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【2025年最新】シビック・タイプRのリセールで損しないための全知識

シビックという名前には、どこか走る歓びの象徴のような響きがあります。どんな時代でもドライバーを熱くさせ、
手にした瞬間から「運転が好きになる」力を持ったクルマです。

その頂点に立つのが、シビック・タイプR。

ケンタの車分析

研ぎ澄まされた2.0L VTECターボと、ハンドルを切るたびに伝わる路面の情報。ただ速いだけでなく、操る楽しさと人との一体感が、このクルマの真価です。

そしてもうひとつ。タイプRが特別なのは、走りだけではありません。

ケンタ

「乗って楽しみ、売って得する」数少ない国産スポーツの一台です。

この記事で分かること
  • リセールを左右する選び方とカラー別の資産性
  • ローン・保険・コーティングまで、支出を抑える方法
  • ベストな売り時と高額査定の法則

この記事では、現役査定士の僕が最新オークションデータをもとに、タイプRのリセール相場・売り時・カラー別の差まで徹底検証します。

もしあなたのタイプRの今の価値を知りたいなら、下の関連リンクもチェックしてみてください。

目次

【2025年9月最新】シビック・タイプRのリアルタイム相場動向

【2025年9月最新】シビック・タイプRのリアルタイム相場動向
https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

シビック・タイプRの価値は、単なる走行性能やブランド人気だけでは語り切れません。その相場の動き方は、希少性・為替・輸出需要が複雑に絡み合うひとつの市場として独立しています。

ここでは、僕が追ってきた直近1年間の業者オークション落札データをもとに、タイプRがどんなリズムで値を動かしているのかを整理しました。

いま、このクルマがマーケットの中でどのポジションに立っているのかを、データから一緒に読み解いていきましょう。

直近1年のリセールバリュー推移グラフ

タイプRのリセールは強い

この言葉だけを聞くと、いつでも同じ価格帯を維持しているように思うかもしれません。しかし、実際の相場はもっと繊細で、月ごとに呼吸するように動いているのが特徴です。

ここでは、タイプR(MT)・2.0Lガソリンモデルの全年式平均を基準に、この1年間で残価率がどのように動いたのかをグラフ化。

「どのタイミングで価値が動くのか」を、数字の裏側から読み解きます。

タイプR(MT)・2.0Lガソリン・全年式平均

タイプR(MT)・2.0Lガソリン・全年式平均
業者オークション落札データ参照
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落札年月24/724/824/924/1024/1124/1225/125/225/325/425/525/625/725/825/9
支払総額519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万519万
買取相場549万543万542万541万542万546万570万577万555万540万539万542万543万541万539万
残価率106%105%104%104%105%105%110%111%107%104%104%104%105%104%104%

グラフを見ると、まず目を引くのは残価率が常に100%を超えている点です。

新車価格519万円に対し、買取相場は540〜577万円。

買った瞬間から価値が減らないどころか、むしろ上がるなんて信じられますか?そんなクルマは、いまの国内市場でもタイプRだけと言えるでしょう。

そこでも、2025年1〜3月は相場が急騰し、残価率が110〜111%へ。

背景には生産枠の制限、新車不足、輸出需要、円安が重なり、一気に需給が売り手優位へ傾きました。その後は落ち着いたものの、104〜105%前後で高値を維持。

「乗って減らない資産」という言葉が、いまのタイプRにはぴったりです。

【売却編】シビック・タイプRの損しない高額売却マニュアル

【売却編】シビック・タイプRの損しない高額売却マニュアル

タイプRの相場を追っていると、誰もが一度は思うはずです。

このクルマ、どのタイミングで手放すのが一番いいんだろう?

