新型プリウスで損しないグレード・色選びの正解|リセール徹底解説

プリウスって、どの世代を見ても「この車を選んで良かった」という声が本当に多いです。現行60系はもちろん、過去モデルも世代を問わず「安心して選べるエコカー」として幅広い層から支持されているクルマです。

「燃費が良いのは当たり前」というイメージがありますが、実際に使ってみると、それだけじゃない魅力が見えてきます。
新しいモデルは安全装備も進化していて、長距離でも街乗りでもストレスなく運転できるし、何よりデザインもすごくスタイリッシュになったと評判です。
初めてのハイブリッドとして選ぶ方、久しぶりの買い替えでプリウスに戻ってくるシニア層まで、「結局プリウスに落ち着く」という声が今でも絶えません。

カローラ、ヤリスクロス、ヴェゼル、ノートe-POWERなどと比べても、常に高い評価を維持しています。
- 【購入】どのグレード・カラー・オプションを選ぶと損しにくいか分かる
- 【維持】維持費や日常コストを抑えるポイントが分かる
- 【売却】一番得する売却タイミングや現行相場が分かる
このページでは、本当に得するプリウスの選び方・手放し方を、最新データ・現場情報とともに分かりやすく解説します。
また、下記でプリウスのリセールや実際の買取・乗り換え体験談や最新リセールデータも紹介中です。
【2025年8月最新】プリウスのリアルタイム相場動向


昨年まで続いていた新型ご祝儀相場は落ち着きを見せたものの、相場全体は依然として強い安定感があり、「プリウスならまず損しにくい」という評価は変わっていません。
このセクションでは、直近1年の残価率推移グラフと最新の実勢データをもとに、プリウスの今の相場がどう動いているのか、現場の空気感とあわせて詳しく解説します。
全年式平均・Z・ハイブリッド


しかし、秋以降は市場の流通量が増えたことで熱狂が落ち着き、相場は緩やかな下落トレンドへ移行しています。
- 2024年7~8月は残価率92%台を維持
- その後は90%→89%→86~87%台へと徐々に落ち着く推移
- 2025年6月時点でも87~88%台を維持
- 最新データでは85%台まで微減
それでもプリウスは、同クラスのハイブリッド車と比べても圧倒的に高いリセールバリューを誇ります。



「プレミア相場」の終了=暴落ではなく、異常な高値から本来の安定水準へ正常化したというのが現場の見方です。
【プロの予測】今後の中古相場はこう動く


新型プリウスの相場は、かつてない熱狂的な高騰を経て、いま「本来の価値」に落ち着く正常化のフェーズへ移行しています。2025年夏時点でも依然としてリセールバリューは高水準。
一方で、今後は短期で大きく値上がりを狙う時代ではなく、「安定した資産価値」を重視するステージに入ったといえるでしょう。
プリウスが安定して高値を維持できる2つの理由
プリウスは、かつて「燃費の良い特別なエコカー」として登場しましたが、現在ではハイブリッド車が当たり前の時代です。
その中で新型プリウスは、未来的なデザインという新しい価値を打ち出し、市場で一気に注目を集めました。
当初はこの斬新さが熱狂的な高値の要因になりましたが、街で見かける機会が増えるにつれ、「特別な車」から「人気のカッコいい車」という存在へと変化しています。
現在と未来予想


今のプリウス相場は、60系が出た直後のバブルみたいな高値はすっかり落ち着いて、今はしっかり地に足がついた感じです。
流通量が増えて、残価率も少しずつ下がってきてはいますが、もともとが異常に高かっただけ。2025年夏時点でもプリウスのリセールは依然として高い水準を保っています。
現場でも「プリウスは損しにくい車」という評価は根強く、他車種と比べても値崩れの幅が小さいのが特徴です。
これから先も、「いきなりガクッと値段が落ちる」というリスクはほとんどなさそうです。年間2~3%程度の緩やかな下落が続くと予測されます。
これは、世界中でバランス良く需要があるグローバルモデルであることが背景です。
ただし、トヨタのカローラやヤリスクロス、ホンダのヴェゼルといった競合車種との競争や、年式の経過、新型モデルの登場による価値の変動は今後も注意が必要です。
それでも、プリウスが持つ幅広い人気とグローバルな需要がある限り、中長期的に見ても相場が急落するリスクはまずありません。
プロとしての助言!プリウスを高く売るベストタイミング


