【タント】リセールは強い?購入・維持・売却で損しない実践ガイド

タントは、軽スーパーハイトワゴンというジャンルを一気に生活の道具に押し上げた一台です。2019年7月に登場した現行4代目では、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)を初採用。室内の広さや利便性はそのままに、足回りや剛性が見直され、走行フィールが大きく変わりました。

このクルマは、「深く考えずに選ばれている」ケースも少なくありません。
実はタントは、満足して乗り換える人と、損をしたと感じる人が分かれやすい車種です。原因はシンプルで、買うときと売るときの判断基準によるもの。
- 売却編:何年で手放すと損が出やすいのか。相場が落ちる境目はどこか
- 購入編:リセールを考えたとき、選ぶべきグレード・エンジン・色の正解
- 維持編:知らないと払い続けてしまう固定費の落とし穴
ここまでの内容を踏まえて、判断材料として使える関連リンクも用意しています。今すぐでなくても、気になったタイミングで確認してもらえれば十分です。
【2025年12月最新】タントのリアルタイム相場動向

最初に確認したいのは、この1年で相場がどこまで下がり、どこで持ち直したかです。短期的な値動きだけを見るとズレやすいため、ここでは1年分の推移をまとめて見ていきます。
2025年は、カスタム系グレードを中心に、相場は大きく崩れず推移しました。ただし軽自動車は、年式の進行やモデルサイクルの影響が数字に出やすい市場でもあります。
直近1年のリセールバリュー推移グラフ
ここで見たいのは、当たり外れではありません。価格が下がりきった位置と、反発したタイミングです。
タントカスタムX・0.6Lガソリン・全年式平均

| 落札年月 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 | 25/10 | 25/11 | 25/12 |
| 支払総額 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 | 191万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 143万 | 144万 | 142万 | 143万 | 140万 | 133万 | 132万 | 128万 | 126万 | 128万 | 129万 | 131万 | 137万 | 138万 | 139万 |
| 残価率 | 75% | 76% | 74% | 75% | 73% | 70% | 69% | 67% | 66% | 67% | 68% | 69% | 72% | 72% | 73% |
2024年10月時点では、支払総額191万円に対して買取相場は143万円前後。残価率は75〜76%と、高水準からスタートしています。2025年の春〜初夏にかけては、買取相場が140万円台→126万円台まで下落。残価率も一時66%前後まで落ちました。
ただ、夏以降は持ち直し、年末にかけては72〜73%まで回復。大きく崩れず、下がっても戻る安定型の動きが特徴です。
ケンタ手残りを重視する人、無難に乗り換えたい人向けの相場と言えます。
タントカスタムRS・0.6Lガソリンターボ・全年式平均

| 落札年月 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 | 25/10 | 25/11 | 25/12 |
| 支払総額 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 | 200万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 136万 | 132万 | 133万 | 131万 | 136万 | 142万 | 140万 | 139万 | 140万 | 141万 | 143万 | 143万 | 143万 | 148万 | 145万 |
| 残価率 | 68% | 66% | 67% | 66% | 68% | 71% | 70% | 69% | 70% | 70% | 72% | 71% | 72% | 74% | 73% |
次に、ターボモデルのカスタムRSです。新車価格は高めですが、動き方がはっきりしています。
2024年10月時点の残価率は68%前後。そこから2025年春以降は上昇し、夏〜秋には70%超を安定して維持。2025年11月には74%まで伸びました。
ターボは「走り重視」で選ばれ、欲しい人が明確なため相場が読みやすいのが強みです。
ケンタ買うときは高くても、満足度とリセールを両立したい人向けの動きです。
【売却編】タントの価値が落ちる前に知っておきたい判断ポイント