ここからは、僕が現場で集めたデータをもとに、タイプRならではの売りどきの法則を整理してみました。

一般車と同じセオリーでは通用しない。だからこそ、相場を先読みして動く。それがタイプRの正しい向き合い方です

ガソリン車の売却タイミング

ガソリン車の売却タイミング
https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

タイプRの価値は「いつ売るか」で大きく変わります。一般的なクルマなら3年・5年で大きく下がりますが、タイプRは例外。直近データでも、3年落ちでも残価率103%を維持するほど、値下がりしにくいモデルです。

そのため、日常使いしながら好きなタイミングで売っても大きな損は出ません。

ただし、リセールを最大化したい人には、はっきりとした「ゴールデンタイム」が存在します。

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経過月数0〜9ヶ月10ヶ月11ヶ月12ヶ月13〜15ヶ月
残価率102%100%107%106%102%

グラフを見るとわかるように、登録から11〜12ヶ月目がピーク。

この時期は残価率が大きく跳ね上がり、新車時の価格に迫る、またはそれを超える水準まで取引されることもあります。

理由は、「1年ルール」と呼ばれる輸出規制の節目にあります。登録から1年を経過すると、一部の国で輸出が解禁されるため、海外のJDM(日本国内市場)ファンや業者が一気に買い付けを強めます。

需要と供給のバランスが崩れ、相場が一時的に急騰する構造です。

プランA
短期(利益最大化)

新車で購入し、登録から11〜12ヶ月目で売却。最も効率よく資産価値を現金化できるタイミングです。

プランB
長期(満足度重視)

1年ルールを過ぎても、タイプRの価値は落ちにくい。3年・5年と乗っても残価率100%前後を維持できるため、満足してから売却しても損はほぼありません。

ケンタ

早めに動くのも、じっくり乗るのも正解。大事なのは、タイプRをどう楽しみたいか。その気持ちを基準にしてくださいね。

タイミングを見極める3つの視点

タイミングを見極める3つの視点
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  1. クルマの状態をベストに保つ
    • 洗車・メンテ履歴・内装の清潔感。どれも査定UPの基本です。
  2. 市場が動く季節を狙う
    • 1〜3月・7〜9月は中古車需要が集中。業者間競争で相場が上がりやすい。
  3. 次期モデルと為替に注目する
    • 新型登場や円高傾向は相場を動かす要因。ニュースは常にチェック。

日ごろのメンテナンスと相場の動きを意識するだけで、査定額にはしっかり差が出ます。タイプRの価値を守る基本として、この3つは覚えておいてください。

「売るタイミング × 一括査定」

ケンタ

タイミングを押さえたうえで、複数の買取店に一括査定を依頼するだけで、あなたの愛車の価値が見えてきます。

この2つの組み合わせが、同じタイプRでも数十万円の差を生みます。

【プロの予測】シビック・タイプRのリセール相場はどう動くか?

【プロの予測】シビック・タイプRのリセール相場はどう動くか?

リセール相場の勢いが続くタイプRですが、この高値がどこまで持つのか気になる方も多いと思います。これまでのデータと現場の動きをもとに、僕なりの未来予測をお伝えします。

【現状分析】なぜ相場はこれほど高いのか?

タイプRの相場が強いのは、レアな純ガソリンモデルとして世界的に需要が集中しているためです。生産台数が限られ、納車を待つユーザーが多い状況が市場の高値を支えています。

さらに、「1年ルール」による輸出需要も追い風です。海外のJDMファンや業者の買いが一気に増えます。円安とあわせて、国内の買取相場を底上げする要因に。

そしてもう一つの要因が、新車供給の遅れによる希少性です。中古市場の玉不足が続いているため、価格が下がりにくい状態が続いています。

【未来予測】今後の値動きと注意点

今後1〜2年は高値安定が続く見込みです。

ただ、市場が完全に止まるわけではありません。為替の動きや新型の発表、輸出ルールの変更など、小さなきっかけで相場が揺れることはあります。

それでもタイプRは走っても価値が残るクルマ。 焦らずタイミングを見極めれば、今後も新車価格並みの売却が十分狙えます。

輸出市場の最新情報と高値売却のポイント

輸出市場の最新情報と高値売却のポイント
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タイプRのリセールを押し上げているのは、世界に通用する「ホンダ・タイプR」ブランドです。