今プリウスを焦って売る理由はないです。短期の高騰はもう過ぎましたが、相場は安定しているので、焦らずタイミングを見極めて大丈夫です。
大切なのは、「次の車検」や「家族構成の変化」など、自分のライフスタイルに合わせて乗り換えを考えること。リセールはあくまでおまけです。



これこそ、僕が現場でおすすめしたい一番の売り方です。
グローバルで売れる!年式と輸出ルールで狙うプリウス高値売却
輸出する国によって年式や環境基準、安全装備のルールが細かく違います。高値で売るためにも、それぞれの規制を事前に調べておきましょう。
【ハイブリッド車】海外でも燃費や耐久性が評価され、年式や現地の規制によってリセール相場が大きく変動します。
主な輸出先 | 原則的な年式規制 | 市場の特性と注意点 |
---|---|---|
パキスタン スリランカ | 3年以内 | 慢性的なガソリン高の影響で、プリウスは両国の都市部を中心に「賢い選択」として支持。「製造から3年」という輸入期限が相場を大きく左右し、期限直前は高騰しやすい傾向がある。 |
アフリカ諸国 (ケニア、タンザニアなど) | 8年以内 | 「走るATM」と呼ばれるほど、プリウスはタクシーや配車アプリ車両として圧倒的な燃費性能がそのまま利益につながります。「壊れないトヨタ」としての信頼も加わり、ビジネスユースでは最強の一台と評価されています。ケニアの「8年ルール」など輸出期限が近づく「7年落ち」のタイミングは、とくに需要が高まります。 |
ニュージーランド | 年式規制は緩やか (適用外) | 最重要市場の一つ。 厳しい「クリーンカー・スタンダード」制度により、プリウスのような低燃費車は税制的に強く優遇。ガソリン価格が高いため、燃費の良さが生活に直結する大きなメリット。 環境意識の高さから「ハイブリッドに乗ること」自体に評価。 |
イギリス アイルランド | 年式規制は緩やか (適用外) | 日本と同じ右ハンドルであるイギリスでは、ロンドンの「ULEZ(超低排出ゾーン)」など都市部の厳しい排ガス規制をクリアできるプリウスの中古車価値が非常に高い。個人タクシーや配車サービスのドライバーから圧倒的な支持を集めている。 |
モンゴル カリブ諸国 | 年式規制は緩やか (適用外) | モンゴルの厳しい寒さやカリブ諸国の島嶼部でも、トヨタの信頼性と燃費の良さは大きな価値となっている。首都ウランバートルの渋滞ではハイブリッドの強みが活かされ、旧型プリウス(20系・30系)もいまだに高い人気。 |
【購入編】リセールバリューを左右するスペック選び


プリウスを選ぶ際、「どのグレード・オプション・カラーを選ぶか」で将来のリセールバリューは大きく変わります。せっかく買うなら、少しでも高く売れる仕様を選びたいのが本音ですよね?
この章では、実際の市場データに基づいた、損しないスペック選びのポイントを詳しく解説します。
グレード別リセールバリューランキング


- Z・ハイブリッド
- G・ハイブリッド
- Z・プラグインハイブリッド
- G・プラグインハイブリッド
※Xグレード落札データ少
プリウスの現行型では、Z・ハイブリッドが最も高いリセールバリューを維持しています。
続いてG・ハイブリッド、Z・プラグインハイブリッド、G・プラグインハイブリッドの順で評価が高く、どのグレードも中古市場で安定した人気があります。
プラグインハイブリッド車のリセールバリュー


プラグインハイブリッドモデルは、新車時に受け取れる国や自治体の補助金を活用することで、実質負担額を大幅に抑えられるのが最大のメリットです。
EV補助金を満額受けられる「4年間の保有」を満たせば、年間コストを最小限に抑えつつ、お得に乗り換えできるのがPHEVの強みです。
新型プリウス・Z・プラグインハイブリッド
グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
---|---|---|---|---|---|---|
Z プラグインハイブリッド | 2025年/0年/0km | 467 | 万円416 | 万円89% | 51万円 | – |
2024年/1年/1万km | 467万円 | 366万円 | 78% | 101万円 | 101万円/年 | |
2023年/2年/2万km | 467万円 | 342万円 | 73% | 125万円 | 62万円/年 |
新車購入直後は、残価率89%と高い水準ですが、支払総額から買取相場を差し引いた実質の負担額は51万円。
ここから1年目、2年目と年数が経過するごとに残価率は下がり、2年目には73%まで低下します。特に2年目は年間コストが62万円と大きくなるため、短期での売却は割高になりやすいのが現実です。



