【2025年版】ヴェゼルのリセールは異常!損しないグレード・カラー選びの完全ガイド

ヴェゼルは「見た目・燃費・使いやすさ・安全・安心」すべてのバランスが高水準。コンパクトSUVで迷ったら、まず外してはいけない一台です。
ケンタそのヴェゼルですが、いま「リセール相場が異常な高値」になっています。


このクルマは、他の車種とは少し違う理由で価値が支えられています。
国内の若い世代から絶大な人気があるのはもちろん、今はスリランカなど海外からの一点集中オーダーがもう一段上の高値を作っています。
このページでは、2024〜2025年のリアルな相場動向、グレードやボディカラーごとのリセール差、そして「本当に損しない売り方・乗り換え方」を、プロ目線で徹底解説します。
- どのグレードが一番得?
- ボディカラーでリセールはどこまで変わる?
- 売り時・買い替えのベストなタイミングは?
この記事を読み終えたとき、「自分に一番有利な選択肢」がクリアになるはずです。ぜひ最後までお読みください。



ヴェゼルを検討しているなら、以下の3記事もチェックしてくださいね。
【毎月更新】ヴェゼルの最新リセール相場(2025年8月)


2025年9月時点で、ヴェゼルの中古車相場はどのように動いているのか。
市場の最新データをもとに、今どれだけの価値があるのかを詳しく解説します。愛車を今売るべきか、もう少し待つべきか迷っている方は、ぜひ判断材料にしてください。
直近1年の残価率推移グラフ
この1年間でヴェゼルの価値はどう変化してきたのか、残価率の推移をグラフ化しています。
どのタイミングで相場が上がり、どこで下がったのか、実際の数値の流れを見ることで、売り時や買い替え時期の目安が分かります。
Gグレード(4WD)・1.5L ガソリン・全年式平均
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| 落札年月 | 24/7 | 24/8 | 24/9 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 |
| 支払総額 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 | 292万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 309万 | 311万 | 296万 | 285万 | 302万 | 291万 | 269万 | 279万 | 292万 | 276万 | 292万 | 286万 | 288万 | 295万 | 293万 |
| 残価率 | 106% | 106% | 102% | 98% | 103% | 100% | 92% | 96% | 100% | 94% | 100% | 98% | 99% | 101% | 100% |
・24年7月と8月は残価率106%と高く、買取相場も310万円前後でピーク
・その後、やや下落傾向をはさみつつ、25年も100%前後で安定
・直近(25年9月)は残価率100%、買取相場293万円と高値を維持
ガソリンモデルの相場を見て驚くのは、その安定感です。



この強さの理由は、一部海外への輸出需要が相場を力強く下支えしていることに加え、4WDモデルは降雪地域などで実用面での需要が安定しているためです。
e:HEVのような派手な値動きはありませんが、鉄壁の安定性を誇る手堅いモデルと言えるでしょう。
Zグレード・1.5L eHEV・全年式平均
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| 落札年月 | 24/7 | 24/8 | 24/9 | 24/10 | 24/11 | 24/12 | 25/1 | 25/2 | 25/3 | 25/4 | 25/5 | 25/6 | 25/7 | 25/8 | 25/9 |
| 支払総額 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 | 291万 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 買取相場 | 260万 | 259万 | 258万 | 261万 | 259万 | 257万 | 260万 | 276万 | 272万 | 287万 | 307万 | 287万 | 297万 | 281万 | 276万 |
| 残価率 | 89% | 89% | 89% | 90% | 89% | 88% | 89% | 95% | 93% | 99% | 105% | 99% | 102% | 97% | 95% |
・24年夏〜冬にかけては残価率88〜90%台で安定して推移
・25年春に相場が急騰し、5月には残価率105%・相場307万円のピークを記録
・直近(25年9月)は残価率95%、買取相場276万円とピーク時よりは落ち着いたものの、依然として高水準
もちろん、燃費性能の高さといった国内での人気が根強いことも確かです。しかし、今回の相場爆発の最大の引き金となったのは、スリランカへの輸出が再開されたことです。
経済的な理由で一時ストップしていた輸出ルートが動き出したことで、現地で人気の高いヴェゼルe:HEVへの注文が殺到し、オークション相場が一気に跳ね上がりました。
現在はその輸出熱も少しずつ落ち着き始めたため、相場もピーク時よりは緩やかになっています。



