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【タント】リセールは強い?購入・維持・売却で損しない実践ガイド

タントは、軽スーパーハイトワゴンというジャンルを一気に生活の道具に押し上げた一台です。2019年7月に登場した現行4代目では、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)を初採用。室内の広さや利便性はそのままに、足回りや剛性が見直され、走行フィールが大きく変わりました。

タント

このクルマは、「深く考えずに選ばれている」ケースも少なくありません。

実はタントは、満足して乗り換える人と、損をしたと感じる人が分かれやすい車種です。原因はシンプルで、買うときと売るときの判断基準によるもの。

この記事で分かること
  • 売却編:何年で手放すと損が出やすいのか。相場が落ちる境目はどこか
  • 購入編:リセールを考えたとき、選ぶべきグレード・エンジン・色の正解
  • 維持編:知らないと払い続けてしまう固定費の落とし穴

ここまでの内容を踏まえて、判断材料として使える関連リンクも用意しています。今すぐでなくても、気になったタイミングで確認してもらえれば十分です。

目次

【2025年12月最新】タントのリアルタイム相場動向

【2025年12月最新】タントのリアルタイム相場動向

最初に確認したいのは、この1年で相場がどこまで下がり、どこで持ち直したかです。短期的な値動きだけを見るとズレやすいため、ここでは1年分の推移をまとめて見ていきます。

2025年は、カスタム系グレードを中心に、相場は大きく崩れず推移しました。ただし軽自動車は、年式の進行やモデルサイクルの影響が数字に出やすい市場でもあります。

直近1年のリセールバリュー推移グラフ

ここで見たいのは、当たり外れではありません。価格が下がりきった位置と、反発したタイミングです。

以下の数値は、業者オークションの落札データから、支払総額に対する買取相場の比率(残価率)を算出したものになります。

タントカスタムX・0.6Lガソリン・全年式平均

タントカスタムX・0.6Lガソリン・全年式平均
業者オークション落札データ参照
スクロールできます
落札年月24/1024/1124/1225/125/225/325/425/525/625/725/825/925/1025/1125/12
支払総額191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万191万
買取相場143万144万142万143万140万133万132万128万126万128万129万131万137万138万139万
残価率75%76%74%75%73%70%69%67%66%67%68%69%72%72%73%

カスタムXは流通量が多く、タント相場の基準になりやすいグレードです。

2024年10月時点では、支払総額191万円に対して買取相場は143万円前後。残価率は75〜76%と、高水準からスタートしています。2025年の春〜初夏にかけては、買取相場が140万円台→126万円台まで下落。残価率も一時66%前後まで落ちました。

ただ、夏以降は持ち直し、年末にかけては72〜73%まで回復。大きく崩れず、下がっても戻る安定型の動きが特徴です。

ケンタ

手残りを重視する人、無難に乗り換えたい人向けの相場と言えます。

タントカスタムRS・0.6Lガソリンターボ・全年式平均

タントカスタムRS・0.6Lガソリンターボ・全年式平均
業者オークション落札データ参照
スクロールできます
落札年月24/1024/1124/1225/125/225/325/425/525/625/725/825/925/1025/1125/12
支払総額200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万200万
買取相場136万132万133万131万136万142万140万139万140万141万143万143万143万148万145万
残価率68%66%67%66%68%71%70%69%70%70%72%71%72%74%73%

次に、ターボモデルのカスタムRSです。新車価格は高めですが、動き方がはっきりしています。

2024年10月時点の残価率は68%前後。そこから2025年春以降は上昇し、夏〜秋には70%超を安定して維持。2025年11月には74%まで伸びました。

ターボは「走り重視」で選ばれ、欲しい人が明確なため相場が読みやすいのが強みです。

ケンタ

買うときは高くても、満足度とリセールを両立したい人向けの動きです。

【売却編】タントの価値が落ちる前に知っておきたい判断ポイント

【売却編】タントの価値が落ちる前に知っておきたい判断ポイント

「まだ売らないかも」という方でも大丈夫です。判断材料として、タントの価値が動く節目を見ていきましょう。

タントの売却タイミング

グレード年式走行距離支払総額買取相場毎年いくら払うと乗れる?残価率
カスタムX 後期2024年1万km191万155万36万81%
2023年2万km191万143万24万75%
カスタムX 前期2022年3万km185万126万19万68%
2020年5万km185万106万16万58%
カスタムRS(ターボ)後期2024年1万km200万164万36万82%
2023年2万km200万159万21万79%
カスタムRS(ターボ)前期2022年3万km199万143万19万72%
2020年5万km199万107万18万54%