「まだ売らないかも」という方でも大丈夫です。判断材料として、タントの価値が動く節目を見ていきましょう。
タントの売却タイミング
| グレード | 年式 | 走行距離 | 支払総額 | 買取相場 | 毎年いくら払うと乗れる? | 残価率 |
| カスタムX 後期 | 2024年 | 1万km | 191万 | 155万 | 36万 | 81% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 2万km | 191万 | 143万 | 24万 | 75% | |
| カスタムX 前期 | 2022年 | 3万km | 185万 | 126万 | 19万 | 68% |
| 2020年 | 5万km | 185万 | 106万 | 16万 | 58% | |
| カスタムRS(ターボ)後期 | 2024年 | 1万km | 200万 | 164万 | 36万 | 82% |
| 2023年 | 2万km | 200万 | 159万 | 21万 | 79% | |
| カスタムRS(ターボ)前期 | 2022年 | 3万km | 199万 | 143万 | 19万 | 72% |
| 2020年 | 5万km | 199万 | 107万 | 18万 | 54% |
データから読み取れるのは、3年落ち(2022年式)を境に残価率が一段階下がるという事実です。
例えばカスタムXの場合、2年落ち(2023年式)では75%あった残価率が、3年落ち(2022年式)になると68%まで下がっています。さらに5年落ち(2020年式)では50%台後半まで落ち込みます。
つまり、最も効率よく乗り換えるなら「初回車検の前(3年以内)」がベストタイミングであり、それを過ぎた場合は「2回目の車検前(5年以内)」が一つのデッドラインと言えるでしょう。
ケンタ注目したいのは「3年落ち」と「5年落ち」の境界線です。
カスタムX・カスタムRSともに、2年落ち→3年落ちのタイミングで残価率がはっきり下がっています。
- カスタムX:75%→68%
- カスタムRS(ターボ):79%→72%
このタイミングが、初回車検(3年)です。車検を通す前後で「売る人」が増えるため、市場に台数が出て、相場が一段切り下がります。
さらに注意したいのが5年落ち。
- カスタムX:58%
- カスタムRS:54%
3年落ち以降は、「毎年いくら払って乗っているか」は下がりますが、売却時の手残りも一気に減ります。
タイミングを見極める視点
タントのような軽自動車は、需要期がはっきりしています。
- 1〜3月:新生活シーズン前で需要が集中
- 7〜9月:中間決算・在庫調整で値が出やすい
この時期は、同じ車でも査定額に差がつきやすいのが特徴です。
ケンタ最後は「どこに売るか」で決まります。
タイミングを合わせても、売り先を間違えると意味がありません。
どちらも、相場を把握するための道具として使うのが正解です。
【プロの予測】安定継続か下落始動か?タントの相場を読む

タントの相場は、短期的に見ると上下を繰り返していますが、全体としては「急落せず、踏みとどまっている」状態が続いています。
この動きは偶然ではありません。現場でオークションを見ていると、下がりそうで下がらない理由がはっきり見えてきます。
まずは、なぜ今の相場が大きく崩れていないのか。その背景から見ていきましょう。
【現状分析】相場が大きく崩れない2つの理由
タントは、嗜好品ではなく「生活の足」として選ばれる車です。子育て世帯、高齢者、日常の買い物や送迎。用途がはっきりしているため、景気の影響を受けにくい需要があります。
実際、中古市場でも「とにかく広くて使いやすい軽」を探す層は常に一定数存在します。この層が、相場の底を支えています。
ケンタ軽スーパーハイトワゴンの新車価格が200万円を超えたことで、購入層の一部が高年式中古へシフトしています。
この流れが、3〜5年落ちのタントを支える需要になっています。
【未来予測】警戒すべきは「モデルチェンジ」の足音
この安定がずっと続くわけではありません。相場を大きく動かす可能性があるのが、フルモデルチェンジです。
現行タントは、2019年に登場しました。軽自動車のモデルサイクルを考えると、いつ次の世代が発表されても不思議ではない時期に入っています。
- 現行型を手放す人が増える
- 中古市場に台数が一気に出る
この動きが重なり、相場が一段切り下がるケースに。
ケンタリセールを重視するなら、新型が出てから考えるでは遅いです。すぐに行動に移せるようにしておきましょう。
海外需要をどう使う?タント高値売却につなげるヒント