それでも95%という非常に高い残価率を維持できているのは、根強い国内人気がしっかりと相場を下支えしている証拠と言えるでしょう。
なぜe:HEVだけが異常に高い?海外特需のカラクリを解説


今回のグラフを見て分かる通り、ヴェゼルeHEV(Zグレード)は2025年春にかけて残価率が一時的に105%まで跳ね上がり、新車価格を上回る買取相場を記録しました。
この現象の主な要因は「スリランカ特需」です。
そこで圧倒的な人気のヴェゼルeHEVへの爆発的な注文が一気に集中。海外バイヤーによる買い付け競争が、通常なら考えられないほど相場を押し上げています。



6月時点では落ち着きつつも、依然として高いリセールバリューを維持しています。
【重要】今のヴェゼル相場は輸出特需による「バブル」状態です


これは一過性の可能性が高く、乗り換えを検討しているなら、このチャンスを逃さない手はありません。



なぜ今がこれほどまでに「売り時」なのか、その理由と今後の予測をプロの視点で解説します。
【プロの予測】今後のリセール相場はこのようになる


ヴェゼルのリセール相場は、いま大きな転換点を迎えています。
ここでは、最新の市場データと現場のプロ視点をもとに、「現在」と「これから」の相場動向をわかりやすく整理します。
今のヴェゼル相場は、スリランカ特需の影響でかつてない高値圏にあります。



eHEVは、中古車でも新車価格を超えるケースが続出し、まさにボーナスステージと呼べる状況です。
一方、ガソリン車も安定した需要はあるものの、基本的には緩やかに価値が下がる傾向が続いています。この相場の背景には、国内外からの買い注文や、国内ファン層の厚さが影響しています。
この特需がいつまでも続くとは限りません。



スリランカの経済情勢や政府の方針が変われば、一気に相場が元の下落トレンドへ戻る可能性もあります。
今後は、毎年5%程度の価値下落を見込むのが一般的ですが、eHEVのようなハイブリッド車は依然として海外での人気が高く、ガソリン車よりリセールを維持しやすいでしょう。
いずれにせよ、「今が異例の売り時」であることは間違いありません。今後は市場の動きに注意深く目を向けておく必要があります。
世界で売るなら要チェック!ヴェゼル輸出・年式規制と高値ルール


車を海外に輸出する際は、それぞれの国で求められる年式や排ガス基準、安全装備の条件が大きく異なります。
そのため、どこに送る場合でも、現地の規制や必要な仕様を事前に細かく調べておくことが欠かせません。
【ガソリン車】「コスト重視で、日本製の信頼できるSUVを求める層」に人気が集まっている市場。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
|---|---|---|
| バングラデシュ | 5年以内 | ガソリンモデルの、重要な輸出先の一つ。年式が古くなるほど関税が下がるため、3年~5年落ちの車両に特に需要が集まる傾向がある。 |
| ロシア及びCIS諸国 | 3年~5年以内が中心 | ハイブリッドよりも構造がシンプルで整備しやすいガソリンエンジンが好まれ、ヴェゼルのモダンなデザインも若い世代を中心に高い人気。 |
【ハイブリッド車】「日本の、先進的で、燃費が良く、そして、スタイリッシュなコンパクトSUV」としての需要。
| 主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
|---|---|---|
| スリランカ | 3年以内が中心 | 今のヴェゼル相場を押し上げている最大の要因。経済危機による輸入停止後、2025年の輸入再開でハイブリッド車に注文が集中。この状況は情勢次第でいつ終わるか分からない不安定さもある。 |
| パキスタン | 3年以内が中心 | スリランカと並んでヴェゼルハイブリッドの大きな市場となっている中東。ガソリン価格の高騰を受けて、燃費の良いハイブリッド車が都市部の富裕層から強く支持されている。 |
| ニュージーランド | 年式規制は緩やか | 厳しい排ガス基準をクリアできる、クリーンなハイブリッド車は、この国で非常に高く評価される。環境性能の高さが車の価値に直結。 |
| イギリス、アイルランド | 年式規制は緩やか | ロンドンなどの都市部の、厳しい排ガス規制(ULEZ)をクリアできるため、価値が高い。右ハンドルであることも大きな追い風。 |
【購入編】リセールバリューを左右するスペック選び