データから読み取れるのは、3年落ち(2022年式)を境に残価率が一段階下がるという事実です。

例えばカスタムXの場合、2年落ち(2023年式)では75%あった残価率が、3年落ち(2022年式)になると68%まで下がっています。さらに5年落ち(2020年式)では50%台後半まで落ち込みます。

つまり、最も効率よく乗り換えるなら「初回車検の前(3年以内)」がベストタイミングであり、それを過ぎた場合は「2回目の車検前(5年以内)」が一つのデッドラインと言えるでしょう。

ケンタ

注目したいのは「3年落ち」と「5年落ち」の境界線です。

CHECK
3年落ちで、相場が一段下がる

カスタムX・カスタムRSともに、2年落ち→3年落ちのタイミングで残価率がはっきり下がっています。

  • カスタムX:75%→68%
  • カスタムRS(ターボ):79%→72%

このタイミングが、初回車検(3年)です。車検を通す前後で「売る人」が増えるため、市場に台数が出て、相場が一段切り下がります。

CHECK
5年落ちで、もう一段下がる

さらに注意したいのが5年落ち。

  • カスタムX:58%
  • カスタムRS:54%

3年落ち以降は、「毎年いくら払って乗っているか」は下がりますが、売却時の手残りも一気に減ります。

タイミングを見極める視点

相場が動きやすい時期

タントのような軽自動車は、需要期がはっきりしています。

  • 1〜3月:新生活シーズン前で需要が集中
  • 7〜9月:中間決算・在庫調整で値が出やすい

この時期は、同じ車でも査定額に差がつきやすいのが特徴です。

ケンタ

最後は「どこに売るか」で決まります。

タイミングを合わせても、売り先を間違えると意味がありません。

どちらも、相場を把握するための道具として使うのが正解です。

【プロの予測】安定継続か下落始動か?タントの相場を読む

【プロの予測】安定相場の背景とこれからの値動きの見通し

タントの相場は、短期的に見ると上下を繰り返していますが、全体としては「急落せず、踏みとどまっている」状態が続いています。

この動きは偶然ではありません。現場でオークションを見ていると、下がりそうで下がらない理由がはっきり見えてきます。

まずは、なぜ今の相場が大きく崩れていないのか。その背景から見ていきましょう。

【現状分析】相場が大きく崩れない2つの理由

タントは、嗜好品ではなく「生活の足」として選ばれる車です。子育て世帯、高齢者、日常の買い物や送迎。用途がはっきりしているため、景気の影響を受けにくい需要があります。

実際、中古市場でも「とにかく広くて使いやすい軽」を探す層は常に一定数存在します。この層が、相場の底を支えています。

ケンタ

軽スーパーハイトワゴンの新車価格が200万円を超えたことで、購入層の一部が高年式中古へシフトしています。

この流れが、3〜5年落ちのタントを支える需要になっています。

【未来予測】警戒すべきは「モデルチェンジ」の足音

この安定がずっと続くわけではありません。相場を大きく動かす可能性があるのが、フルモデルチェンジです。

現行タントは、2019年に登場しました。軽自動車のモデルサイクルを考えると、いつ次の世代が発表されても不思議ではない時期に入っています。

新型の情報が具体化するとどうなる?
  • 現行型を手放す人が増える
  • 中古市場に台数が一気に出る

この動きが重なり、相場が一段切り下がるケースに。

ケンタ

リセールを重視するなら、新型が出てから考えるでは遅いです。すぐに行動に移せるようにしておきましょう。

海外需要をどう使う?タント高値売却につなげるヒント

海外需要をどう使う?タント高値売却につなげるヒント

軽自動車は日本国内専用(ガラパゴス)というイメージが強く、「輸出は考えなくていい」と思われがちです。

しかし現場を見ると、タントにも輸出ルートは存在しています。爆発力はありませんが、国内相場が崩れにくい理由のひとつとして、この海外需要が静かな下支えになっています。