軽自動車は日本国内専用(ガラパゴス)というイメージが強く、「輸出は考えなくていい」と思われがちです。
しかし現場を見ると、タントにも輸出ルートは存在しています。爆発力はありませんが、国内相場が崩れにくい理由のひとつとして、この海外需要が静かな下支えになっています。
以下では、エンジンタイプ別に需要の傾向を見ていきます。
【NA(ノンターボ)車】安価で維持費の安い「生活の足」
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
| パキスタン | 3年以内 | 軽自動車の最大級の輸出先。関税や規制が頻繁に変わるため不安定ですが、燃費の良い日本の軽は、実用車として人気があります。 |
|---|---|---|
| UAE(ドバイ等) | 5年以内が一般的 | 自国利用よりも、アフリカ向け再輸出ハブとしての役割が中心。左ハンドル改造ベースや部品取り需要も含め、安価な個体が大量に回転します。価格より流通量重視の市場。 |
| スリランカ | 規制により変動 | 過去の主要輸出先ですが、外貨不足による輸入制限がかかりやすい国。規制が緩和される局面では日本の軽が一気に流れる可能性も。 |
パキスタンのように市場が開くと高年式の需要が一気に高まる国もあり、UAEでは再輸出や部品取り用途として安価な個体が多く流通します。
【ターボ車(カスタムRS等)】高速走行もこなす「趣味と実益」の需要
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
| イギリス | 年式規制は緩やか | 日本と同じ右ハンドル国。「Kei Car」がクルマ好きの間で定着。あえて日本の軽を選ぶ層が存在します。カスタムRSなどのスポーティグレードは、個人輸入(グレーインポート)で人気です。 |
|---|---|---|
| ニュージーランド | 年式規制は緩やか | ESCなど安全基準は厳しいものの、都市部のセカンドカーや高齢者の移動手段として需要があります。坂道が多い地形のため、NAよりターボモデルが選ばれやすいです。 |
| ロシア及びCIS諸国 | 3年〜5年以内 | 極寒地でも確実に動く日本車の信頼性は高く評価されています。物流の不安定さはありますが、右ハンドル需要は依然根強い状況。評価が安定しています。 |
実用一辺倒ではなく、「走りを楽しみたい」「余裕が欲しい」という層に選ばれやすいのが特徴。NAより用途が広く、需要が分散しにくいため、海外でも相場が安定しやすい傾向があります。
タントを高値で売るための戦略
輸出動向を踏まえると、タントは国内需要が約9割を占めるクルマです。狙うべきは一発逆転ではなく、需要が最も厚くなる国内の時期。
具体的には1〜3月の新生活シーズン前に市場へ出すのが正攻法です。加えて、販路の広い買取店を選ぶことで、相場の上限を引き出しやすくなるでしょう。
手間をかけずに今の立ち位置を知りたいなら、MOTAのように事前入札で価格帯が見えるサービスが向いています。一方で、より多くの業者に当てて限界ラインを探りたい場合は、CTNのような一括型が力を発揮します。
【購入編】タントのリセールバリューを左右するスペック選び

タントは、見た目が似ていても選ぶグレードやエンジンで、数年後の手残りが大きく変わるクルマです。
ここでは細かい数字を追うのではなく、「どんな選び方が有利か」だけをじっくり解説していきます。
グレード別リセールバリューランキング
| 順位 | グレード | エンジン | 2年後残価率 |
| 1位 | カスタムRS | 0.6L ターボ | 79% |
|---|---|---|---|
| 2位 | ファンクロスターボ | 0.6L ターボ | 78% |
| 3位 | カスタムX | 0.6L ガソリン | 75% |
| 4位 | ファンクロス | 0.6L ガソリン | 74% |
| 5位 | ノーマルX | 0.6L ガソリン | 71% |
理由はシンプル。
- 高速や坂道で余裕がある
- 中古市場で「欲しい人」が明確
この2点が、再販時の評価につながっています。
カスタムのリセールバリュー

