメージカラー「サンド×ライトグレー」ですが、リセールでは最も不利な結果となりました。
ケンタデザインは非常に魅力的ですが、リセールを重視するなら慎重な判断が必要になります。この色が好きで長く乗り続ける方にとっては、満足度の高い選択肢と言えるでしょう。
インテリアカラー別のリセールバリュー
| ZX | VX | GX |
|---|---|---|
![]() 本革/ダークチェスナット | ![]() 本革/ブラック | ![]() ファブリック/ブラック |
自分が気に入ったグレードを選べば、それに合わせた内装が標準で付いてくるので、内装だけで査定額が大きく変わることはまずありません。
ケンタ購入時には外装カラーやグレード選びに全力で気持ちを注ぎましょう!
メーカー&販売店オプションが査定に大きく影響する

| メーカーオプション | オプション代 | 残価率 | 推奨度 |
|---|---|---|---|
| ディスプレイオーディオPlus&JBLプレミアムサウンドシステム+12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ+おくだけ充電 | 170,500円 (VX限定) | 約100% | リセールに必須 |
| トヨタ チームメイト+ドライバーモニターカメラ+緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト | 95,700円 (VX限定) | 約50~70% | 安全性重視なら |
| ディーラーオプション | オプション代 | 残価率 | 推奨度 |
| ヘッドランプ(丸目) | 187,000円 | 約30~50% | 個人の嗜好 |
| MODELLISTAパッケージ | 204,600円 (GX非対応) | 約60~80% | 個人の嗜好 |
ランクル250系のリセールを考えるとき、「損をしない」ためのオプション選びについて、分かりやすくまとめてみました。
ケンタオプションは、リセールを優先するか、それとも自分の好みを重視するかで悩むポイントです。
査定でプラスになりにくいオプション
- フロアマット
- ディーラーナビ
- 社外アルミホイール
- オーディオカスタム
このような後付けアイテムや純正以外のパーツは、査定ではほとんどプラスにならないのが現実です。リセールを意識するなら、必要以上に追加装備にお金をかける必要はありません。
購入相談|あなたに合った最適なランドクルーザー250系は?

では、あなたに合うのは、どのランクル250のグレードや仕様でしょうか。
リセール特化型の選び方

| グレード | VX・ガソリンモデル |
|---|---|
| ボディカラー | ブラック〈202〉 |
| オプション | なし |
ボディカラーは「アバンギャルドブロンズメタリック」(+22万円)や「スモーキーブルー」(+20万円)が現在プレミア価格です。しかし、これらは流行に左右されるリスクもあります。
ケンタ安定性を取るなら、基準色の「ブラック」(3位)が堅実でしょう。 ちなみに最新データだと、定番の白(プラチナホワイトパールマイカ)は4位(-7.7万円)とやや苦戦していますが、国内需要は安定しています。
無理に全部盛りを狙う必要はありませんが、「純正装備」「人気カラー」「需要の高いグレード」を意識するだけで、数年後の査定額が大きく変わります。
満足度&コスパ型の選び方

| グレード | ZX・ディーゼルモデル |
|---|---|
| ボディカラー | プラチナホワイトパールマイカ〈089〉 ※長期保有なら好みで選ぶのもあり |
| オプション | メーカーオプション なし ディーラーオプション MODELLISTAパッケージ:204,600円 |
ボディカラーは、リセールを意識するなら基準色の「ブラック」(3位)か、定番の「プラチナホワイトパールマイカ」(4位)が無難です。 手入れのしやすさを考えるなら、ホワイトが良いでしょう。
ケンタ他の色は売却時の価格が下がりやすいので、その点は少し意識しておいてください。
ファミリー用途でランクルを選ぶなら、ディーゼルの燃費メリットは見逃せません。さらにZXの質感ある装備とMODELLISTAの外観が組み合わさることで、中古でも「一定の需要」が期待できます。
失敗しない新車値引き・独自アンケート結果

ランドクルーザー250系は、実際どこまで値引きできるのか?この点は多くの人が気になる部分です。
僕のYouTubeチャンネル(ケンタ車分析)で実施したアンケートをみてください。
- 値引き0円という回答が31%
- 1〜10万円が11%
- 10〜20万円が9%
僕のYouTubeチャンネルで行ったアンケートでは、「値引きゼロ」と答えた人が約3割。「10万円未満」というケースもかなり多く、実際は大きな値引きを引き出すのがなかなか難しい状況です。
やはり人気モデルだけあって、条件やタイミングで大きな差が出やすく、「値引きだけを狙って得をする」のは簡単ではありません。
ケンタ購入を検討する際は、無理な値引き交渉にこだわりすぎず、トータルで納得できる条件を重視するのがおすすめです。
【維持編】維持費&総支出のリアル【ローン・保険・コーティング】