以下では、エンジンタイプ別に需要の傾向を見ていきます。

【NA(ノンターボ)車】安価で維持費の安い「生活の足」

主な輸出先原則的な年式規制市場の特性と注意点
パキスタン3年以内軽自動車の最大級の輸出先。関税や規制が頻繁に変わるため不安定ですが、燃費の良い日本の軽は、実用車として人気があります。
UAE(ドバイ等)5年以内が一般的自国利用よりも、アフリカ向け再輸出ハブとしての役割が中心。左ハンドル改造ベースや部品取り需要も含め、安価な個体が大量に回転します。価格より流通量重視の市場。
スリランカ規制により変動過去の主要輸出先ですが、外貨不足による輸入制限がかかりやすい国。規制が緩和される局面では日本の軽が一気に流れる可能性も。

NA(ノンターボ)モデルは、燃費の良さと維持費の安さが評価され、海外では実用目的の需要が中心です。

パキスタンのように市場が開くと高年式の需要が一気に高まる国もあり、UAEでは再輸出や部品取り用途として安価な個体が多く流通します。

【ターボ車(カスタムRS等)】高速走行もこなす「趣味と実益」の需要

主な輸出先原則的な年式規制市場の特性と注意点
イギリス年式規制は緩やか日本と同じ右ハンドル国。「Kei Car」がクルマ好きの間で定着。あえて日本の軽を選ぶ層が存在します。カスタムRSなどのスポーティグレードは、個人輸入(グレーインポート)で人気です。
ニュージーランド年式規制は緩やかESCなど安全基準は厳しいものの、都市部のセカンドカーや高齢者の移動手段として需要があります。坂道が多い地形のため、NAよりターボモデルが選ばれやすいです。
ロシア及びCIS諸国3年〜5年以内極寒地でも確実に動く日本車の信頼性は高く評価されています。物流の不安定さはありますが、右ハンドル需要は依然根強い状況。評価が安定しています。

ターボモデルは、高速域や勾配のある環境でも走れる軽として評価されています。

実用一辺倒ではなく、「走りを楽しみたい」「余裕が欲しい」という層に選ばれやすいのが特徴。NAより用途が広く、需要が分散しにくいため、海外でも相場が安定しやすい傾向があります。

タントを高値で売るための戦略

輸出動向を踏まえると、タントは国内需要が約9割を占めるクルマです。狙うべきは一発逆転ではなく、需要が最も厚くなる国内の時期。

具体的には1〜3月の新生活シーズン前に市場へ出すのが正攻法です。加えて、販路の広い買取店を選ぶことで、相場の上限を引き出しやすくなるでしょう。

手間をかけずに今の立ち位置を知りたいなら、MOTAのように事前入札で価格帯が見えるサービスが向いています。一方で、より多くの業者に当てて限界ラインを探りたい場合は、CTNのような一括型が力を発揮します。

【購入編】タントのリセールバリューを左右するスペック選び

【購入編】タントのリセールバリューを左右するスペック選び

タントは、見た目が似ていても選ぶグレードやエンジンで、数年後の手残りが大きく変わるクルマです。

ここでは細かい数字を追うのではなく、「どんな選び方が有利か」だけをじっくり解説していきます。

グレード別リセールバリューランキング

順位グレードエンジン2年後残価率
1位カスタムRS0.6L ターボ79%
2位ファンクロスターボ0.6L ターボ78%
3位カスタムX0.6L ガソリン75%
4位ファンクロス0.6L ガソリン74%
5位ノーマルX0.6L ガソリン71%
2年落ち(2023年式)の数値を基準にしたデータ

まず押さえておきたいのは、ターボモデルの強さです。2年後のデータを見ると、上位に並ぶのはほぼターボ車。

理由はシンプル。

  • 高速や坂道で余裕がある
  • 中古市場で「欲しい人」が明確

この2点が、再販時の評価につながっています。

カスタムのリセールバリュー

カスタムのリセールバリュー
スクロールできます
グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
カスタムRS
(ターボ)
2025年/0年/0km211万188万89%23万
2024年/1年/1万km200万164万82%36万36万/年
2023年/2年/2万km200万159万79%41万21万/年
2022年/3年/3万km199万143万72%56万19万/年
2021年/4年/4万km199万119万60%80万20万/年
カスタムX
(NA)
2025年/0年/0km200万174万87%26万
2024年/1年/1万km191万155万81%36万36万/年
2023年/2年/2万km191万143万75%48万24万/年
2022年/3年/3万km185万126万68%59万19万/年
2021年/4年/4万km185万118万64%67万17万/年
カスタムRS(ターボ)& カスタムX(NA)