ヴェゼルを購入するうえで、「将来手放すときにどれだけ高く売れるか」は多くの人が気になるポイントです。
ここでは実際の売却データをもとに、リセールバリューを大きく左右するグレードやボディカラーの違いについてまとめました。
グレード別リセールバリューランキング【3年落ち残価率】


まずは、購入から3年が経過した時点でのリセール価値をランキング形式で見ていきましょう。
| 順位 | グレード | エンジン | 3年後残価率 |
| 1位 | G 4WD 前期 | 1.5L ガソリン | 115% |
|---|---|---|---|
| 2位 | G 2WD 前期 | 1.5L ガソリン | 109% |
| 3位 | Z プレイ 前期 | 1.5L e:HEV | 85% |
| 4位 | Z 前期 | 1.5L e:HEV | 81% |
| 5位 | X 前期 | 1.5L e:HEV | 79% |
結果は一目瞭然で、ガソリンモデルが1位・2位を独占。



しかも、どちらも残価率100%を超えるという驚異的な数値を記録しています。これは購入時よりも高く売れる「価格の逆転現象」が起きているということです。
e:HEV勢は80%台で安定しているものの、ガソリン車ほどの爆発力はありません。ただし、その中でも最上位の「Z プレイ」は85%と、頭一つ抜けた存在感を示しています。
ガソリン車のリセールバリュー


| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| G 4WD 後期 1.5L ガソリン | 2025年/0年/0km | 292万円 | 266万円 | 91% | 26万円 | – |
| 2024年/1年/1万km | 292万円 | 261万円 | 90% | 30万円 | 30万円/年 | |
| G 4WD 前期 1.5L ガソリン | 2024年/1年/1万km | 288万円 | 250万円 | 87% | 38万円 | 38万円/年 |
| 2023年/2年/2万km | 288万円 | 239万円 | 83% | 49万円 | 24万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 275万円 | 315万円 | 110% | -40万円 | -13万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 275万円 | 302万円 | 110% | -27万円 | -7万円/年 | |
| G 2WD 前期 1.5L ガソリン (廃止) | 2024年/1年/1万km | 265万円 | 238万円 | 90% | 27万円 | 27万円/年 |
| 2023年/2年/2万km | 265万円 | 242万円 | 92% | 22万円 | 11万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 252万円 | 274万円 | 109% | -22万円 | -7万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 252万円 | 266万円 | 106% | -14万円 | -4万円/年 |
ガソリン車、特に2021〜2022年式の前期モデルで異常事態が起きています。



「毎年いくら払うと乗れる?」の欄がマイナスになっている通り、実質タダ乗りどころか、乗るほどにお金が増えるという、まさに錬金術のような状況です。
ここからは旧型モデルのリセールバリューを紹介します
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| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Xホンダセンシング 1.5L ガソリン 後期 | 2021年/4年/4万km | 245万円 | 224万円 | 91% | 21万円 | 5万円/年 |
| 2020年/5年/5万km | 245万円 | 192万円 | 78% | 54万円 | 11万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 245万円 | 174万円 | 71% | 72万円 | 12万円/年 | |
| 2018年/7年/7万km | 245万円 | 164万円 | 67% | 81万円 | 12万円/年 | |
| Xホンダセンシング 1.5L ガソリン 前期 | 2017年/8年/8万km | 241万円 | 143万円 | 59% | 98万円 | 12万円/年 |
| 2016年/9年/9万km | 241万円 | 137万円 | 57% | 104万円 | 12万円/年 | |
| X 1.5L ガソリン 前期 | 2015年/10年/10万km | 235万円 | 129万円 | 55% | 106万円 | 11万円/年 |
| 2014年/11年/11万km | 235万円 | 117万円 | 50% | 118万円 | 11万円/年 |