| グレード | 年式/ 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
| カスタムRS (ターボ) | 2025年/0年/0km | 211万 | 188万 | 89% | 23万 | – |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年/1年/1万km | 200万 | 164万 | 82% | 36万 | 36万/年 | |
| 2023年/2年/2万km | 200万 | 159万 | 79% | 41万 | 21万/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 199万 | 143万 | 72% | 56万 | 19万/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 199万 | 119万 | 60% | 80万 | 20万/年 | |
| カスタムX (NA) | 2025年/0年/0km | 200万 | 174万 | 87% | 26万 | – |
| 2024年/1年/1万km | 191万 | 155万 | 81% | 36万 | 36万/年 | |
| 2023年/2年/2万km | 191万 | 143万 | 75% | 48万 | 24万/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 185万 | 126万 | 68% | 59万 | 19万/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 185万 | 118万 | 64% | 67万 | 17万/年 |
タントの代名詞とも言える「カスタム」グレード
カスタム系は、RS(ターボ)かX(NA)かで収支が変わります。RSは新車価格が約10万円高いものの、3年後の買取では戻りが約17万円多いのが実情です。
購入価格だけで見るとRSは割高に見えますが、売却まで含めると実質的な負担はRSのほうが小さくなります。
ケンタ短〜中期での乗り換えを前提にするならRS、安定感を重視するならX。カスタムでは、この選択がリセールの分かれ目です。
ノーマルのリセールバリュー

| グレード | 年式/ 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
| ノーマルX | 2025年/0年/0km | 173万 | 140万 | 81% | 33万 | – |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年/1年/1万km | 165万 | 131万 | 80% | 34万 | 34万/年 | |
| 2023年/2年/2万km | 165万 | 117万 | 71% | 48万 | 24万/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 160万 | 105万 | 66% | 55万 | 18万/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 160万 | 100万 | 62% | 60万 | 15万/年 | |
| 2020年/5年/5万km | 160万 | 86万 | 54% | 74万 | 15万/年 |
ノーマルグレードは、購入時の価格が抑えられる反面、値落ちは早めです。年数が進むにつれて残価率は着実に下がり、3年を過ぎるとリセール面での優位性は薄れていきます。
ケンタ実用性は十分ですが、カスタム系やターボモデルと比べると、売却時の戻りにはあまり期待できないのが正直なところ。
ファンクロスのリセールバリュー