タントの代名詞とも言える「カスタム」グレード

カスタム系は、RS(ターボ)かX(NA)かで収支が変わります。RSは新車価格が約10万円高いものの、3年後の買取では戻りが約17万円多いのが実情です。

この差が意味するのは、高く買った分以上に、価値が残る仕様だということ。

購入価格だけで見るとRSは割高に見えますが、売却まで含めると実質的な負担はRSのほうが小さくなります。

一方のカスタムXは、価格とリセールのバランスが良く、無難に選んで失敗しにくいグレードです。ただし、年数が進むほどRSとの差は広がりやすくなります。

ケンタ

短〜中期での乗り換えを前提にするならRS、安定感を重視するならX。カスタムでは、この選択がリセールの分かれ目です。

ノーマルのリセールバリュー

ノーマルのリセールバリュー
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グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
ノーマルX2025年/0年/0km173万140万81%33万
2024年/1年/1万km165万131万80%34万34万/年
2023年/2年/2万km165万117万71%48万24万/年
2022年/3年/3万km160万105万66%55万18万/年
2021年/4年/4万km160万100万62%60万15万/年
2020年/5年/5万km160万86万54%74万15万/年

ノーマルグレードは、購入時の価格が抑えられる反面、値落ちは早めです。年数が進むにつれて残価率は着実に下がり、3年を過ぎるとリセール面での優位性は薄れていきます。

そのため、「短期間で乗り換えて得をする」タイプではありません。安く買って、長く使う前提で考えるグレードです。

ケンタ

実用性は十分ですが、カスタム系やターボモデルと比べると、売却時の戻りにはあまり期待できないのが正直なところ。

ファンクロスのリセールバリュー

スクロールできます
グレード年式/
経過年数/
走行距離
支払総額
(A)
買取相場
(B)
残価率
(B/A)
実質の
負担額
(A-B)
毎年いくら
払うと
乗れる?
ファンクロス
(ターボ)
2025年/0年/0km204万176万86%28万
2024年/1年/1万km194万156万80%38万38万/年
2023年/2年/2万km194万152万78%42万21万/年
ファンクロス
(NA)
2025年/0年/0km194万162万84%32万
2024年/1年/1万km185万155万84%30万30万/年
2023年/2年/2万km185万137万74%48万24万/年

ファンクロスは、タントにSUVテイストを加えた派生グレードです。見た目の個性が強く、一定の需要はありますが、リセール面ではターボかNAかで差が出やすいのが特徴です。

ターボモデルは、走りの余裕と希少性から2年落ちでも高い水準を維持しやすく、実質負担も抑えやすい傾向があります。NAモデルは見た目の人気に比べて、価格の下がり方はやや早め。短期での乗り換えでは、ターボとの差が出やすくなります。

ケンタ

短期での乗り換えや価値重視ならターボ、デザイン重視で長く乗るならNA。ファンクロスは、目的を決めて選ぶグレードと言えます。

もし現在乗っている車の売却を検討しているなら、MOTA車買取の活用をお勧めします。上位3社のみからの連絡で済むため、しつこい営業電話に悩まされることなく、愛車の最高値を効率よく把握できます。