年間コストを見ると旧型のときから高リセールだったことがわかりますね。
eHEV(ハイブリッド)車のリセールバリュー


ヴェゼルのeHEV(ハイブリッド)モデルは、スリランカへの輸出再開もあり中古車市場で注目を集めています。
| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Xハントパッケージ 1.5L eHEV 後期 | 2025年/0年/0km | 329万円 | 295万円 | 89% | 35万円 | – |
| 2024年/1年/1万km | 329万円 | 273万円 | 83% | 57万円 | 57万円/年 | |
| X 1.5L eHEV 後期 | 2025年/0年/0km | 318万円 | 285万円 | 90% | 33万円 | – |
| 2024年/1年/1万km | 318万円 | 261万円 | 82% | 56万円 | 56万円/年 | |
| X 1.5L eHEV 前期 | 2023年/2年/2万km | 306万円 | 252万円 | 82% | 54万円 | 27万円/年 |
| 2022年/3年/3万km | 293万円 | 233万円 | 79% | 60万円 | 20万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 293万円 | 223万円 | 76% | 70万円 | 17万円/年 |
e:HEVのエントリーグレードにあたる「X」と、その派生モデル「Xハントパッケージ」のリセールです。



とはいえ、Xグレードを3年・3万kmで売却した場合、年間コストは約20万円。月々1万5千円程度で乗れる計算になるので、コストパフォーマンスはかなり優秀です。
| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Z 1.5L eHEV 後期 | 2025年/0年/0km | 351万円 | 331万円 | 94% | 20万円 | – |
| 2024年/1年/1万km | 351万円 | 304万円 | 87% | 47万円 | 47万円/年 | |
| Z 1.5L eHEV 前期 | 2024年/1年/1万km | 329万円 | 296万円 | 90% | 33万円 | 33万円/年 |
| 2023年/2年/2万km | 329万円 | 280万円 | 85% | 49万円 | 25万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 319万円 | 258万円 | 81% | 60万円 | 20万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 319万円 | 244万円 | 77% | 75万円 | 19万円/年 |
3年落ちで81%、新しい年式では90%を超えるなど、常に高い価値をキープ。



大きく得をすることはありませんが、損をすることもない、まさに優等生なグレードです。迷ったら「Z」を選んでおけば間違いない、という安心感がありますね。
| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Zプレイパッケージ 1.5L eHEV 後期 | 2025年/0年/0km | 365万円 | 335万円 | 92% | 30万円 | – |
| 2024年/1年/1万km | 365万円 | 313万円 | 86% | 53万円 | 53万円/年 | |
| Zプレイ 1.5L eHEV 前期 | 2024年/1年/1万km | 351万円 | 349万円 | 99% | 2万円 | 2万円/年 |
| 2023年/2年/2万km | 351万円 | 318万円 | 91% | 33万円 | 16万円/年 | |
| 2022年/3年/3万km | 338万円 | 288万円 | 85% | 50万円 | 17万円/年 | |
| 2021年/4年/4万km | 338万円 | 280万円 | 83% | 58万円 | 14万円/年 |
特に注目すべきは、前期モデルの1年落ち(2024年式)で残価率99%という驚異的な数値を記録している点。
年間わずか2万円の負担で乗れる計算になり、これはガソリン車の異常高騰を除けば、ヴェゼルの中で最もコストパフォーマンスが高い乗り方です。



【注意】「パノラマルーフ付き」は別格です。
Zプレイパッケージで「パノラマルーフ」を装着している場合、スリランカへの輸出需要が非常に高いため、「表の価格+70万円以上」というプレミア価格が付いています。もしお持ちなら、今が最高の売り時です。
ここからは旧型モデルのリセールバリューを紹介します
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| グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Zホンダセンシング 1.5L ハイブリッド 後期 | 2021年/4年/4万km | 305万円 | 181万円 | 59% | 124万円 | 31万円/年 |
| 2020年/5年/5万km | 305万円 | 162万円 | 53% | 144万円 | 29万円/年 | |
| 2019年/6年/6万km | 305万円 | 148万円 | 49% | 157万円 | 26万円/年 | |
| 2018年/7年/7万km | 305万円 | 138万円 | 45% | 168万円 | 24万円/年 | |
| Zホンダセンシング 1.5L ハイブリッド 前期 | 2017年/8年/8万km | 301万円 | 109万円 | 36% | 191万円 | 24万円/年 |
| 2016年/9年/9万km | 301万円 | 103万円 | 34% | 198万円 | 22万円/年 | |
| Z 1.5L ハイブリッド 前期 | 2015年/10年/10万km | 290万円 | 81万円 | 28% | 209万円 | 21万円/年 |
| 2014年/11年/11万km | 290万円 | 67万円 | 23% | 224万円 | 20万円/年 |