海外では、軽量・高回転エンジンを積んだFFスポーツという存在そのものが希少で、コレクターズアイテムとして扱われています。

2.0L VTECターボガソリン

主な輸出先原則的な年式規制市場の特性と注意点
ニュージーランド年式規制は緩やか最重要市場の一つ。排ガス基準が厳しく、環境性能に優れた日本車が好まれる市場。タイプRは条件を満たしやすく、安定して高い需要があります。
イギリス年式規制は緩やか右ハンドル圏でタイプRへの理解が深い国。サーキット文化が根付いており、走行性能を重視するユーザーから絶大な支持を得ています。
UAE(ドバイ)など中東諸国5年以内が一般的スーパーカー文化が根付く国で、日本製スポーツカーも一つの象徴。富裕層のコレクション需要が強く、状態の良い個体が高値で取引されます。
東南アジア(香港、マレーシア等)1年~5年が中心経済成長が進む都市部では、コンパクトで俊敏なクルマが好まれます。狭い道路の多い香港では、タイプRの機動性が評価されています。
ケンタ

為替とか輸入ルールの変化って、意外と相場に直結します。「円安だから高くなる」「輸出OKで一気に動く」。この2つは覚えておくと便利ですよ。

【購入編】シビック・タイプRのリセールバリューを左右するスペック選び

【購入編】シビック・タイプRのリセールバリューを左右するスペック選び

「どうせ買うなら、長く乗っても価値が落ちない一台を」

タイプRを選ぶとき、多くの人がそう考えます。でも、グレードや色の選び方ひとつで、3年後の相場が変わるのをご存じでしょうか?

ここからは、僕のリセールデータを使って、タイプRを資産として持つための最適な選び方を解説していきます。

グレード別リセールバリューランキング【3年落ち残価率】

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順位グレードエンジン3年後残価率
1位タイプR2.0L ガソリン103%
参考レーシングブラックP2.0L ガソリン95%
※「レーシングブラックP」は新車価格が異なる特別な仕様と仮定

タイプRは、構成上グレード差がほとんどないものの、実際のデータを見ると標準モデルのリセール安定性が際立っています。

3年後でも100%を超える残価率は、もはや資産の領域。

一見、限定仕様の方が価値がありそうに見えますが、リセールの面では標準モデルが最も堅実で、「コスパ×資産性」を両立できる選択と言えるでしょう。

2.0Lガソリン車のリセールバリュー

2.0Lガソリン車のリセールバリュー
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グレード年式 /
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
レーシングブラックP
2.0L ガソリン
2025年/0年/0km626万円594万円95%33万円
タイプR
2.0L ガソリン
2025年/0年/0km519万円542万円104%-22万円
2024年/1年/1万km519万円540万円104%-20万円-20万円/年
2023年/2年/2万km519万円529万円102%-10万円-5万円/年
2022年/3年/3万km519万円533万円103%-14万円-5万円/年
タイプR
経過月数別
リセール算出
新車登録25~36ヵ月/0.5万km519万円537万円103%-17万円
新車登録16~24ヵ月/0.5万km519万円539万円104%-19万円
新車登録13~15ヵ月/0.5万km519万円530万円102%-11万円
新車登録12ヵ月/0.5万km519万円548万円106%-29万円
新車登録11ヵ月/0.5万km519万円557万円107%-37万円
新車登録10ヵ月/0.5万km519万円522万円100%-2万円
新車登録0~9ヵ月/0.5万km519万円530万円102%-11万円

表を見ると、ほとんどの年式で残価率が100%を超え、新車価格を上回る取引さえ珍しくありません。たとえば、3年乗っても実質の支出はマイナス。つまり利益が出ている計算です。

これは中古市場での需要が極端に高く、国内外で買い手がつきやすいことの証拠でもあります。

タイプRは、「減る資産」ではなく「増える資産」。クルマでありながら、時間を味方につけられる数少ない存在です。

ボディカラーのリセールバリュー

ボディカラー順位オプション代平均相場基準色1位との価格差実質的な価値
1位 フレームレッド(R513)
1位 フレームレッド(R513)
0円635万円±0万円±0万円
2位 レーシングブルーパール(B637P)
2位 レーシングブルーパール(B637P
0円605万円-30万円-30万円
3位 ソニックグレーパール(NH877P)
3位 ソニックグレーパール(NH877P)
3.9万円595万円-40万円-43.9万円
4位 クリスタルブラックパール(NH731P)
4位 クリスタルブラックパール(NH731P)
0円562万円-73万円-73万円
5位 チャンピオンシップホワイト(NH0)
5位 チャンピオンシップホワイト(NH0)
0円549万円-86万円-86万円
※2024年式 タイプR:過去3ヶ月の落札データにて算出