また、より多くの買取店にアプローチして限界価格を引き出したい場合は、CTN車一括査定も非常に有効な手段です。

新しい車をお得に手に入れるための第一歩は、今の車を「適正価格以上」で評価してもらうことから始まります。

ボディカラーのリセールバリュー

「何色を買うか」だけで、売却時に数万円〜十数万円の差がつきます。

ここでは、オプション費用まで考慮した「実質的な価値」を算出しました。

ボディカラー順位オプション代落札台数
平均距離
平均相場
基準色(黒)との
価格差
実質的な価値
(価格差 – オプション代)
1位 シャイニングホワイトパール (W25)
1位 シャイニングホワイトパール (W25)
2.8万円36台
4.5万km
118万円
+4万円+1.2万円
2位 ブラックマイカM×ホワイトパール (XH3)
2位 ブラックマイカM×ホワイトパール (XH3)
6.6万円15台
4.2万km
117万円
+3万円-3.6万円
3位 ブラックマイカメタリック (X07)
3位 ブラックマイカメタリック (X07)
0円32台
4.5万km
114万円
±0円±0円
4位 レーザーブルークリスタルシャイン (B82)
4位 レーザーブルークリスタルシャイン (B82)
2.8万円11台
4.8万km
105万円
-9万円-11.8万円
5位 ブラック×ファイアークォーツレッド (X96)
5位 ブラック×ファイアークォーツレッド (X96)
5.5万円5台
4.2万km
103万円
-11万円-16.5万円
6位 ファイアークォーツレッドM (R67)
6位 ファイアークォーツレッドM (R67)
0円10台
4.5万km
99万円
-15万円15.0万円
2019年式・タントカスタムX・0.6Lガソリン:過去6か月の落札データにて算出

実質的な価値:基準色(ブラックマイカメタリック)を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールでかを分かりやすく金額で示しています。

タントは、ボディカラーでリセール差がはっきり出る車種です

1位 シャイニングホワイトパール

安定して評価が高いカラーです。

オプション代はかかりますが、売却時にはそれ以上の上乗せが期待できるため、実質的にはプラスになりやすい色です。リセール重視なら、迷わずこの色です。

2位 ブラックマイカM×ホワイトパール

見た目の人気はありますが、オプション代が回収しきれません。価格差だけを見るとプラスでも、実質ではマイナスになりやすいのが実情です。

リセールを考えるなら、白を選ぶ場合は、シャイニングホワイトパールを選択するのがいいと思います。

3位 ブラックマイカメタリック

追加費用がかからず、相場も基準として安定しています。突出したプラスはありませんが、損もしにくい無難な選択。
コスパ重視なら十分アリです。

4位以下は落札価格が大きく下がります

4位 レーザーブルークリスタルシャイン

5位 ブラック×ファイアークォーツレッド

6位 ファイアークォーツレッドM

青や赤などの有彩色、個性的な2トーンは、好みがはっきり分かれる色です。そのため買取業者側では、次の買い手を選ぶリスクを見込んで、査定額を抑えざるを得ません。

内装は1種類で価値は一定

内装は1種類で価値は一定

タントの内装は基本的に仕様が1種類で、内装の違いによってリセールが上下することはありません。

査定では、色やデザインではなく、汚れ・傷・使用感といった状態面が見られます。普通に使っていれば、内装が理由で損をすることはほぼありません。

【リセール目線で見る】付けていいオプション・不要なオプション

【リセール目線で見る】付けていいオプション・不要なオプション
オプションオプション代残価率

9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
88,000円30~50%
各種ナビ(ディーラーOP)20~40%
各種カスタムパーツリターンなし

付けてもいいオプション

9インチスマホ連携ディスプレイオーディオディーラーオプションのナビは、使い勝手の面ではプラスです。「元を取る」目的ではなく、日常の快適さのために付ける装備と考えるのが正解です。

付けなくていいオプション

エアロや装飾系のカスタムパーツは、リセールではほぼ評価されません。満足度は上がりますが、査定では「プラスにならない装備」として扱われます。

【購入相談】リセール重視か、満足度重視かで選ぶタント

【購入相談】リセール重視か、満足度重視かで選ぶタント

数年後に「この選び方で良かった」と思えるかどうか。

それは、購入時にリセールか満足度かをどちらに寄せたかでほぼ決まります。その考え方を、この章で分けていきます。

リセール重視の選び方

リセール重視の選び方
グレードカスタムRS(0.6L ターボ)
ボディカラーシャイニングホワイトパール(W25)
オプション【メーカーオプション】
・9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
※過剰なオプションは不要

3年前後で乗り換える前提なら、選択肢はかなり狭いです。

中古市場で強い条件は、いつも同じだからです。

  • パワーに余裕がある
  • 需要層が広い
  • 色で嫌われにくい

この3つを同時に満たす仕様は多くありません。

ターボモデルは、「高いから敬遠される」のではなく、欲しい人が最初から決まっているのが強み。時間が経っても値段が落ちきらず、売る段階で差が開きます。

色も同じ考え方です。白は評価される色というより、減点されない色。だから最後に残る金額が安定します。

装備は足さないほうがいい。理由は単純で、次の買い手は装備より車両の価格を見るからです。

満足度&コスパ重視の選び方

満足度&コスパ重視の選び方
グレードカスタムRS(0.6L ターボ)
または
ファンクロス ターボ
ボディカラー・シャイニングホワイトパール(W25)
・ブラックマイカメタリック(X07)
※長期保有なら好みの色でOK
オプション【ディーラーオプション】
・各種ナビ
・9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
※快適性重視で選んでOK