| グレード | 年式/ 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
| ファンクロス (ターボ) | 2025年/0年/0km | 204万 | 176万 | 86% | 28万 | – |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年/1年/1万km | 194万 | 156万 | 80% | 38万 | 38万/年 | |
| 2023年/2年/2万km | 194万 | 152万 | 78% | 42万 | 21万/年 | |
| ファンクロス (NA) | 2025年/0年/0km | 194万 | 162万 | 84% | 32万 | – |
| 2024年/1年/1万km | 185万 | 155万 | 84% | 30万 | 30万/年 | |
| 2023年/2年/2万km | 185万 | 137万 | 74% | 48万 | 24万/年 |
ファンクロスは、タントにSUVテイストを加えた派生グレードです。見た目の個性が強く、一定の需要はありますが、リセール面ではターボかNAかで差が出やすいのが特徴です。
ケンタ短期での乗り換えや価値重視ならターボ、デザイン重視で長く乗るならNA。ファンクロスは、目的を決めて選ぶグレードと言えます。
もし現在乗っている車の売却を検討しているなら、MOTA車買取の活用をお勧めします。上位3社のみからの連絡で済むため、しつこい営業電話に悩まされることなく、愛車の最高値を効率よく把握できます。
また、より多くの買取店にアプローチして限界価格を引き出したい場合は、CTN車一括査定も非常に有効な手段です。
新しい車をお得に手に入れるための第一歩は、今の車を「適正価格以上」で評価してもらうことから始まります。
ボディカラーのリセールバリュー
「何色を買うか」だけで、売却時に数万円〜十数万円の差がつきます。
ここでは、オプション費用まで考慮した「実質的な価値」を算出しました。
| ボディカラー順位 | オプション代 | 落札台数 平均距離 平均相場 | 基準色(黒)との 価格差 | 実質的な価値 (価格差 – オプション代) |
![]() 1位 シャイニングホワイトパール (W25) | 2.8万円 | 36台 4.5万km 118万円 | +4万円 | +1.2万円 |
![]() 2位 ブラックマイカM×ホワイトパール (XH3) | 6.6万円 | 15台 4.2万km 117万円 | +3万円 | -3.6万円 |
![]() 3位 ブラックマイカメタリック (X07) | 0円 | 32台 4.5万km 114万円 | ±0円 | ±0円 |
![]() 4位 レーザーブルークリスタルシャイン (B82) | 2.8万円 | 11台 4.8万km 105万円 | -9万円 | -11.8万円 |
![]() 5位 ブラック×ファイアークォーツレッド (X96) | 5.5万円 | 5台 4.2万km 103万円 | -11万円 | -16.5万円 |
![]() 6位 ファイアークォーツレッドM (R67) | 0円 | 10台 4.5万km 99万円 | -15万円 | –15.0万円 |
実質的な価値:基準色(ブラックマイカメタリック)を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールで得か損かを分かりやすく金額で示しています。
タントは、ボディカラーでリセール差がはっきり出る車種です
1位 シャイニングホワイトパール

安定して評価が高いカラーです。
2位 ブラックマイカM×ホワイトパール

見た目の人気はありますが、オプション代が回収しきれません。価格差だけを見るとプラスでも、実質ではマイナスになりやすいのが実情です。
3位 ブラックマイカメタリック

追加費用がかからず、相場も基準として安定しています。突出したプラスはありませんが、損もしにくい無難な選択。
コスパ重視なら十分アリです。
4位以下は落札価格が大きく下がります
4位 レーザーブルークリスタルシャイン

5位 ブラック×ファイアークォーツレッド

6位 ファイアークォーツレッドM

青や赤などの有彩色、個性的な2トーンは、好みがはっきり分かれる色です。そのため買取業者側では、次の買い手を選ぶリスクを見込んで、査定額を抑えざるを得ません。
内装は1種類で価値は一定

タントの内装は基本的に仕様が1種類で、内装の違いによってリセールが上下することはありません。
査定では、色やデザインではなく、汚れ・傷・使用感といった状態面が見られます。普通に使っていれば、内装が理由で損をすることはほぼありません。
【リセール目線で見る】付けていいオプション・不要なオプション

| オプション | オプション代 | 残価率 |
![]() 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ | 88,000円 | 30~50% |
|---|---|---|
| 各種ナビ(ディーラーOP) | – | 20~40% |
| 各種カスタムパーツ | – | リターンなし |
付けてもいいオプション
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオやディーラーオプションのナビは、使い勝手の面ではプラスです。「元を取る」目的ではなく、日常の快適さのために付ける装備と考えるのが正解です。
付けなくていいオプション
エアロや装飾系のカスタムパーツは、リセールではほぼ評価されません。満足度は上がりますが、査定では「プラスにならない装備」として扱われます。
【購入相談】リセール重視か、満足度重視かで選ぶタント