「EV補助金は4年乗ると満額貰える」ということも考えると、PHEVモデルは「短期で回すより、しっかり乗ってから売る」ことで最大の恩恵を受けられる車種です。
ハイブリッド車のリセールバリュー


プリウスのハイブリッドモデルは、中古市場でも圧倒的な安定感を誇ります。特に上位グレードは、新車から数年経っても残価率が高く、「プリウスを買って損した」という声はほとんど聞かれません。
新型プリウス・Z・ハイブリッド
グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
---|---|---|---|---|---|---|
ハイブリッド | Z2025年/0年/0km | 381万円 | 352 | 万円92 | %29 | 万円– |
2024年/1年/1万km | 381万円 | 330万円 | 86% | 52万円 | 52 | 万円/年|
2023年/2年/2万km | 381万円 | 316万円 | 83% | 65万円 | 33万円/年 | |
2022年/3年/3万km | 381万円 | 287万円 | 75% | 95万円 | 47万円/年 |
Z・ハイブリッドは、新車から2年経っても残価率が83%、年間負担額が30万円台という驚異的な安定感が魅力です。1年落ち時点でも残価率は86%、実質負担額は52万円に抑えられています。



支払総額に対する買取相場の戻りが大きいため、「乗り換え時も安心」という声が多いのが特徴です。
新型プリウス・G・ハイブリッド
グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
---|---|---|---|---|---|---|
G ハイブリッド | 2025年/0年/0km | 334万円 | 302万円 | 91% | 31 | 万円– |
2024年/1年/1万km | 334万円 | 287万円 | 86% | 47万円 | 47 | 万円/年|
2023年/2年/2万km | 334万円 | 282万円 | 85% | 51万円 | 26万円/年 |
G・ハイブリッドも同様に、2年落ちで残価率85%、年間負担額20万円台と堅実な実績を持っています。1年落ちでは残価率86%、実質負担額は47万円で、上級グレードのZにかなり近い水準と言えるでしょう。
「予算や装備とのバランスを見ながら、少しでもコストを抑えたい」「でもリセールも妥協したくない」という方に選ばれる傾向です。



ただ上級グレードのZと年間の負担額がほぼ変わらないので、どうせ選ぶなら装備も充実したZをおすすめします。
旧型プリウス・A・ハイブリッド・後期


グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
---|---|---|---|---|---|---|
A 後期 | 2022年/3年/3万km | 310 | 万円209 | 万円68 | %101万円 | 34万円/年 |
2021年/4年/4万km | 310万円 | 190万円 | 61% | 120万円 | 30万円/年 | |
2020年/5年/5万km | 310万円 | 172万円 | 56% | 138万円 | 28万円/年 | |
2019年/6年/6万km | 310万円 | 156万円 | 50% | 154万円 | 26万円/年 |
後期モデルは3年落ちで残価率68%、年間負担額は34万円ほどに落ち着いていますが、年数が進むと残価率は下がり、5年落ちで56%、6年落ちでは50%まで低下します。
モデルチェンジを挟むと残価率が一気に下がるため、年間の負担額は新型とあまり変わらないのが現実です。



車検や今後の維持費を考えると、3年・5年・7年目のタイミングで乗り換えを検討するのもおすすめです。
旧型プリウス・A・ハイブリッド・前期
グレード | 年式 / 経過年数/ 走行距離 | 支払総額 (A) | 買取相場 (B) | 残価率 (B/A) | 実質の 負担額 (A-B) | 毎年いくら 払うと 乗れる? |
---|---|---|---|---|---|---|
A 前期 | 2018年/7年/7万km | 302万円 | 128 | 万円42 | %174万円 | 25 | 万円/年
2017年/8年/8万km | 302万円 | 114万円 | 38% | 188万円 | 24万円/年 | |
2016年/9年/9万km | 302万円 | 109万円 | 36% | 193万円 | 21万円/年 |
前期モデルになると、残価率はさらに下がり、2018年式で42%、2017年式で38%、2016年式では36%と、年式が古くなるほど負担額の伸びは緩やかです。
年間の負担額は21〜25万円台に抑えられますが、車両状態や走行距離によって実際の査定額は大きく変わります。