ここで一度、数字だけ見てください。

2年保有時の目安
  • ターボ:約21万円/年
  • NA:約24万円/年

「え、ターボの方が安いの?」多くの人がここで一度引っかかるでしょう。

購入時はNAのほうが安く見えますが、2年後に手放した瞬間、差が一気に詰まる。結果として、支払った総額を年割りするとターボの方が軽くなります。

ここに、走りの余裕やストレスの少なさが加わります。合流、登坂、荷物を積んだときの差は、毎日の体感に直結。

つまりこの選び方は、「快適さにお金を払う」のではなく、価値が残るものにお金を置いておく感覚ですね。

ファンクロスターボも、この考え方の延長線上にあります。数値はカスタムRSに一歩及びませんが、見た目や使い方を優先しても、コスパが崩れにくい範囲に収まります。

値引きできた人・できなかった人|アンケートで分かった決定的な差

値引きできた人・できなかった人|アンケートで分かった決定的な差

アンケート結果を見ると、値引き額に大きな差が出ています。0〜10万円で止まった人がいる一方、20万円以上引き出している人も少なくありません。この差は、交渉力というより3つの対策です。

POINT
「タント一本」で話を進めない

「N-BOXとスペーシアも比較中で、今週末に見に行く予定です」この一言を入れるだけで、空気が変わります。営業側にとっては、他社に流れる可能性が見えた瞬間だからです。

POINT
同じダイハツ同士の比較

店舗が違えば、販売ノルマも裁量も別物です。見積もりを2店舗分並べるだけで、条件が動くケースが普通にあります。

POINT
タイミングも重要

動きやすいのは、3月の決算期と9月の中間決算期。「今月中に数字を積みたい」事情が重なるため、普段は出ない条件がテーブルに出てきやすくなります。

ケンタ

僕のもとにも、実際にこれらのやり方で値引きがUPしたという報告が届いています。

【維持編】タントの維持費【ローン・保険・コーティング】

【維持編】タントの維持費【ローン・保険・コーティング】

タントを無事に手に入れた後、次に考えたいのが「維持費」です。

軽自動車は維持費が安いのが最大の魅力ですが、契約の仕方ひとつで、数年後の総出費に数十万円の差がつきます。ここでは、ローン・保険・コーティングの3つに分けて、「無駄を削ぎ落とし、価値を残す」ポイントを整理します。

同じタントでも支払額が変わる理由|ローン金利の話

同じタントでも支払額が変わる理由|ローン金利の話
金利返済総額2.0%との差額
銀行ローン(例):2.0%約 2,222,040円±0円
ディーラーローン(例):4.0%約 2,327,100円-105,060円
ディーラーローン(例):6.0%約 2,435,460円-213,420円
カスタムRS(ターボ)(支払総額211万円)を、5年(60回)のローンで組んだ場合

タントは、金利の選び方だけで20万円前後の差が出ます。試算を見ると、2.0%と6.0%では返済総額に約21万円の開き。

ディーラーローンは手軽ですが、その分金利は高め。銀行系ローンを選ぶだけで、総支払額を確実に抑えられます。

ケンタ

この差額は、車検費用や保険料、次の乗り換え資金に回せる現実的な金額です。

クラウドローンのようなサービスもあり、手間をかけずに低金利を探せます。タントのようにリセールが強い車ほど、ローンで無駄を出さないことが大事ですよ。

知らないと差が出る?タントの自動車保険料

知らないと差が出る?タントの自動車保険料
保険の契約先年間保険料(目安)
ディーラー・代理店で契約する「代理店型」約 60,000円
ネットで直接契約する「ダイレクト型(ネット保険)」約 35,000円
差額年間 約 25,000円
試算条件:35歳男性・東京都在住・ゴールド免許・20等級など
補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
※上記はあくまで一例です。車種の料率クラスや補償内容によって保険料は変動します。