本体価格だけじゃなく、ローン金利や保険、コーティングなど、後から積み重なるコストまでしっかり計算しておくことが大事です。
ここでは維持費と総支出について詳しく解説を紹介します。
ローン金利・諸費用込みの総負担額

たとえば、ランクル250系の本体750万円を5年フルローンした場合はこうなります。
| 金利 | 返済総額 |
|---|---|
| 2% | 7,887,492円 |
| 4% | 8,287,435円 |
| 6% | 8,699,761円 |
金利がたった2%違うだけで、30万円以上の差になることも珍しくありません。
ケンタディーラーで「今だけ特別金利」と勧められても、他の金融機関や条件と必ず比較してみてください。
もしローン選びで迷ったときは、現場経験をもとに僕が書いた、クラウドローンの記事もチェックしてみてください。

損をし続けている人が多い「自動車保険料」

保険料で損してる人、意外と多いです。
人気車なので車両保険は盗難リスクもある分、しっかり入りたいところですが、実際は何年も内容を見直さず高いプランを続けている人も珍しくありません。
【試算条件:40歳男性・会社員・ゴールド免許・20等級など】※補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
| 保険の契約先 | 年間保険料 |
|---|---|
| ディーラー・代理店で契約する「代理店型」 | 約13万円 |
| ネットで直接契約する「ダイレクト型」 | 約8万円 |
| 差額 | 年間 約5万円 |
ケンタ年間5万円。これだけあれば、毎年の記念日などに、ご家族で温泉旅行へ行けますね。
僕の周りでも「毎年の保険料、そんなもんだと思ってた」という声がすごく多いです。でも一括見積もりやネット型保険に切り替えるだけで、年間で数万円節約できるケースもざらにあります。
詳しく知りたい方は、僕が書いた、インズウェブの記事で詳しく解説しています。

ボディコーティングの費用対効果と査定アップの関係

コーティングをすると本当に得なのか?という疑問はよく聞きます。結論から言うと、コーティング代がそのまま査定額に反映されることは、まずありません。
コーティングの最大の利点は、手入れが楽になることと、きれいな状態が長持ちすることです。
ケンタ僕が実際に使っている「クリスタルキーパー」は、年間2〜3万円のコストでプロによる施工とチェックが受けられるので、クルマの美観をキープしたい人におすすめです。
また、モータージャーナリストの川口まなぶさんも推している「シラザンコーティング」は、DIYで1万円前後から始められるので、まずは自分で試したいという方にもおすすめです。
まとめると、コーティングの一番のメリットは「洗車や日々の手入れが圧倒的に楽になること」と「きれいな状態を長くキープできること」です。ランクルみたいな高級車は効果を実感しやすいですよ。
よくある質問(FAQ)

ランドクルーザー250系は、どこを選ぶか・どう乗るかで本当にいろんな悩みや疑問が出てきますよね。
僕なりの経験も交えてQ&Aでまとめました。買う前も、乗り始めてからも、気になることがあれば気軽に参考にしてみてください。
- ガソリンとディーゼル、ぶっちゃけどっちがリセール強い?
-
今はガソリン車が人気です。ただ、「どっちを選んでも損した…」みたいな話はあまり聞きません。長く乗るなら、燃料やメンテのコストも頭に入れておくと良いでしょう。
- ローンをお得にする方法は?
-
金利は必ず比較しましょう。ディーラーや銀行、信販会社ごとに全然違うこともあります。低金利ローンについては、クラウドローンの記事を読んでみてください。
- ボディカラー、色でそこまで差が出る?
-
はい、出ます。黒は安定して高く売りやすいし、白も昔から手堅い。他の色は「好きならアリ」だけど、売るときにちょっと値が落ちる印象です。
- 維持費って、どこを工夫すると抑えやすい?
-
一番わかりやすく差が出るのは自動車保険です。毎年なんとなく同じプランを継続している人も多いですが、見直してみるだけで年間数万円変わることも。ここはインズウェブの記事を確認してください。
- 売り時って結局いつ?
-
1年以内の短期売却が一番強気でいけます。長く乗るなら車検前が区切りです。前型プラドの事例だと3~4年半あたりで相場が跳ねたこともありました。
- 一括査定サービスはどのタイミングで使うべき?
-
必ずやった方がいいです。業者によって提示額は全然違います。一括査定サイトランキングの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ

ランドクルーザー250系は、買うときも乗っているときも、そして手放すときも、「どう動くか」で結果が大きく変わるクルマです。
自分のこだわりや使い方、家族のこと、これからのライフプランまで、一度立ち止まってしっかり考えてみてください。「本当に自分にとってベストなのは何か?」を、納得いくまで探してほしいと思います。
選び方やメンテナンス次第で、場合によっては数十万円もの差が出ることも珍しくありません。
もし迷ったときや悩んだときは、またこのページを気軽に覗いてみてください。このページも情報を随時アップデートしていきます。
みなさんが納得できる一台と出会えることを心から願っています。