このデータからも、メンテナンスコストを考えると「リセールの良いうち(3〜5年目)」で乗り換える方が、長期保有よりもトータルコストを抑えやすいことがわかります。
ボディカラーのリセール幅は大きい


| 順位 | ボディカラー | オプション代 | 落札台数 平均距離 平均相場 | 基準色との 価格差 | 実質的な価値 (価格差 – オプション代) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ボタニカルグリーン・パール | 3.9万円 | 22台 0.6万km 373万円 | +39万円 | +35.1万円 |
| 2位 | スレートグレー・パール | 3.9万円 | 30台 0.7万km 364万円 | +30万円 | +26.1万円 |
| 3位 | プレミアムクリスタルレッド・メタリック | 6.0万円 | 9台 0.8万km 358万円 | +24万円 | +18万円 |
| 4位 | プレミアムサンライトホワイト・パール | 6.0万円 | 87台 0.9万km 356万円 | +22万円 | +16万円 |
| 5位 | プラチナホワイト・パール | 3.9万円 | 282台 0.9万km 354万円 | +20万円 | +16.1万円 |
| 6位 | シーベッドブルー・パール | 3.9万円 | 17台 0.7万km 353万円 | +19万円 | +15.1万円 |
| 7位 | クリスタルブラック・パール | 0円 | 137台 0.8万km 334万円 | ±0 | ±0 |
ヴェゼルのボディカラーは、「7色」展開になっています。
それぞれに個性があり、定番のホワイト系から、落ち着いたグレーやブラック、鮮やかなレッドやブルー、そして自然な雰囲気のグリーンまでバリエーションが豊富です。
ヴェゼルのボディカラーは「定番」と「個性派」どちらにも振れるので、ライフスタイルや好みに合わせて自由に選べるのが大きな魅力です。
1位 ボタニカルグリーン・パール


ナチュラルな雰囲気のグリーン。流通台数が少ないため相場は不安定ではあるが、現状は圧倒的1位。
2位 スレートグレー・パール


都会的でスタイリッシュなグレー。ホワイトと同じようにリセールも高く、安定感のある選択肢といえます。
3位 プレミアムクリスタルレッド・メタリック


情熱的でスポーティな印象のレッド。現状は高リセールだが、長期目線では選ぶ人は限られるので不安定な相場になると考える。
4位 プレミアムサンライトホワイト・パール


鮮やかで光沢感のあるホワイト。洗練された印象で幅広い世代に選ばれており、中古車市場でも常に高評価を受けるカラーです。
5位 プラチナホワイト・パール


落ち着いたホワイト系で、上品さと実用性を兼ね備えています。リセールの安定感があり、買い替え時も安心できる選択肢です。
PLaYパッケージ(プレイパッケージ)





プレイパッケージはどれも大差はないですが、「プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック」がリセール1位です。
内装は4種類
| G・eHEV X | eHEV Z |
|---|---|
![]() ![]() ブラック(ファブリックシート) | ![]() ![]() ブラック(コンビシート) |
| シンプルで落ち着いた雰囲気。 | しっかり感と上質さを両立した内装。 |
| eHEV X HuNTパッケージ | eHEV Z PlaYパッケージ |
|---|---|
![]() ![]() カーキ×ネイビー(コンビシート) | ![]() ![]() グレージュ(コンビシート) |
| アウトドアテイストな組み合わせが個性的。 | 明るくて開放感のあるグレージュカラー。 |
https://www.honda.co.jp/VEZEL/
現行ヴェゼルの内装カラーは、各グレードごとに設定された1種類のみ(計4種類)です。
メーカー&販売店オプションで査定額に差が出る


- パノラマルーフ+マルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオ:238,830円(Zプレイパッケージのみ装着可能)
- スリランカ向けの1年落ち未満では、パノラマルーフは「超必須オプション」で、付いているだけで査定が100万円以上アップが期待。



ただし、これはあくまで輸出特需によるプレミア価格です。国内市場だけで見れば、パノラマルーフのプラス査定は10万円前後が一般的です。
- 9インチHonda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器+ワイヤレス充電器:220,000円(Zプレイパッケージは標準装備)
- マルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオ:127,600円
- スリランカ向け1年落ち未満に限り、装着有無で+査定20万ほどになる必須オプション。