同じ補償内容でも、保険の入り方で支払額は大きく変わります。差は約2万5千円です。

ケンタ

この差額は、ガソリン代やメンテナンス費用に回せる現実的な金額。毎年積み重なると、決して小さくありません。

補償を削らずに保険料だけを見直したいなら、複数社を一括で比較できるインズウェブを使うのが近道です。条件を揃えたうえで、いちばん無理のない選択ができます。

高額なコーティングを施工してもリセールが上がることはない

高額なコーティングを施工してもリセールが上がることはない

査定で見られるのは「コーティングの種類」ではなく、塗装の状態が保たれているか。高額なコーティングはリセールUPにはつながりません。

10万円超のディーラー施工は不要。ガソリンスタンドでできるクリスタルキーパーや、自宅施工のシラザンコーティング程度で十分役割を果たします。

タントを安く売らないために知っておきたい2ルート

タントを安く売らないために知っておきたい2ルート

査定をしていて一番多い失敗は、「相場を知らないまま、最初の提示額で決めてしまうこと」です。

タントは人気車だからこそ、売り方次第で、10万~20万は変わる。その分かれ道になる2つの方法を、順に見ていきます。

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僕のLINE無料相場調査は、「売却前の確認」に使う手段です。業者オークションの落札データをベースに、今のタントがどの価格帯で動いているかをチェックできます。

ポイントは、「高く売れるか」ではなく「安く手放してしまうラインを避ける」ための材料になること。下取り額や買取提示額を見て迷いが出た時の基準線として使われるケースが多いです。

なお、分析はすべて個別対応になるため、3か月以内に売却を検討している方限定で受けています。

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上位査定だけ比較!一括査定活用法

こちらは「価格を引き上げに行く」動きです。一社完結ではなく、複数の買取店を同時に動かすことで、価格が上振れしやすい状況を作ります。

MOTAとCTNはいずれも事前入札型で、やり取りは上位3社のみ。電話攻撃に悩まされることもありません

両方を使うことで、得意ジャンルの異なる買取店が入りやすくなるのが特徴。相場を把握したうえで、実際にいくらの提示が出るかを確かめられます。

想定より高い金額が出れば、そこで売却。伸びなければ見送る、という判断もできます。

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よくある質問(FAQ)

MOTAとCTNはどう違う?

タントは選択肢が多く、ちょっとした判断で満足度や損得が分かれます。ここでは、よく聞かれる点を順にまとめました。

グレードはどれを選ぶか悩んで決められない

基準になるのはカスタムRS(ターボ)です。購入価格はやや高めですが、売却時の戻りが強く、結果的に負担が軽くなりやすいグレードです。価格重視ならNAも選択肢ですが、売るときの金額には差が出ます。

軽自動車だけど満足度はどう?

日常使いの満足度は高いです。室内が広く、スライドドアも使いやすい。ターボモデルは加速に余裕があり、軽自動車でもストレスを感じにくくなります。

維持費は高くならない?

軽自動車なので税金や燃費は有利です。差が出やすいのは、ローン金利と保険の選び方。ここを見直すだけで、数年で10万円以上変わることもあります。クラウドローンインズウェブならすぐに選びなおすことができます。

コーティングはやったほうがいい?

高額なコーティングは不要です。査定で見られるのは施工内容より、ボディの状態。数万円の簡易コーティングで十分と考えて問題ありません。

一括査定サイトって何?

複数の買取店に同時に査定依頼を出し、いちばん高い金額を選べる仕組みです。条件が合えば、そのまま売却まで進められます。

MOTAとCTNはどう違う?

MOTAは事前入札で上位3社のみとやり取りします。CTNは販路や得意分野の違う買取店が集まりやすいのが特徴です。両方使うと、評価の幅が広がるケースがあります。

まとめ

タントは、数字だけで評価されているクルマではありません。室内の広さ、スライドドアの使い勝手、日常での取り回し。軽自動車としての完成度が高く、生活にちゃんと馴染む一台です。

もし売却を考えるのであれば、「今いくらが現実的なのか」と相場を知っておくことで判断がブレません。

僕のLINE無料相場調査で最新データをもとに整理するのも一つの方法です。

※現在は人気のため、3か月以内に売却を検討している方限定での受付となります。

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