実質的な価値:基準色(フレームレッド)を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールでかを分かりやすく金額で示しています。

タイプRのスペック選びで、リセールに最も影響するのがボディカラーです。

これまで「チャンピオンシップホワイトが一番強い」と言われてきましたが、直近のオークションデータでは、その常識を覆す結果が出ています。

最新の集計でトップに立ったのは、フレームレッド(R513)。2位はレーシングブルーパール(B637P)と、鮮やかなカラーが上位を占めています。

【驚愕】現在のリセールトップは「フレームレッド」

【驚愕】現在のリセールトップは「フレームレッド」
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最新のオークションデータで、最も高値を記録したのはフレームレッド。平均相場は635万円と実質トップの位置に立っています。

通常、白や黒といった定番色が優勢なはずの市場で、タイプRだけは希少カラーがリセールを引っ張る結果に。

データを詳しく見ると、チャンピオンシップホワイトの落札台数が65台と圧倒的に多いのに対し、フレームレッドはわずか17台しか取引されていません。

この流通台数の少なさと、「他と被らない1台を選びたい」オーナー層の需要が、この異例の相場を作り出していると考えられます。

王道の「チャンピオンシップホワイト」は5位

王道の「チャンピオンシップホワイト」は5位
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かつて定番とされたチャンピオンシップホワイトは549万円(−86万円)に後退しました。

決してリセールが悪いわけではありませんが、市場での流通量が増えすぎたことが要因です。ホワイトは永遠の定番カラーですが、リセール狙いでは希少カラーに一歩譲るという異例な結果になっています。

ケンタ

リセールで少しでも上を狙うなら、あえてレッドやブルーを選ぶのも面白い戦略ですよ。

ただ、基本的にはホワイトが王道です。今後の相場次第では逆転もあり得るので、あくまでデータは参考にして、自分が納得できる一台を選んでくださいね。

内装は1種類でリセール差はない

内装は1種類でリセール差はない
レッド/ブラック

タイプRの内装はレッド×ブラックの1種類のみ。

シートやトリムの仕様による価格差はなく、内装でリセールに差が出ることはありません。どの個体を選んでも、価値の評価は同じです。

メーカー&ディーラーオプションは損?得?

メーカー&ディーラーオプションは損?得?
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タイプRの場合、オプションを盛るほど損をすることもあります。というのも、純正の完成度が高く、走りに直結しない装備は査定で評価されにくいからです。

実際の査定現場では、タイプRにどんなナビや内装オプションが付いていても、プラスとして扱われるケースは多くありません。

結果として、最も価値が落ちにくいのはノーマルの標準仕様。シンプルに乗ることが、いちばんリセールを守る選択になります。

購入相談|あなたに合ったシビック・タイプRの選び方

購入相談|あなたに合ったシビック・タイプRの選び方
https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

タイプRは、どの仕様を選んでも高い完成度を誇る一台です。ただし、「どんな乗り方をしたいか」によって、最適な選び方は少しずつ変わります。

それでは、目的別にタイプRのおすすめ仕様を分かりやすく整理していきますね。

リセール重視の選び方

リセール重視の選び方
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おすすめの仕様
グレードタイプR(標準モデル)
ボディカラー・フレームレッド
・レーシングブルーパール
オプション特になし(標準仕様でOK)

リセールを第一に考えるなら、「人気が安定している仕様を選ぶこと」が基本です。

タイプRの場合、派手なカスタムや特別仕様よりも、標準グレード×希少カラーの組み合わせが最も堅実な選択といえます。

僕の最新データでも、標準モデルの中では「フレームレッド」「レーシングブルーパール」が高値で推移。どちらも流通が少なく、他と被らない特別感を求める層に支持されています。

オプションはあえて絞り込み、ノーマル状態の方が評価されやすい傾向です。追加装備に頼らずとも資産価値を保てるのがタイプRの強み。この組み合わせなら、3年後も高い残価率を維持しやすいでしょう。

満足度&コスパ重視の選び方

満足度&コスパ重視の選び方
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おすすめの仕様
グレードタイプR(標準モデル)
ボディカラー・チャンピオンシップホワイト
・ご自身が最も好きなカラー
オプション特になし(好みで選んでOK)