乗るか売るかの判断は、資産価値・維持コスト・車検代を見ながら計画的に判断するのが賢い選択です。
ボディカラー別リセール


ボディーカラー順位 | オプション代 | 落札台数 平均距離 平均相場 | 基準色との 価格差 | 実質的な価値 (価格差 – オプション代) | |
---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() 1位 プラチナホワイトパールマイカ 〈089〉(Z・G) | 3.3万円 | 50台 0.9万km 362万円 | 5万円 | +1.7万円 | |
![]() ![]() 2位 アティチュードブラックマイカ 〈218〉(Z・G) | 0円 | 1.0万km 357万円 | 32台±0 | ±0 | |
![]() ![]() 3位 アッシュ〈1M2〉(Z・G) | 0円 | 26台 0.8万km 354万円 | -3万円 | -3万円 | |
![]() ![]() 4位 エモーショナルレッドⅡ〈3U5〉(Z) | 5.5万円 | 5台 0.7万km 324万円 | -33万円 | -38.5万円 | |
![]() ![]() 5位 マスタード〈5C5〉(Z・G) | 0円 | 2台 1.6万km 294万円 | -63万円 | -63万円 | |
![]() ![]() 6位 ダークブルー〈8Q4〉(Z) | 0円 | 0台 -万km -万円 | – | – |
実質的な価値:基準となる「ブラックマイカメタリック(相場357万円)」を「±0円」として、各ボディカラーが「オプション代を含めて」どれだけリセールで得か損かを分かりやすく金額で示しています。
1位 プラチナホワイトパールマイカ


プリウスのボディカラーで、やっぱり「白」は外せません。実際に現場でも「白を探してるんです」と言うお客さんが本当に多いです。
オークションでも入札がよく入りやすいし、実際に僕も「白なら大きく値崩れしない」と安心しておすすめできます。オプションで3.3万円かかりますが、「リセールで十分に元が取れた」という話も、これまで何度も聞きました。



プリウスは結局白が一番強い。どの現場でも買い手が多いから、リセール重視なら迷わず選んでOKです!
2位 アティチュードブラックマイカ


ブラックは、一度乗ってみると「この色、やっぱりカッコいいですね」と言われることが多いです。
リセールも安定して高めで、どの世代からもバランスよく選ばれている色です。
3位 アッシュ


最近じわじわ来ているのがグレー系のアッシュ。実際、現場でも「人とあまり被りたくない」と相談を受けてこの色をおすすめすることも増えています。
数年乗っても飽きないと話すオーナーも多いです。
内装は2種類


Z
- 合成皮革/グラディエントブラック
- 合成皮革/マチュアレッド
上質な合成皮革を使い、シートやインパネのカラーアクセントで高級感を演出。マチュアレッドはスポーティな雰囲気が強く、Zらしい特別感があります。
G
- 上級ファブリック/グラディエントブラック
Gグレードは上級ファブリック仕様。質感の高さと実用性のバランスが良く、シンプルで落ち着いた印象です。
おすすめできるメーカー&ディーラーオプションは?


メーカーオプション | |
---|---|
パノラマルーフ | 132,000円(+5万円ほどのリターン) |
ディーラーオプション | |
MODELLISTA NEO ADVANCE STYLE(5点セット) | 354,200円(6~8割ほどのリターン) |
MODELLISTA NEO ADVANCE STYLE(4点セット) | 279,400円(6~8割ほどのリターン) |
MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE | 104,500円(6~8割ほどのリターン) |
メーカーオプションのパノラマルーフは+5万円ほどのリターンが見込めます。
エアロやドレスアップ系は自分の好みに合わせてチョイスしても、大きな損は出にくい構造です。



パノラマルーフはプラス査定が期待できるのでオススメです。
購入相談|リセール重視派と満足重視派の分かれ道


プリウス選びは「リセール重視派」と「満足重視派」どちらを優先するかが大きく悩むところかもしれません。
ここでは現場データとクライアント推奨仕様をもとに、それぞれにぴったりの一台を選んでみました。
リセール特化型の選び方