上記2つは本来5~7割返る優秀なオプションですが、無理して付けるレベルではありません。
なぜこれほどまでにパノラマルーフが人気なのでしょうか?
理由としては、スリランカのような国では、車は単なる移動手段だけでなく、ステータスシンボルとしての側面が強いからです。



開放感があり、見た目も豪華なパノラマルーフは、富裕層にとって非常に魅力的な装備であり、それがプレミア価格に繋がっています。
- 各種ディーラーナビ:約200,000円
- ディスプレイオーディオ:99,000円
※ディーラーナビは売却時の戻りが3~5割(約10万円)ほど。長く乗るなら満足度重視でOKですが、コスパ重視ならディスプレイオーディオもおすすめです。
評価されにくいオプション
- フロアマット
- ディーラーナビ
- 社外アルミホイール
- オーディオカスタム
こうしたフロアマットやディーラーナビ、社外アルミホイール、オーディオカスタムといったオプションは、基本的に査定ではあまりプラス評価されません。
また基本的な考えとして、社外オプションの評価は低いと思っておいて間違いありません。
購入相談|あなたが選ぶべきヴェゼルは?


ヴェゼル選びは「どう乗りたいか」によって、おすすめの仕様も大きく変わってきます。
多くの方が気になる「リセール重視」と「満足感やコストパフォーマンスの両立」、それぞれにおすすめの選び方をご紹介します。
リセール重視派の選び方


- パノラマルーフ+マルチビューカメラシステム+プレミアムオーディオ:238,830円
リセールで大きな差がつく鉄板オプション。
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック:+60,500円
オプション代が発生しますが、リセールを考えると選びたいカラーです。



この仕様なら、どのタイミングで売っても損をしにくいですね。相場がバブル状態の今は残価率100%超えも狙えます!
満足感もコストも両立したい人向けの選び方


- 「リセールバリューはもちろん大事だけど、そのためだけに最高グレードを選ぶのは少し気が引ける…」
- 「毎日の運転が楽しくなるような、質感と価格のバランスが取れた一台が欲しい」
そう考える方は多いはずです。リセールを意識しつつも、初期費用を抑え、日々の満足感を最大化したい。そんな堅実なあなたに一番おすすめしたいのが、この組み合わせです。
最上級の「PLaYパッケージ」は確かにリセールが驚異的ですが、その分、車両本体価格も高くなります。
一方で、標準グレードの「e:HEV Z」は、PLaYとの価格差(約20万円)を抑えながらも、内外装の質感や装備が充実しており、所有する満足感は非常に高いです。



リセールも十分に高水準を維持しているので、数年後の売却時にも「このグレードにして良かった」と思えるはずですよ。
グレード
- e:HEV Z
オプション
- 9インチHonda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器+ワイヤレス充電器:220,000円
ボディカラー
- プラチナホワイト・パール:+39,000円
- スレートグレー・パール:+39,000円



この組み合わせなら、過剰な投資をせずにヴェゼルの魅力を最大限に味わえます。まさに「賢い大人の選択」ですね。
みんなはいくら引いてもらった?独自アンケート結果


僕がとったアンケート結果を見ると、ヴェゼルの新車値引きは「10~20万円」「20~30万円」「30~40万円」となっています。
実際の商談では10万円台後半から30万円前後の値引きが目安になっていることがわかります。



人気車ですが思いのほか値引きが多いのが特徴ですね。
最近は本体価格だけでなく、オプション値引きも含めて交渉するケースが増えているので、「総額でどこまで下げてもらえるか」を意識してみると良いでしょう。
このデータを参考に、値引き交渉の際は20万円前後をひとつの基準にしてみてください。
【維持編】維持費&総支出のリアル【ローン・保険・コーティング】


このパートでは、ヴェゼルの維持費や総支出について、実際にかかる金額イメージを具体的に解説しています。
ローン金利・諸費用込みの総負担額


eHEV Z・PLaYパッケージの本体価格355万円を5年フルローンで組んだ場合、金利ごとに返済総額がどのように変わるかを表でまとめています。
| 金利 | 返済総額 |
|---|---|
| 2% | 3,698,004円 |
| 4% | 3,871,980円 |
| 6% | 4,051,023円 |
たった数%の金利差でも、5年ローンの総支払額にはこれほど大きな違いが生まれます。2%と6%では、その差なんと35万円以上!
「金利なんて誤差でしょ」と甘く見ていると、数年後に驚くほどの出費差になって返ってくるので、ローン選びは本当に侮れません。当サイトのクラウドローンの記事も参考になりますよ。