リセールだけでなく、「自分が納得して長く乗れること」を重視するなら、バランス型の選び方がおすすめです。タイプRは標準仕様でも完成度が非常に高く、走り・質感・維持コストのすべてに優れた総合力型のスポーツカー。

ボディカラーは、定番の「チャンピオンシップホワイト」なら王道感と清潔感の両立ができ、リセールも安定。もちろん、好きな色を選んでも価値が下がることはありません。

オーナーとしての満足度を優先し、自分がときめく1台を選ぶのが正解です。

オプションも無理に削らず、ドライブを快適にする機能装備を付けてOK。総支払額を抑えつつ、日常もサーキットも楽しめるでしょう。そんな使い方ができるのが、タイプRの本当の魅力です。

シビック・タイプRの失敗しない値引き交渉術

シビック・タイプRの失敗しない値引き交渉術

タイプRは全国的に供給が限られ、抽選販売になることもあるほどの人気車です。それだけに「値引きなんて無理」と思いがちですが、実際のデータを見ると意外にも商談余地があります。

僕のYouTubeチャンネル「ケンタ車分析」で実施したアンケートでは、購入者の中で「40〜60万円引き」 を獲得した人が全体の1割前後に上る結果となりました。

値引きが取れる背景
  • ホンダ系販売店ごとの競合
  • 下取り車やオプション契約

このような、好条件が重なったレアケースと考えられます。

交渉のポイントは2つ
  • 競合はNG
    • 人気モデルのため、購入意思がはっきりしていない顧客は優先度が下がります。
  • 狙い目は用品サービス
    • ナビやコーティングなどディーラーオプションのサービス追加を相談するのが現実的です。

結論から言うと、タイプRの新車値引きは原則としてゼロに近いと考えておきましょう。その人気と希少性から、値引き交渉は非常に困難です。

ケンタ

タイプRの値引き交渉では「粘る」よりも戦略的に店舗を分散して比較するほうが成果が出やすいですよ。

【維持編】シビック・タイプRの維持費【ローン・保険・コーティング】

【維持編】シビック・タイプRの維持費【ローン・保険・コーティング】

リセールで差がつくのは購入時ですが、トータルコストで差が出るのは維持の工夫です。タイプRのような高性能車こそ、支払いプランやメンテナンスの最適化が重要。

この章では、「ローン」「保険」「コーティング」の3つをデータと実例を交えて解説します。

ローン金利・諸費用込みの総負担額

ローン金利・諸費用込みの総負担額
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シビック・タイプR(元金519万円・5年ローン)の金利別に、返済総額の違いを比較した結果を以下の表にまとめました。

金利返済総額2%との差額
銀行ローン:2.0%約547万円±0円
ディーラー・自社ローン:4.0%約574万円+27万円
ディーラー・自社ローン:6.0%約601万円+54万円

金利が少し上がるだけなら影響は小さいと思っていませんか?

ケンタ

実は、金利がわずか数%違うだけで支払総額は50万円以上も差が出ます。

ディーラーのローンは便利ですが、金利4~6%が主流。これが、クラウドローンやネット銀行系なら2%前後も可能です。審査や手続きのハードルはありますが、その手間以上のリターンがあります。

自動車保険料を安くする最短ルート

自動車保険料を安くする最短ルート
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タイプRを買うと、どうしても保険料が高くつきます。ですが、契約の窓口を変えるだけで年間5万円も節約できることをご存じですか?

保険の契約先年間保険料(目安)
ディーラー・代理店で契約する「代理店型」約15万円
ネットで直接契約する「ダイレクト型」約10万円
差額年間約5万円
試算条件:35歳男性・ゴールド免許・20等級など
補償内容:対人対物無制限、車両保険(1,500万円)あり、弁護士費用特約あり
※上記はあくまで一例です。車種の料率クラスや補償内容によって保険料は変動します。

代理店型で約15万円、ネット直契約のダイレクト型なら約10万円。なんと、5年間で25万円分の差額です。

ケンタ

ディーラーでの契約は安心感がありますが、価格差を考えると一度比較する価値は大きいですよね。

数分の手間で、年間数万円が浮くのなら、やらない理由はありません。

リセールを狙うならコーティングは不要?