リセール特化型の選び方 | |
---|---|
グレード | Z・ハイブリッド |
ボディカラー | プラチナホワイトパールマイカ |
オプション | パノラマルーフ |
「とにかく損したくない、手放すときに高く売りたい」という人には、定番の鉄板仕様がベスト。
Zグレードのハイブリッド・白・パノラマルーフ付き。この組み合わせはどこの現場でも「間違いない」と言われています。



僕も相談されたときは、「迷ったらこれを選べば損はない」とオーナーさんに伝えている本音です。
満足度×コスパ型の選び方


満足度コスパ型の選び方 | |
---|---|
グレード | Z・プラグインハイブリッド |
ボディカラー | スーパーホワイトⅡ アティチュードブラックマイカ |
オプション | メーカーオプション パノラマルーフ ディーラーオプション モデリスタエアロ(好みで選択) |
「毎日しっかり使いたい」「お得感も満足感も大事」という人なら、PHEV(プラグインハイブリッド)を選ぶのが正解です。
PHEVなら、国の補助金が丸ごと受け取れる4年所有が前提にはなりますが、そのぶんガソリン代も安く抑えられるし、装備もワンランク上。
実際に4年間しっかり乗ってから手放せば、補助金もそのまま得できて、リセールも高いまま。維持費や経済性、乗り心地まで“いいとこ取り”できるのが、今のPHEVプリウスの強みです。
プリウスの値引きはどこまで可能?現場アンケートから見えた本音


プリウスの値引きは、2025年現在「思ったより渋い」という声が圧倒的です。
独自アンケートでは、実際に値引き交渉できた金額はかなり限られており、0~30万円台が現実的な目安。大幅値引きはほとんど期待できない状況です。
- 0~15万円 …11%
- 15~30万円 …5%
- 30~50万円 …12%
それだけプリウスが「値引き頼みで売る車ではない=強い商品力を維持している」証拠。



ただうまく粘れば、30~50万円の値引きになることも!交渉次第で意外といける可能性があります。
【維持編】維持費&総支出のリアル【ローン・保険・コーティング】


プリウスの購入を検討する上で、「結局トータルでいくらかかるのか?」は誰もが気になるポイントです。
人気グレードのZ・ハイブリッドを例に、実際にローンを組んだ場合の返済総額と、ランニングコストの現場データをまとめました。
月々の支払いは?気になるローンの全部


プリウス(Z・ハイブリッド)の本体価格381万円を、5年(60回払い)のカーローンで組んだ場合の試算です。
金利 | 返済総額 |
---|---|
2% | 3,983,858円 |
4% | 4,072,094円 |
6% | 4,163,650円 |
ローンは金利が1%違うだけで総支払額に数万円単位の差が出ます。少しでも条件を良くしたい方は、事前に複数社で比較・仮審査をしておくと安心です。
ローンの金利や総支払額で損したくない方は、「クラウドローン徹底解説」を一度チェックしてみてください。初心者にも分かりやすく、実際にどう比べればいいか、現場経験からポイントをまとめています。



少し調べておくだけで、数万円単位の差がつくことも…。
保険料の払いすぎ問題!気づいたら即見直しを


【試算条件:35歳男性・東京都在住・ゴールド免許・20等級など】※補償内容:対人対物無制限、車両保険あり、弁護士費用特約あり
保険の契約先 | 年間保険料 |
---|---|
ディーラー・代理店で契約する「代理店型」 | 約8万円 |
ネットで直接契約する「ダイレクト型」 | 約5万円 |
差額 | 年間 約3万円 |
自動車保険は「とりあえずディーラーで入る」という人がまだまだ多いですが、実はそれだけで毎年数万円をムダにしてしまうリスクがあります。
「インズウェブ解説記事」では、なぜ比較が必要なのか・何がいちばん損かを具体的に解説しています。



プリウスの維持費を本気で抑えたいなら、まずは保険料を比べてみることが大切です。
実際の査定はどう違う?みんなが気になるコーティング効果


「コーティングをしておくと高く売れるの?」とよく聞かれますが、実は査定額自体に大きなプラスはつきません。
プロの査定士は現状のボディ状態で判断するため、コーティングの有無自体は加点にならないケースがほとんどです。
結果として「きれいなまま売れる」「減点が減る」というメリットは確かにあるので、売るときのストレスもグッと減ります。
コーティングを選ぶなら、コスパ重視のクリスタルキーパー、または自分で仕上げたい派にはシラザンコーティングが多くのオーナーに支持されています。
【売却編】少しでも高く売るための売却戦略