損し続けている人が多い「自動車保険料」





これ、僕がいつも「もったいないな」と感じているポイントです。実は、保険の契約先を見直すだけで、年間数万円単位の節約ができるケースがほとんどなんです。
代表的なモデルケースはこのようになっています。
【試算条件:35歳男性・東京都在住・ゴールド免許・20等級など】※補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
| 保険の契約先 | 年間保険料 |
|---|---|
| ディーラー・代理店で契約する「代理店型」 | 約8万円 |
| ネットで直接契約する「ダイレクト型」 | 約5万円 |
| 差額 | 年間 約3万円 |
年間で3万円。もし5年乗れば、保険の契約方法が違うだけで15万円もの差。知らずに損し続けている人も少なくありません。



15万円は大金ですよね!?
保険の見直しは手間もかからず、ネットで一括見積もりも可能です。保険について詳しく知りたい方はインズウェブの記事を読んでみてください。


ボディコーティングで本当に査定は上がる?


ボディコーティングは「リセールで有利になる」と思われがちですが、実際の査定ではコーティングの有無そのものはほとんど評価されません。
ただし、ボディがキレイな状態を保てれば、全体の印象が良くなり、査定担当者の心証や中古車としての見栄えアップにつながるメリットはあります
普段の手入れをラクにしたい方や、少しでもキレイな状態で乗りたい方にはクリスタルキーパーやシラザンコーティングのような人気コーティングがおすすめ。
汚れがつきにくくなるので、日常の洗車やメンテナンスが格段に楽になるはずです。
【売却編】最高額を引き出すための行動マニュアル


ヴェゼルを高く手放すには、「今が売り時かどうか」をしっかり見極めることが大切です。ただ何となく売ってしまうと、数十万円の差が出ることも珍しくありません。
僕が考える「ベストな売却タイミング」と「やっておくべきこと」をまとめてお伝えします。
【最終結論】最も高く売れる乗り換えタイミング


- ガソリン車は3年目の車検前を最優先、次いで5年・7年目
- eHEVは特需が続く今が最高値。波が落ち着けば3年・5年・7年目もチェック
このタイミングを意識するだけで、数十万円単位で得をすることも珍しくありません。
ガソリン車とハイブリッド車について詳しく見ていきましょう。
- 3年目の車検前が最大の売りどき
- このタイミングは海外輸出の需要が強くなり、相場が大きく上がる傾向があります。
- 5年目・7年目の車検前も一定の需要がある
- 最初の3年で動くのがいちばん有利。走行距離やコンディションが良いほど、プラス査定も期待できます。
- 新車登録から1年未満の高年式車が、今まさにバブル状態
- スリランカ特需の影響で一気に相場が高騰しています。
- 落ち着いた後でも、3年目・5年目・7年目の車検前は引き続き高値売却が期待
- いずれにせよ車検前はリセールに有利なタイミングです。



スリランカ特需は非常に不安定で、現地の状況次第ですぐに終息する可能性があります。「今この瞬間の波を逃さないこと」が最大のポイントです。
プラス査定とマイナス査定の分かれ道
- サッと掃除をして内外装をスッキリ見せる
- ペットやタバコのニオイがない車内
- 備え付けの書類や備品をきちんと準備しておく
- 自分で直したキズやへこみ
- 社外パーツでのカスタマイズ
- やり過ぎたボディコーティング



軽く内外装をキレイにするくらいでOKです!小さな傷は自分で直さず、そのままにしておきましょう。
【最終戦略】プロが使う実践的な交渉術


同じヴェゼルでも、売り方ひとつで査定額に数十万円の差が生まれます。
ディーラー任せや言い値で即決では、本当の相場を知らずに大きく損をしてしまうことも。
逆に、ちょっとした工夫や交渉のテクニックを知っているだけで、驚くほど有利な条件を引き出せるのが今の中古車市場です。
誰もが簡単に査定額を大幅にUPさせるノウハウが、一括査定を利用することです。