数年後に「この選び方で良かった」と思えるかどうか。
それは、購入時にリセールか満足度かをどちらに寄せたかでほぼ決まります。その考え方を、この章で分けていきます。
リセール重視の選び方

| グレード | カスタムRS(0.6L ターボ) |
|---|---|
| ボディカラー | シャイニングホワイトパール(W25) |
| オプション | 【メーカーオプション】 ・9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ ※過剰なオプションは不要 |
中古市場で強い条件は、いつも同じだからです。
- パワーに余裕がある
- 需要層が広い
- 色で嫌われにくい
この3つを同時に満たす仕様は多くありません。
ターボモデルは、「高いから敬遠される」のではなく、欲しい人が最初から決まっているのが強み。時間が経っても値段が落ちきらず、売る段階で差が開きます。
色も同じ考え方です。白は評価される色というより、減点されない色。だから最後に残る金額が安定します。
装備は足さないほうがいい。理由は単純で、次の買い手は装備より車両の価格を見るからです。
満足度&コスパ重視の選び方

| グレード | カスタムRS(0.6L ターボ) または ファンクロス ターボ |
|---|---|
| ボディカラー | ・シャイニングホワイトパール(W25) ・ブラックマイカメタリック(X07) ※長期保有なら好みの色でOK |
| オプション | 【ディーラーオプション】 ・各種ナビ ・9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ ※快適性重視で選んでOK |
ここで一度、数字だけ見てください。
- ターボ:約21万円/年
- NA:約24万円/年
「え、ターボの方が安いの?」多くの人がここで一度引っかかるでしょう。
購入時はNAのほうが安く見えますが、2年後に手放した瞬間、差が一気に詰まる。結果として、支払った総額を年割りするとターボの方が軽くなります。
ここに、走りの余裕やストレスの少なさが加わります。合流、登坂、荷物を積んだときの差は、毎日の体感に直結。
つまりこの選び方は、「快適さにお金を払う」のではなく、価値が残るものにお金を置いておく感覚ですね。
値引きできた人・できなかった人|アンケートで分かった決定的な差

アンケート結果を見ると、値引き額に大きな差が出ています。0〜10万円で止まった人がいる一方、20万円以上引き出している人も少なくありません。この差は、交渉力というより3つの対策です。
「N-BOXとスペーシアも比較中で、今週末に見に行く予定です」この一言を入れるだけで、空気が変わります。営業側にとっては、他社に流れる可能性が見えた瞬間だからです。
店舗が違えば、販売ノルマも裁量も別物です。見積もりを2店舗分並べるだけで、条件が動くケースが普通にあります。
動きやすいのは、3月の決算期と9月の中間決算期。「今月中に数字を積みたい」事情が重なるため、普段は出ない条件がテーブルに出てきやすくなります。
ケンタ僕のもとにも、実際にこれらのやり方で値引きがUPしたという報告が届いています。
【維持編】タントの維持費【ローン・保険・コーティング】

タントを無事に手に入れた後、次に考えたいのが「維持費」です。
軽自動車は維持費が安いのが最大の魅力ですが、契約の仕方ひとつで、数年後の総出費に数十万円の差がつきます。ここでは、ローン・保険・コーティングの3つに分けて、「無駄を削ぎ落とし、価値を残す」ポイントを整理します。
同じタントでも支払額が変わる理由|ローン金利の話

| 金利 | 返済総額 | 2.0%との差額 |
| 銀行ローン(例):2.0% | 約 2,222,040円 | ±0円 |
|---|---|---|
| ディーラーローン(例):4.0% | 約 2,327,100円 | -105,060円 |
| ディーラーローン(例):6.0% | 約 2,435,460円 | -213,420円 |
ディーラーローンは手軽ですが、その分金利は高め。銀行系ローンを選ぶだけで、総支払額を確実に抑えられます。
ケンタこの差額は、車検費用や保険料、次の乗り換え資金に回せる現実的な金額です。
クラウドローンのようなサービスもあり、手間をかけずに低金利を探せます。タントのようにリセールが強い車ほど、ローンで無駄を出さないことが大事ですよ。