プリウスの売却タイミングを間違えると、「あとで大きな損をした」と後悔するケースが実際によくあります。現場で差が出るポイントは売る時期と査定の取り方。
たったそれだけでも、実際の受け取り金額が数十万円変わることも。


補助金を満額受け取りつつ手放すには、「4年所有」がいちばん効率的。短期で手放すとコスト高になりやすいので、焦らず4年間しっかり使いきるようにしましょう。
「2~3年目の車検前」で売ると負担を最小限に抑えやすいです。そこを過ぎると査定額が落ちる流れなので、タイミングに迷ったら車検の前を一つの目安に。
1月・2月・7月・8月・9月は、中古車市場の需要が高まり、査定も高くなりやすいタイミングです。もちろん他の月でも極端なマイナスにはなりませんが、狙うならやっぱりこのタイミングが有利です。
【最終戦略】迷ったら一度は試してほしい一括査定


1社だけで決めてしまうと、数十万円もの差がつくことが普通です。複数社の査定を比較するだけで、最高値を引き出せる可能性がグッと上がります。
一括査定の流れとポイント
- 複数社で比較
- 一括で査定依頼
- 査定結果をもとに交渉
- 最高額が出る会社とだけ交渉すればOK
今、プリウスの売却で「納得できる価格で手間なく売りたい」という方には、





もっと具体的に現在の相場を知りたい場合は、LINE無料相場調査もご用意しています。プロの視点から、ひとつひとつ丁寧にお伝えします。
よくある質問(FAQ)


「これって自分だけ?」「みんなどうしてるの?」
プリウスの売り買いで実際によく聞かれる質問を、できるだけ現場に近い言葉でまとめました。ちょっとした疑問から失敗談まで、査定士として本音で答えます。まずここを参考にしてください。
- 一括査定って本当に必要?使わない人もいる?
-
一括査定サービスは、使うかどうかで最終的な手取りが大きく変わります。「営業電話がしつこそう…」と心配されますが、今はMOTAやCTNのような電話が少ないサービスもあるので、現場ではほとんどの方が一度は利用しています。
- 保険はみんなディーラーで入ってるの?
-
「そのままディーラーで…」という人が多いですが、ネット型を比較すると年間で3~4万円も違うことがよくあります。インズウェブで一括見積もりしてから決めるのが、最近は定番の流れです。
- ローンはどこで組む人が多い?
-
ディーラーローンや銀行ローンを選ぶ人が多いですが、クラウドローンのような複数社比較サービスも増えてきました。金利や条件は人によって大きく変わるので、「比較してから決めて良かった」という声が多いですよ。
- 修復歴があると、やっぱり安くなる?
-
はい。どんなに軽い修理でも修復歴ありだと、買取額は数十万円下がることがほとんどです。売却前には必ず状態を確認しておくと安心です。
- プラグインとハイブリッド、実際どっちがいいの?
-
「どっちを選んだらいいか迷う」という声は多いです。短期で売る・維持費重視ならハイブリッド。長く乗る・補助金を活かしたいならPHEV(プラグイン)。結局はライフスタイル次第。どちらも強みがあるので、迷ったら相談してください。
- プリウスの売却で損した!ってどんな時?
-
「補助金を返さないといけなくなった」「思ったより値落ちしてた」など、タイミングや状態で損した話はよく聞きます。また、一括査定を使用しないで後悔した声もよく聞きます。
まとめ


プリウスは、どの世代にも「間違いのない一台」として長く愛されてきたクルマです。
実際、僕のところにも「迷って決めきれない」「結局どの仕様が一番お得なの?」「売るときはどうしよう?」といったリアルな相談が毎日のように届きます。
もし迷っているなら、今回まとめた本音のデータや実際の取引の空気感を参考に、自分に一番合う選び方・売り方を見つけてほしいです。
焦って決めなくても大丈夫。大切なのは「納得して選ぶこと」「後悔しないこと」。それが、プリウスを本当に、いい一台にするコツです。
僕もみなさんのお手伝いができたら本当に嬉しいです。もし相場で迷ったときは、「LINE無料相場調査」で気軽に相談してみてください。
※ひとりで対応しているため、現在は売却が近い方のみの受付とさせていただいております。ご了承ください。
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