クルマの価値は、売るときの工夫ひとつで変わります。迷ったら、とりあえず一括査定を試してみてください。
きっと、想像以上の結果が出ますよ。
一括査定のススメ|複数社比較で最高額を引き出す方法


業者同士が自然に競い合うので、自分で値上げ交渉をしなくても最高額を引き出しやすいのが魅力。
僕が実際に使ってみて「これは便利」と感じたのが、MOTAとCTNの2つ。



まずは、この2つで一括査定をするのがベストな判断だと思います。
意外と見落としがちな一括査定の4つのデメリット


- 電話が集中するサービスもある
- 即決を迫られる場面も
- 必ず複数業者を比較する
- 地域によっては業者が少ない
一括査定を使う際にもっとも自覚しておきたいのは、申込後に電話が一気にかかってくることや、その場で即決を迫られるケースがあることです。
必ず複数業者を比較すること、そして地域によっては業者数が限られる点も忘れずに。こうしたデメリットを知った上で利用すれば、納得のいく売却ができますよ。
売却で損しないための一括査定サイトランキング


中古車市場で少しでも高く売りたいなら、どこで査定を取るかが本当に重要です。
僕自身も比較してみて、サイトごとに10万円以上の差がつくことも珍しくありませんでした。
正直、ランキング上位のサービスから選ぶだけで「損しない売却」への近道になります。本気で高値を狙う方は、ぜひ下のページで僕の評価や体験談もチェックしてみてください。





僕のYouTubeやLINE無料相談でも、「このサイトを見て高く売れた!」という声がヴェゼルオーナーから本当に多く届いています。
少しでも好条件で手放したい方は、ぜひこのランキングページを一度チェックしてみてください。きっと納得できる売却のヒントが見つかるはずです!
よくある質問(FAQ)


ここでは、これまで多くのオーナーさんや相談者の方からリアルに寄せられた本音の質問をまとめました。
他にも気になるポイントがあれば、気軽にLINEやYouTubeコメントでご相談いただければ、実体験や現場目線でお答えします。
- 保険料は見直した方がいいですか?
-
見直し、大事です!新車を買ったときや乗り換え時って、ついディーラーの言うままに高い保険に入りがちなんですが、ネット型で比べると年3万円くらい平気で差がつきます。ここはインズウェブの記事で詳しく触れています。
- 納車待ちの期間はどれくらい?
-
人気グレードやカラーの場合、納車まで数ヶ月待つことも。販売店によっても状況が違うので、2~3店舗くらいで納期を確認しておくと、無駄な待ち時間を減らせます。
- ヴェゼルのリセールが高いグレードやカラーはどれ?
-
Zプレイパッケージやプレミアムサンライトホワイトパールなど、人気のグレード・色はリセールが高くなりやすいです。オプション装備も重要なポイントになります。
- 走行距離が多いと査定にどのくらい影響しますか?
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年間1万kmを超えると査定がやや不利になる傾向がありますが、人気モデルのヴェゼルはそれでも高値がつくこともあります。日頃のメンテナンスや清潔感も評価ポイントです。
- ローンはどのように組むのが一番お得ですか?
-
ローンは金利で損得が変わります。ディーラーのまま通すと割高なことが多いので、ネットや銀行ローンも必ず比べてみてください。1%違うだけで数万円単位で変わります。クラウドローンの記事も参考になります。
- 一括査定は本当に使うべき?
-
はい、高く売りたいなら必須だと考えています。同じクルマでも査定会社によって10万円以上の差がつくことも珍しくありません。当サイトの人気ページ、一括査定サイトランキングでも詳しく解説していますので、参考にしてください。
まとめ


今回の記事をまとめます。ヴェゼルは、僕も本当にバランスの取れた良いクルマだと感じています。
通勤や普段の買い物はもちろん、ちょっと遠出したくなるような快適さや安心感があって、「乗る楽しさ」がちゃんとあるクルマです。
そのぶん、いつ手放すか、どう売るかによって、あなたの手元に戻るお金がガラッと変わるのもこのクラスの特徴。この記事が少しでも、ヴェゼルと上手に付き合うヒントになれば嬉しいです。
大事なのは、「このタイミングで動いてよかった」と思える納得の選択。あなたなりのベストなヴェゼルライフを、しっかり楽しんでください。



