知らないと差が出る?タントの自動車保険料

| 保険の契約先 | 年間保険料(目安) |
| ディーラー・代理店で契約する「代理店型」 | 約 60,000円 |
|---|---|
| ネットで直接契約する「ダイレクト型(ネット保険)」 | 約 35,000円 |
| 差額 | 年間 約 25,000円 |
補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
※上記はあくまで一例です。車種の料率クラスや補償内容によって保険料は変動します。
ケンタこの差額は、ガソリン代やメンテナンス費用に回せる現実的な金額。毎年積み重なると、決して小さくありません。
補償を削らずに保険料だけを見直したいなら、複数社を一括で比較できるインズウェブを使うのが近道です。条件を揃えたうえで、いちばん無理のない選択ができます。

高額なコーティングを施工してもリセールが上がることはない

査定で見られるのは「コーティングの種類」ではなく、塗装の状態が保たれているか。高額なコーティングはリセールUPにはつながりません。
10万円超のディーラー施工は不要。ガソリンスタンドでできるクリスタルキーパーや、自宅施工のシラザンコーティング程度で十分役割を果たします。
タントを安く売らないために知っておきたい2ルート

査定をしていて一番多い失敗は、「相場を知らないまま、最初の提示額で決めてしまうこと」です。
タントは人気車だからこそ、売り方次第で、10万~20万は変わる。その分かれ道になる2つの方法を、順に見ていきます。
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僕のLINE無料相場調査は、「売却前の確認」に使う手段です。業者オークションの落札データをベースに、今のタントがどの価格帯で動いているかをチェックできます。
ポイントは、「高く売れるか」ではなく「安く手放してしまうラインを避ける」ための材料になること。下取り額や買取提示額を見て迷いが出た時の基準線として使われるケースが多いです。
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上位査定だけ比較!一括査定活用法

こちらは「価格を引き上げに行く」動きです。一社完結ではなく、複数の買取店を同時に動かすことで、価格が上振れしやすい状況を作ります。
両方を使うことで、得意ジャンルの異なる買取店が入りやすくなるのが特徴。相場を把握したうえで、実際にいくらの提示が出るかを確かめられます。
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よくある質問(FAQ)

タントは選択肢が多く、ちょっとした判断で満足度や損得が分かれます。ここでは、よく聞かれる点を順にまとめました。
- グレードはどれを選ぶか悩んで決められない
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基準になるのはカスタムRS(ターボ)です。購入価格はやや高めですが、売却時の戻りが強く、結果的に負担が軽くなりやすいグレードです。価格重視ならNAも選択肢ですが、売るときの金額には差が出ます。
- 軽自動車だけど満足度はどう?
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日常使いの満足度は高いです。室内が広く、スライドドアも使いやすい。ターボモデルは加速に余裕があり、軽自動車でもストレスを感じにくくなります。
- 維持費は高くならない?
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軽自動車なので税金や燃費は有利です。差が出やすいのは、ローン金利と保険の選び方。ここを見直すだけで、数年で10万円以上変わることもあります。クラウドローンとインズウェブならすぐに選びなおすことができます。
- コーティングはやったほうがいい?
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高額なコーティングは不要です。査定で見られるのは施工内容より、ボディの状態。数万円の簡易コーティングで十分と考えて問題ありません。
- 一括査定サイトって何?
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複数の買取店に同時に査定依頼を出し、いちばん高い金額を選べる仕組みです。条件が合えば、そのまま売却まで進められます。
- MOTAとCTNはどう違う?
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MOTAは事前入札で上位3社のみとやり取りします。CTNは販路や得意分野の違う買取店が集まりやすいのが特徴です。両方使うと、評価の幅が広がるケースがあります。
まとめ

タントは、数字だけで評価されているクルマではありません。室内の広さ、スライドドアの使い勝手、日常での取り回し。軽自動車としての完成度が高く、生活にちゃんと馴染む一台です。
もし売却を考えるのであれば、「今いくらが現実的なのか」と相場を知っておくことで判断がブレません。
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