リセールを狙うならコーティングは不要?
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コーティングすれば査定が上がる!

そう思われがちですが、実際には査定額への直接効果はほぼありません。

ケンタ

それよりも、塗装を長く保つことでマイナスを防ぐ意味のほうが大きいんです。

高額なディーラープランよりも、実用的な方向で考えるのが、賢いタイプRオーナーの選び方です。

クリスタルキーパーシラザンコーティングのような手軽で効果的な施工は、コスパ面でも優秀といえます。

あなたのシビック・タイプRを最高額で売却する具体的な2つの方法

あなたのシビック・タイプRを最高額で売却する具体的な2つの方法

タイプRを数万円でも高く売りたいなら、やみくもに買取店へ行くのはNGです。相場を読む知識と、正しい売却ルートを知っているだけで結果がまるで変わります。

ここでは、僕が査定士として実際におすすめしている「2つの最短ルート」を紹介します。どちらも無料で始められる方法なので、今のうちにチェックしておきましょう。

まずは愛車の「今」の価値を正確に知りたい方へ

「売るか迷っているけれど、相場が分からない」

こんな声を多くいただきます。

僕自身、これまで5,000人以上の方にLINEで相場をお伝えしてきました。3ヶ月以内に売却を検討している方には、LINE無料相場調査をご用意しました。

タイプRのように流通量が限られるクルマは、一般的な買取相場サイトでは正確な価格が出にくいのが現実です。リアルタイムのデータをもとに、安心して決断できる情報を受け取ってください。

【最短1分・即日結果】高値で売るなら今すぐ一括査定へ

査定相場が上がっている今こそ、行動すべきタイミングです。

一括査定を使えば、わずか1分の入力で即日に複数社の見積もり結果が届きます。その中から最高額の1社だけ選べばいいだけ。「高く・早く・安心して」売る最短ルートです。

一括査定がたくさんあってどこを選んでいいか分からない…

MOTACTNから選んでおけば問題ありません。詳しい違いや流れは、こちらの解説リンクからどうぞ。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

タイプRを検討する中で、購入・維持・売却のそれぞれでよく寄せられる質問をまとめました。リセールや維持費、売却タイミングなど、迷いやすいポイントを短く分かりやすく解説しています。

購入時、どのスペックを選べばリセールで有利ですか?

標準仕様+希少カラー(フレームレッド/ブルーパール)が最有利です。タイプRは素の完成度が高いため、いじらないほど価値が残るのが特徴です。

値引きは可能ですか?

本体値引きはかなり難しい…。ただし、ディーラーオプションのサービス交渉なら余地あり。「コーティングやナビをつけるから値引きを」と伝えてみてください。

維持費で注意するポイントは?

ローン金利と車両保険料です。クラウドローンインズウェブなどの低金利組み合わせで、年間5〜10万円節約できます。

売り時はいつ?

登録11〜12か月目がピーク(1年ルール)。海外輸出需要が一気に高まり、新車価格を超える例も珍しくありません。3年後でも高値を維持するため、ライフスタイルに合わせてOKです。

チャンピオンシップホワイトはリセールが悪い?

悪くはありませんが、流通台数が多いため競合が多いのが実情です。他と被りにくいカラーを選ぶことで、差別化&高値が狙えます。

一括査定はどこがおすすめ?

MOTAとCTNが鉄板。どちらも入力1分で複数社が自動比較でき、最高額の提示が最速で届きます。当サイトの一括査定サイト記事でも説明しています。

まとめ

まとめ

シビック・タイプRは、走るたびに感情を刺激する熱量のあるクルマです。このクルマの魅力は、単なるスペックや価格の比較では語り尽くせません。

その完成度の高さが、中古市場での圧倒的なリセールを支えています。維持費を抑えつつタイミングを見極めれば、購入時に近い価格で手放すことも可能です。

とはいえ、実際の相場は日々変動します。輸出需要やカラー別の取引データまで正確に読むには、プロのサポートが欠かせません。

今の正確な価値を知りたい方は、僕のLINE無料相場調査を活用してください。あなたのタイプRが「今いくらで売れるのか」をリアルタイムでお伝えしています。

※ひとりで対応しているため、現在は売却が近い方のみの受付とさせていただいております。ご了承ください。

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